弘兼憲史さんの作品の書影

弘兼憲史

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作品数:66

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プロフィール

弘兼 憲史(ひろかね けんし、1947年9月9日 - )は、日本の漫画家。山口県岩国市出身。有限会社ヒロカネプロダクション代表取締役。徳山大学客員教授。元山口大学客員教授。

弘兼憲史の作品

一覧
『課長 島耕作』の書影

課長 島耕作

3.48

2752

発刊: ~

通常版・他3作品

島耕作、34歳。肩書き、課長。出世にあくせくする気もないが、新しい椅子の座り心地はなかなか悪くない。島の所属する宣伝部の情報が、ライバル会社に漏れていた。調査を進めるうち、派閥絡みの社内政略にも発展し、島は渦中の発端にいる自分を知る。そして、事件の一因でもある、島にかかわる魅力と才覚を秘めた女性たち。油断してつきあおうものなら、手痛いしっぺい返しが待ち受ける。島課長もご用心!

『部長 島耕作』の書影

部長 島耕作

3.38

2156

発刊: 1995.8.2 ~

通常版・他3作品

島耕作は総合宣伝部の部長へと昇進を果たす。しかし社長交代や派閥争いのあおりを受け、出向や転属を繰り返す。ワイン事業に始まり、音楽事業など分野は多岐にわたる。娘との対面や大町久美子、かつ子らとのロマンスなど読みごたえあるストーリーも健在。

『黄昏流星群』の書影

黄昏流星群

3.13

1762

発刊: ~

通常版・他1作品

52歳の盛本芳春は、入社以来、30年間わき目もふらず仕事に励み、現在は銀行支店長の座にいる。会社人間で、本社への復帰を夢見ていたが、ある日系列会社への出向を打診され、呆然。自分の人生に疑問を感じて、ヤケ気味にスイス・マッターホルンへの旅行を決意。そこで優雅で上品な妙齢の日本人女性、誠子と知り合う。ホテルのレストランで食事の後、部屋で飲み直すことになるが、連絡先も本名も知らないまま、気まずく別れるはめに。彼女への恋心を抑えきれず、苦悩の日々を過ごしていたある日、意外な場所で再会を果たす。ふたりの恋心は一気に燃え上がるが、そこには障害も少なくなかった。

『会長 島耕作』の書影

会長 島耕作

3.20

785

発刊: 2014.0.4 ~

完結・全13巻

会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。

『常務 島耕作』の書影

常務 島耕作

3.23

618

発刊: 2005.6.5 ~

通常版・他1作品

中国全土を担当する初芝電産の常務取締役となった島耕作。北京初芝電産の董事長(とうじちょう)には新しく小栗が、同じく上海初芝電産の董事長には八木が就任した。従業員と昼食を共にし、中国社会に積極的に入っていこうとする小栗とは対照的に、語学は堪能だが基本的に中国嫌いの八木。二人のキャラクターの違いが、中国でのビジネスの明暗を分けていく――。

『加治隆介の議』の書影

加治隆介の議

3.00

572

発刊: ~

完結・全20巻

加治隆介、39歳。一流商社のエリートサラリーマンである彼には、政治家である父・元春と父の下で働く兄・春彦がいた。ところが、突然の事故で二人はこの世を去ってしまう。残された隆介は、選挙への出馬を要請されるが、総理直々の要請も蹴ってしまうが…政治不信の今、若き政治家・加治隆介が登場!永田町に風穴をあけられるか!?

『島耕作の事件簿』の書影

島耕作の事件簿

3.29

568

発刊: 2018.0.2 ~

完結・全1巻

家電メーカー・初芝電産の課長、島耕作。「いやな仕事で偉くなるより 好きな仕事で犬のように働きたいさ」社内では派閥に属さず、いつだって仕事に熱い男だった。バブルが弾ける直前の11月。「ねえ うちでワイン飲まない? すぐ近くなの」離婚や友人の死で心に空いた穴を埋めたい――それだけだった。「たった一夜の関係だと思ったのに」愛欲と金、そして権力が絡み合った巨悪事件に島は巻き込まれ…!?

『取締役島耕作』の書影

取締役島耕作

3.24

560

発刊: 2002.6.5 ~

通常版・他1作品

取締役に就任し、忙しい日々を送る島耕作。大町久美子との再会や、今野の退職、高市の結婚など、周囲の状況はどんどん変化していく。そして、九州での生活に別れを告げ、島耕作は中国・上海へ赴任することに。巨大マーケットにして、生産国としても発展途上の超大国・中国で、島耕作の新たなビジネスが始まる!!

『専務島耕作』の書影

専務島耕作

3.26

549

発刊: 2007.3.1 ~

通常版・他1作品

祝、昇進!! 仕事も女性も心の底から愛してる――。彼の生き方こそ、ラブ&サクセス。

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作品レビュー

一覧

4.6

4巻まで読みました

島耕作シリーズは、『課長島耕作』から現在連載中の『相談役島耕作』までモーニング連載なのですが、課長昇進までの過去編は、モーニング連載の島耕作と同時進行でイブニングで連載されていました。
本作『ヤング島耕作』はその第一弾で、連載時期としては2001年から2010年なので、『部長島耕作』と並行して連載が開始しました。
なお、『ヤング島耕作』は途中で主任に昇進し、『ヤング島耕作 主任編』として、タイトルとナンバリングが新しくなっています。
『ヤング島耕作』では、島耕作が初芝電器産業へ新卒入社して、肩書なしの一般社員として、歯車として働く姿を追ったものとなります。

新入社員の島耕作が、学生ノリから社会人としてのいろはを叩き込まれ、社会の汚さや我慢を覚え、時には、明らかに間違っていることに対して明確に自分の考えを伝えながら、少しずつ成長していく展開となります。
島耕作を主人公に据えたドラマではありますが、会社が一社員の動きでどうこう変わるというものでもなく、彼と、彼の周辺に及ぶ物語となります。
極端に非現実的などんでん返しや、特殊能力の類、どこかのビルの屋上でワイングラスを傾けながら、経済を思うままに揺り動かしてほくそ笑む謎の集団が現れるでもなく、あくまでも、一会社員が彼の力の及ぶ範囲で粉骨慢心します。
そんなマンガおもしろいのかというと、これが意外におもしろかったです。
私自身、週休8日を希望している側の社会人なのですが、様々なトラブルに遭遇し右往左往している彼の状況は、読んでいてとても先が気になり、ページが進みました。
また、島耕作の活躍により事態が決着した時には、喜びのようなものも感じられました。これが働く喜びというものなのか。

作中には、後に課長編以降でも登場するキャラが数多く出てきていて、そういう意味でも読んでいて楽しかったです。
初芝電産創始者の吉原初太郎、同僚の樫村建三、大泉裕介と馬島典子、そして、後に島耕作が最も信頼を置くこととなる中沢喜一等々、課長編以降を読んでいればおなじみの面々の過去の姿が登場します。
島耕作も若く描かれているのですが、女性を惑わすフェロモンはこの頃から健在らしく、女性関係は特に見習いたいと思いました。

昭和後期が舞台のサラリーマンマンガなので、言葉や通信手段も然り、文化や考え方も現代に則さないと思う部分があります。
それでも、こういう時代は確かにあったのだというなということを踏まえて、温故知新、学び取ることができる作品だと思いました。
主任の昇進辞令を受け取り、本作は引き続き『ヤング島耕作 主任編』に続きます。

ヤング島耕作

レビュー(4)件

既刊4巻

4.6

13巻まで読みました

『島耕作シリーズ』二作目。
尊敬する上司・中沢社長の右腕として活躍すべく、部長の役職に昇進した島耕作だが、初芝電器も不況の煽りから業績は右肩下がりで、中沢社長も責任を取って辞任することになる。
次期社長の候補は二人だが、反中沢派が社長になったときに処遇が悪化することを見越して、島は関連会社・初芝電産貿易で専務待遇で出向する。

課長として、社内の様々なプロジェクトを取り仕切っていた前作とは異なり、本作は関連会社に移動して、そこで采配を振るう場面が多いと感じました。
実際の企業で部長がどういうお仕事をする役なのか、私自身正直よくわかっていないところがあるのですが、本作では部長の島耕作が関連会社に出向し、そこで事業の立て直しを行う展開が主となります。
ワイン業界、音楽業界と、様々な業界で勉強しながら経験を積み、熟慮断行、公正明大に振る舞い、ときには運を味方につけ、また仲間のフォローも受けてビジネスを成功させる。
派閥に属さないまま、やり手のサラリーマンとしてその地位を確固たるものとする島耕作の活躍ぷりは課長から健在です。
仕事の責任は大きくなりましたが、前作が楽しめれば本作も引き続き楽しめる内容と思います。

彼の無理難題や圧力にもひるまず毅然と立ち向かう姿は、仕事の進め方の教科書としても通用するんじゃないかなと思うほどです。
脅しや嫌がらせなど、向かい風の無いポジションでもないにも関わらず、堂々とかつ楽しそうに仕事をする姿は、日本のサラリーマンとして憧れる姿に映りました。
ただ、部長になってある程度年を重ねているのですが、相変わらず女性関係は激しく、偶然街で出会った美女ととりあえず一発ヤッて、後でその子がお助けキャラとして登場するパターンは健在です。
サラリーマンの教科書とするには、島耕作レベルのセクシーを備える必要があるため難しいですね。

登場人物は大部分が過去作から引き続きます。
キャラの書き分けがちゃんとできていて、油も落ちたオジサマ達も久しぶりに登場しても大体覚えているので、非常に読みやすいです。
また、作中重要人物が死んでしまうのですが、その葬式シーンが本当に良かったです。
本当に、読者である私も含めて、皆に好かれるキャラクターだったんだなと、悲しいというよりも嬉しい気持ちになりました。名シーンだと思います。
大阪ショウルーム時代の部下・今野が本作では島の上長になるのですが、彼とのやり取りの最後もすごくスッキリします。
素晴らしいと思うのは、天罰覿面して"ざまあみろ"で終わるのではなく、ちゃんと向き合って理解してもらうところですね。
ご都合主義なところもあるのですが、真面目に生きている島耕作がちゃんと成果を上げる姿は、読んでいてとても気分がいいです。

ラストはついに取締役に就任します。
島耕作のサクセスストーリーは次回作に続きます。

部長 島耕作

レビュー(20)件

完結・全13巻

4.6

17巻まで読みました

1983年から連載開始され、2021年現在、相談役にまで上り詰めた「島耕作」を主人公とした『島耕作シリーズ』の第一作目。
バブルに湧く動乱の日本で、経済を回す歯車として働く団塊世代ど真ん中のサラリーマンの姿を描いた作品です。

舞台となる会社は大手電機メーカーの初芝電器。
主人公のサラリーマン島耕作は、初芝電器営業本部で宣伝課課長に昇進したのですが、妻にはそのことを話もしないほど冷え切った間柄でした。
最初は読み切り作品で、小心で意欲に乏しいが性欲だけは旺盛な島耕作が描かれていましたが、その後、いろいろな経験を得て、社内での大きな地位を得ていきます。

バリバリのお仕事マンガで、転勤、出向があり、派閥争いや妬み嫉みが横行しています。
島耕作は、誠実で頭がよく、器量も良くて女性にモテるキャラとして描かれています。
仕事がよくできて熱意もあるが、出世意欲には乏しく派閥に属さないこともあって、様々なトラブル、逆境と言える環境に投じられますが、そこで大きな成果を上げる。
突飛な発想や、世間をひっくり返す発明なんかは無く、あくまでサラリーマンとしての働きの結果であり、常識の範囲内の成果のため、あるい意味ではサラリーマンの日常が描かれているといえますが、島耕作の頑張りの結果であることを読者は追えているため、読んでいて一緒にその成功を喜べる内容だと思いました。

マンガ的な極端に非日常的な展開は無いのですが、島耕作の大きな特徴として、寝技が特異です。
作中、島耕作は様々なトラブルに見舞われますが、その時々の女性が助けてくれます。
そしてセックスですね。特に初期の島耕作は、息をするようにセックスします。
店で出会って気になったとか、何なら、なんの前触れもなく二人きりになったら早々に脱ぎだす女性もいる始末。
更には、妻子持ちの男性も島耕作に迫りだすので、この異常なフェロモンは島耕作の固有結界かもしれないです。

時代によるものか、あるいはこういう商社でもあるメーカーで働いた経験がないためか、現実的に私が属している会社の労働内容とは全然違っているのですが、とてもおもしろいと思いました。
内容が政治情勢や社会システム、会社の仕組みの説明等と密接のため文章量が結構あり、私自身読む時は結構その辺、飛ばして読んじゃったのですが、それでも楽しく読めました。
また、島耕作のビジネスが成功したり、悪党が失脚するときなんかは、カタルシスを感じました。

タイトルがもはやネタバレですが、次回作『部長 島耕作』に続きます。
島耕作が部長になるまでも非常に劇的なドラマがあるので、本作から読んでほしいと思います。

課長 島耕作

レビュー(28)件

完結・全17巻

3.4

13巻まで読みました

部長 島耕作

レビュー(20)件

完結・全13巻

3.7

17巻まで読みました

課長 島耕作

レビュー(28)件

完結・全17巻

3.0

2巻まで読みました

騎士団長 島耕作

レビュー(3)件

完結・全3巻

すべて表示(114)

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