弘兼憲史さんの作品の書影

弘兼憲史

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プロフィール

弘兼 憲史(ひろかね けんし、1947年9月9日 - )は、日本の漫画家。山口県岩国市出身。有限会社ヒロカネプロダクション代表取締役。徳山大学客員教授。元山口大学客員教授。

弘兼憲史の作品

一覧
『課長 島耕作』の書影

課長 島耕作

3.63

3787

発刊: ~

通常版・他3作品

島耕作、34歳。肩書き、課長。出世にあくせくする気もないが、新しい椅子の座り心地はなかなか悪くない。島の所属する宣伝部の情報が、ライバル会社に漏れていた。調査を進めるうち、派閥絡みの社内政略にも発展し、島は渦中の発端にいる自分を知る。そして、事件の一因でもある、島にかかわる魅力と才覚を秘めた女性たち。油断してつきあおうものなら、手痛いしっぺい返しが待ち受ける。島課長もご用心!

『部長 島耕作』の書影

部長 島耕作

3.55

3306

発刊: 1995.8.2 ~

通常版・他3作品

島耕作は総合宣伝部の部長へと昇進を果たす。しかし社長交代や派閥争いのあおりを受け、出向や転属を繰り返す。ワイン事業に始まり、音楽事業など分野は多岐にわたる。娘との対面や大町久美子、かつ子らとのロマンスなど読みごたえあるストーリーも健在。

『黄昏流星群』の書影

黄昏流星群

3.27

2045

発刊: ~

通常版・他1作品

52歳の盛本芳春は、入社以来、30年間わき目もふらず仕事に励み、現在は銀行支店長の座にいる。会社人間で、本社への復帰を夢見ていたが、ある日系列会社への出向を打診され、呆然。自分の人生に疑問を感じて、ヤケ気味にスイス・マッターホルンへの旅行を決意。そこで優雅で上品な妙齢の日本人女性、誠子と知り合う。ホテルのレストランで食事の後、部屋で飲み直すことになるが、連絡先も本名も知らないまま、気まずく別れるはめに。彼女への恋心を抑えきれず、苦悩の日々を過ごしていたある日、意外な場所で再会を果たす。ふたりの恋心は一気に燃え上がるが、そこには障害も少なくなかった。

『会長 島耕作』の書影

会長 島耕作

3.39

1377

発刊: 2014.0.4 ~

完結・全13巻

会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。

『社長 島耕作』の書影

社長 島耕作

3.54

1111

発刊: 2008.9.4 ~

通常版・他1作品

混迷の世界市場に、サラリーマン日本代表・島耕作が挑む!社長島耕作、堂々誕生!!初芝五洋ホールディングスの初代社長に就任した島耕作のもとに、子会社である初芝電子部品が独立を狙って莫大な資金調達を行っているという情報が入る。そこには、かつて社長候補と呼ばれた男の、意地と誇りがあった――。個性豊かな女性秘書たちに支えられながら、“社長”島耕作の世界市場への挑戦が始まる!

『文庫版 課長 島耕作』の書影

文庫版 課長 島耕作

3.17

1014

発刊: ~

通常版・他3作品

『取締役島耕作』の書影

取締役島耕作

3.47

978

発刊: 2002.6.5 ~

通常版・他1作品

取締役に就任し、忙しい日々を送る島耕作。大町久美子との再会や、今野の退職、高市の結婚など、周囲の状況はどんどん変化していく。そして、九州での生活に別れを告げ、島耕作は中国・上海へ赴任することに。巨大マーケットにして、生産国としても発展途上の超大国・中国で、島耕作の新たなビジネスが始まる!!

『常務 島耕作』の書影

常務 島耕作

3.41

951

発刊: 2005.6.5 ~

通常版・他1作品

中国全土を担当する初芝電産の常務取締役となった島耕作。北京初芝電産の董事長(とうじちょう)には新しく小栗が、同じく上海初芝電産の董事長には八木が就任した。従業員と昼食を共にし、中国社会に積極的に入っていこうとする小栗とは対照的に、語学は堪能だが基本的に中国嫌いの八木。二人のキャラクターの違いが、中国でのビジネスの明暗を分けていく――。

『専務島耕作』の書影

専務島耕作

3.49

876

発刊: 2007.3.1 ~

通常版・他1作品

祝、昇進!! 仕事も女性も心の底から愛してる――。彼の生き方こそ、ラブ&サクセス。

『学生 島耕作 就活編』の書影

学生 島耕作 就活編

3.23

763

発刊: 2017.9.1 ~

完結・全3巻

早稲田大学4年生の島耕作。大学生活も残すところ1年となり、ついに「就職活動」のシーズンが到来!目指すは大手電機メーカー「初芝電産」の内定ゲット。さっそく同級生の樫村とともに初芝の一次選考に挑むが、耕作の身にまさかの緊急事態発生! 就活は波乱の幕開けに……。のちに大企業のトップに立つ男の「原点」となる波乱万丈の青春譚、「就活編」がいよいよ開幕!

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作品レビュー

一覧

4.4

16巻まで読みました

『島耕作シリーズ』六作目。
入社時から数えると、"ヤング島耕作"、"ヤング島耕作 主任編"、"係長島耕作"、"課長島耕作"、"部長島耕作"、"取締役島耕作"、"常務島耕作"、"専務島耕作"と積み上げてきたシリーズで、ようやくたどり着いた"社長島耕作"です。
団塊世代のサラリーマンとして社会の歯車に組み込まれそれを感受するも、上司の不正に加担することを拒否して嫌われ、手柄を横取りされ、良かれと思って行った行動により上司の顔に泥を塗り、絶対的ピンチで一夜を明かした女性に救われ、派閥を拒否して遠方に流され、尊敬する上司に引っ張り上げられ、その上司が死に、友人が死に、嫌っていた男とわかり合い、アメリカに行き、中国に行き、インドに行き、韓国に行き、いろんな出来事が駆け巡る上での社長就任なので、読む方としてもなんか胸がいっぱいになりますね。
なお、島耕作社長就任時には、各社新聞の社会欄に"新社長に島氏"という記事が乗ったそうです。
まさにビジネスマンのバイブル的存在と言えると思います。

専務編で五洋電器のホワイトナイトに成功した初芝電器は、五洋電器を傘下に持つ、初芝五洋ホールディングスになります。
島耕作はこのHDの社長であり、初芝電器は島耕作とともに郡山社長を補佐していた「松橋葉一」が就任しています。
マンガにする上で、わかりやすく描かれていますが、それでも文章量は多いです。
関連会社のMBO騒動や、中国の領海侵犯による政府の動向、それに関連するビジネスの展開、ストラテジーが真面目に描かれます。
おとぼけなシーンもありますが、課長時代のような仕事に女性関係は不可分な展開はなく、真面目に読むと相当時間がかかります。
常務あたりから難しい仕事の話は多少読み飛ばしてたのですが、本作からは飯のシーンもゴルフのシーンも、会話は全部仕事になっていて、仕事シーン読み飛ばすと読むところないくらいになっています。
読み飛ばさずにちゃんと読むと、テレビで流れる政経関連のニュースもわかった気分になってきますね。理解しているかはさておき。
今思えば、島耕作がガンプラ作ったり、アイドルのコンサートで武道館行ったり、趣味に没頭するシーンはなかったので、島耕作の人生とはすなわち仕事なんだろうなと改めて思いました。

社長編では前作以上に活発化した中国人の反日問題や政権交代などの大きいニュースが作中でも取り上げられます。
また、会議中に発生した東日本大震災により、初芝のビジネスにも大きなダメージを被ったが、そんなときだからこそ経済を活発化させるため戦う姿が描かれます。
ブランドを残すため社名を残していた初芝五洋も新会社「TECOT」に変更し、社長島耕作の大きな足跡の残した、激動の一作でした。

島耕作シリーズは社長編で終了の予定だったそうなのですが、本作ラストで島耕作は社長を退任し会長になります。
本作ラストで作者が唸るのですが、会長職は社長以上にマンガ的おもしろさを描くのが難しい役職の様子です。
大会社の社長ならまだしも会長を主役にしたマンガなんて島耕作くらいしかないと思うので、次回作も引き続き期待して読もうと思います。

社長 島耕作

レビュー(10)件

完結・全16巻

4.5

4巻まで読みました

『ヤング島耕作』から始まるイブニング連載の島耕作シリーズ三作目。
本作ラストで課長に出世し、『課長島耕作』に続くので、一旦は本作で一区切りとなります。

『常務島耕作』と『専務島耕作』に続いて過去編にあたる本作を読んでみましたが、サラリーマンとして仕事に忙殺される日々のイメージとしてはこちらのほうがつきやすかったです。
社会の構成員として、企画・営業をして売上に貢献し、粉骨砕身、土日も夜間もなく仕事に打ち込む姿は、モーレツなバブル期のサラリーマンそのものという感じでした。
そのせいで家庭を蔑ろにしてしまい、妻からは疎ましく思われ生活にストレスを感じるなど、悲しい一面もリアルに感じます。
本作あたりがいわゆる普通にサラリーマンが読んで頷ける内容ではないかと思いました。

本作では序盤に「庭」という男が島耕作の上司になります。
彼が、非常に不遜で、島耕作に無理な仕事を振り、成功したとなると一転その手柄を横取りします。
本作に限らずですが、そういう上司を悪くも言わず、島耕作はニコニコとして自分の仕事をこなすので、(後々失脚するのですが)スカッとはしませんでした。
状況的になるべくしてとどのつまりそうなったという感じで、島耕作が「やられたらやり返す、倍返しだ!」というセリフと共に、嫌な上司を罠にはめるような展開はないです。
嫌なこともうまく受け流す対応をしますが、読んでいて上司の胸ぐらの一つくらい掴んでやりたい気持ちになります。
そういう意味で、島耕作の処世術は参考になると思いますが、嫌なことが次々起きるもぐっと堪えるマンガを楽しめるかは人それぞれな気がします。

ちなみに、作中ではベータとVHSがデファクトスタンダードを争う、いわゆるビデオ戦争が行われます。
VHSが勝利するのですが、その要因の一つとして有名な、VHSではアダルトソフトが充実していたことに島耕作が一枚噛んでいたという面白い展開があり、興味深く読めました。
ディズニーランドが開園し、ファミリーコンピューターが登場するなど、ノスタルジーも感じる一作でした。

係長島耕作

レビュー(6)件

完結・全4巻

4.4

5巻まで読みました

『島耕作シリーズ』五作目。
病により社長職を辞任した勝木清春に変わり、島耕作と共に海外拠点を受け持っていた郡山利郎が社長に就任。
専務取締役だった郡山氏に変わり、島耕作が専務取締役に着任します。

常務から専務へとポジションが変わりますが、2つの役職の違いは重要視されず、タイトルが変わっただけで引き続きの展開です。
前作"常務~"同様、巻数は短く、実質、常務と専務は2つで一続きで、取締役から社長への過渡期のストーリーといえると思います。

中国、インドと担当してきた島耕作が、再びアメリカに渡る。
そこで、豊かな市場がある日本国内にばかり目を向けた戦略を行う国内メーカーと、早いうちから海外へ事業を展望している中韓のメーカーの考え方の違いを学ぶ。
世界各地を舞台にすることで、日本の電器メーカーもグローバルに目を向けた展望が必要だという考えを持つようになります。
後半では、ライバル会社の五洋電機が、韓国の電器メーカーソムサン電子より、M&Aを仕掛けられます。
五洋電機の技術が海外流出し、ソムサン電子がより巨大になると、初芝も世界と戦う前に勝負がついてしまうと考えた島耕作は、五洋電機のホワイトナイトとして名乗りを上げるという展開です。

上記が専務編での最大の山場となりますが、それ以外にも郡山社長がある登用によって失敗するなど、島耕作が社長になるための歯車が少しずつ動き出します。
個人的には勝木社長はいまいち影が薄いと感じていたのですが、最後、島耕作の背中を押す決定的な存在なるシーンでは涙腺がうるみました。
島耕作を支える人々、特に、大泉裕介、中沢喜一、万亀健太郎、そして勝木清春の歴代社長は、みんなおじさんなのにほんとに個性的で、良いキャラクターだと思います。
サラリーマンの指南書として上げられることが多い印象がありますが、おじさん好きの女性にもおすすめできる作品だと思いました。

本作でもある意味おなじみなアウトロー展開があり、下半身だけをピラニアに食わせて殺すなど、なにげに残酷な描写がありました。
一方でお色気展開は前作に引き続き少ない気がしました。無いでは無いのですが、ここまで上位になるとまた世界が違うのかもしれないです。

ちなみに、作中の社会情勢、技術レベルは現実とリンクしています。
そのため、私も今、後追いで一気読みしていますが、リアルタイムで読んだほうが面白い作品だと思います。
(2021年2月掲載の島耕作では、島耕作が新型コロナウイルスに感染した姿が描かれたのは有名な話ですね)

専務島耕作

レビュー(10)件

完結・全5巻

4.4

6巻まで読みました

『島耕作シリーズ』四作目。
常務取締役になった島耕作の活躍が描かれます。
前回に引き続いて中国ビジネスを取りまとめているのですが、上海のみを対応範囲としていた前作とは異なり、本作では中国全土、中後半からはインドも含め活躍をします。
正直になところ、仕事をしているのやら何をしているのやらピンとこない対応を行っていて、サザエさんよろしく現地のいろいろなところを見て回り、たまに会議で発表するような内容です。
若輩者の私の読む範囲においては、せいぜい部長くらいがまだ"大変な仕事をしている"とわかる感じで、取締役以降は、ぶっちゃけたところ仕事をしているように見えないというのが正直なところです。
要人と会話し、仕事と無関係のトラブルを解決し、そして、相変わらず女性によくおモテになる島耕作の多忙な日々が描かれています。

対応範囲は拡大しますが、前作に引き続いた内容となります。
引き続き中国なのですが、本作では中国国民の反日運動も取り上げられます。
ただ、真っ向から日本の立場を告げるのではなく、グレーとしながらもビジネスパートナーとしての中国とうまく折り合いをつけ、運動家ではなく一社会の構成員としての立場から発言をしていて、非常に仕事ができる男という感じがしました。
また、反日活動の正体はなんであるかというところについて、中国内部からの意見が書かれていて、納得させられるというか、感心するところがあります。
真面目な内容ですが、相変わらずおもしろかったです。

本作にて島耕作は、インドでの事件を解決したことがきっかけとして政府ともコネクションを持ちます。
本作と次回作の"専務~"は各々巻数が少なく、島耕作が社長になるためのステップとして置かれているように感じました。
インド視察時に専務取締役となりますが、"専務~"もタイトルと役職が変わった本作の続きからです。
ただ、島耕作が専務になった際に社長になった男は、今の所、粗のないできる男なので、専務編のラストはどのような形になるのか、今から楽しみです。

常務 島耕作

レビュー(12)件

完結・全6巻

4.3

8巻まで読みました

『島耕作シリーズ』三作目。
取締役に就任し、中国・上海初芝電産の董事長(中国企業における執行代表者)として着任した島耕作が、中国ビシネスで手腕を奮う内容となります。
舞台はほぼ中国となり、中国企業の本音と建前の同居する独特の商習慣や、ビジネスと癒着している裏社会と折り合いをつけ、また、対決しビジネスを成功させる展開です。

これまで同様、前作より役職とタイトルの変わっただけの続編で、登場キャラクター等は引き続きになります。
島耕作の娘・島 奈美や、元秘書でチャコママと一緒にバー経営をしている高市千鶴に大きな転機があり、会長・万亀健太郎や社長・勝木清春等、引き続き島耕作をサポートします。
島耕作も壮年となったためか、前作に比較すると女性関係がビジネスの躍進の助けになる展開は少なく感じました。
一方で、見た目上島耕作より年上に見えるオジサマ達のベッドシーンは普通にあり、相変わらずオフィスとベッドは切り離せないというメッセージを感じました。

前作より明らかに舞台は大きくなっていて、取締役として活躍する姿が描かれます。
現場で社員に指示し、客先に赴き営業や謝罪を行うようなシーンはあまりなく、仕事のシーンは会議の割合が多いです。
また、昼間からプールに行ったり、ワインを飲んだり、ゴルフをしたりするような場面も多く、他の企業ではどうかわからないですが、取締役という役職のお仕事内容を示す一つのモデルとして興味深く読みました。
本作では闇社会、アヘン売買、中国マフィア等が絡む展開があり、暗殺が企てられるような展開もあります。
島耕作は相変わらず飄々とした男ですが、傍で見ていて結構やばいところまで足を踏み入れていて、バイオレンスなシーンが多々あったことも特徴と思いました。

内容は濃いですがテンポがよく、面白いです。
本作からでも楽しめますが、これまでの島耕作がいたため現在の彼がいるので、"課長~"、"部長~"から読みすすめるのをおすすめします。
ただ、文章が結構多く、理解しながら読むのは結構骨が折れます。
ちゃんと読んだほうが面白いと思いますが、正直なところ経営方針的な説明は読み飛ばしてしまいました。
それでも十分楽しめますが、ビジネスの進め方みたいなところを読みたい場合はちゃんと読めば参考になるのかもと思います。

巻数は課長、部長に比較すると短いです。
最後は常務取締役にステップアップしますが、中国ビジネスの展開は明らかに進行形なので、そのままタイトルだけ変わる形で、上海での活躍が続く様子です。

取締役島耕作

レビュー(10)件

完結・全8巻

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