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弘兼憲史
3.55
758
新刊通知
発刊:2017.10.23 〜
完結・全3巻
18件の評価
まっし
3.0
島耕作シリーズ初めて読んだが、ラーメン屋で読むのに丁度良い
うにたべたい
4.4
『学生島耕作』の大学4年生の一年間をタイトルだけ変えたものです。"就活編"とついてますが、実際に就職活動をしているのは1巻のみで、役職が変わるわけでもない本作については本当に"学生"のそのまま続きといった印象があります。序盤は島耕作が初芝電産に入社するまでのドラマ、残りは学生編で出会った友人、恋人達との清算編という感じの内容です。学生運動にのめり込んで進学できなくなってしまったクラムチャウダーくんや、ダンスパーティーで壁の花だった最上陶子、その他、友人たちの就職活動が描かれています。縁故や偶然から、大手企業の内定をゲットするエピソードが2,3あり、就職は成績ではなく"人"だと感じられるシーンもあります。現在面接を受けて回っている就活生の参考になるかというと微妙なところで、こういうことは無いではないと思いますが、時代も違うし、マンガ内のエピソードとして読むのをおすすめします。大学4年の就職間近ですが、女性関係はアクティブで、大学生らしらかぬアダルトな恋愛シーンも多いです。前作でようやく脱童貞したと思えないほどの成長っぷりで、ある意味では島耕作の(下半身の)成長を描いた物語といえなくもないですね。全3巻で完結、本作によりイブニング連載版の島耕作は終了となります。最後におまけマンガとして"課長中沢喜一"が収録されていました。若い日の中沢氏のほっこりエピソードは読んで嬉しかったです。島耕作は難しいですが、個人的には中沢喜一な生き方こそサラリーマンのお手本として尊敬できる姿だと思いました。
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