都会の喧騒から離れて草太が訪れたのは瀬戸内海の小さな島。大学時代の先輩をたより下宿生活をしようと考えるが、そこには、先輩はおらず、少女とねこと生活することに…。『ぱすてる』の小林俊彦が放つ、瀬戸内島女子高生×同居コミック!! 読み切り作品『セーラー服と監禁中。』を併録。
鉄道漫画の旗手・池田邦彦が挑む新境地!! 『カレチ』『甲組の徹』『グランドステーション』など、数多くの鉄道漫画を生み出してきた池田邦彦が 新たに挑むのは「仮想戦後活劇」! 物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。それぞれが東西陣営に属する国家となり、列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。両国の境界には強固な壁が建設され、国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。1962年の東トウキョウ。押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。その彼女が持つもうひとつの顔、それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!? “可能性としての東京”を舞台に、壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。
森川藍は都内で働くバリキャリOL。残業や深夜帰宅は当たり前、結婚ラッシュどころか終電にすら乗れない日々を送っている。そんな彼女が拾ったのは、とびきり綺麗な16歳の男の子・凪沙だった。猫のようにマイペースな凪沙との出会いが、藍の日常を少しずつ変えていく…。 癒し度100%・ホームスイートドラマ!
森川藍は都内で働くバリキャリOL。残業や深夜帰宅は当たり前、結婚ラッシュどころか終電にすら乗れない日々を送っている。そんな彼女が拾ったのは、とびきり綺麗な16歳の男の子・凪沙だった。猫のようにマイペースな凪沙との出会いが、藍の日常を少しずつ変えていく…。 1話の感情がぐちゃぐちゃになったところの藍への感情移入がすごかった…。辛いことがあると、「立ち直り方しってるから私は大丈夫」って考えちゃってそれが余計に自分をひとりに感じさせるんですよね。怒涛のセリフラッシュで完全に心持ってかれたなぁ。 凪沙は最初、懐かない猫みたいな存在だったけど、藍の人柄に触れていくうちに、心を開いていくところも本当に猫らしくて、癒しのようなきゅんを感じた。しかもこの年の少年って、驚くほど男性へと成長していくのが早いんですよね。そんな成長過程もしっかり描かれていて、男らしくなる凪沙に、また別のきゅんを感じられる。2度おいしいですね。 こちらの作者さん、場面の雰囲気の作り方がめちゃくちゃ上手だと感じた。ふたりだけの空間、そこに漂う空気感をコマ割りとアングルで緻密に表現している。
by れとれとさん (961)