異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がなかった娘、斎森美世。能力を開花させた異母妹に使用人のように扱われていた。親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。唯一の味方だった幼馴染も異母妹と結婚し家を継ぐことに。邪魔者になった美世は冷酷無慈悲と噂される久堂家に嫁ぐことに…。和風ファンタジー×嫁入り。結婚から始まる恋愛の物語。
【デジタル着色によるフルカラー版!】非ヒロイン属性の杏子(あんず)の前に現れた魔法使いのリリ。愛するゲームやお菓子、猫を没収された杏子に与えられたのはイケメンたちが迫り来る少女漫画のような夢の生活…!?
ゲーム・チョコ・飼い猫のモモヒキさえいれば恋愛ごとはどうでもいい!そんな非ヒロイン属性の杏子が魔法使いのリリに巻き込まれ、強制的に恋愛をさせられるハートフルなラブコメ。 「古より伝わりし絹で作ったんか⁉︎」のようにツッコミの語彙の選び方が秀逸すぎて、コメディ要素がとにかく強い作品。リリの魔法で起こる強制ラブイベントに意地でも引っかからまいと、変なところに必死なところも杏子らしい。 非ヒロイン属性ではあるが心優しく、逞しい杏子。個人的に女なら友達にしたいし、男なら惚れてるし、好印象すぎてとにかく好きになると思う。 設定当初からラブイベントに巻き込まれているヒーローのひとり・香月くんの過去編は感情移入しまくりで泣きそうに。女の人からのストーカーがどれほど恐怖か、幼い香月くんの表情や言動から痛いほど伝わってくる。 そのストーカー事件からの解決、女嫌いの香月くんが杏子のことを好きになる流れまでとにかく完璧だった。が、結局どちらとも付き合うところまでいかずにご想像にお任せしますハッピーエンドなのが、またこの作品らしい終わり方で読了感が最高。
by れとれとさん (955)彼氏をネットゲームで知り合った他の女に取られた茜。ストレス発散に雑魚モンスターを狩っていると、ギルドメンバーのアフロ男・山田に声をかけられる。同じギルメンの誼でフラれたことを愚痴るも、山田は無表情で「興味ない」とそっけない返事。挙句に「狩場を譲れ」と言う山田に「これだからゲームする男なんて!」とキレる茜だったが、好きなゲームをフラれっぱなしでやめられないと一念発起。ネトゲのリアルイベントが開催されることを知った茜は元彼に会えるかも……とお洒落をして会場に乗り込むが、元彼の横には新しい彼女の姿が……。直後、人混みに押され転んでしまった茜に手を差し伸べたのは超イケメンの黒髪男子。しかしそんなイケメンの無愛想な態度と「興味ない」という言葉で頭に浮かんだのはあのアフロ頭のアバター……この眼の前にいるイケメンこそあの山田だった!? 目の前で元カレのイチャコラを見せつけられた茜は山田を居酒屋に連行してヤケ酒に付き合わせる。酔いつぶれた茜が目を覚ますと、そこは見知らぬ場所……山田の部屋だった。もしかして私……!?
おたけやま古墳の麓にある大学に通う三和穂乃香は、古墳研究会(通称:古研)に所属する大学1年生。高校からの親友・友葉が大学デビューを果たし、気後れした穂乃香は一人疎外感を感じつつも、古研が唯一の“心のオアシス”となっていた。しかしある日、古研の同級生・飯田くんをひょんなことから意識し出してしまい…!? 古墳が引き寄せる、ぶきっちょな恋の成長ストーリー。
古墳サークルという一風変わった舞台での前方後円墳型ぽっちゃり女子とイケメン2人の三角関係ラブコメ。 自己肯定感の低いほのかが不器用ながらも恋に歩みを進めていくところが非常に愛らしく、 イケメン2人も人を見た目で判断しないところが好感が持てる。 ただ私もほのか側の人間なのでどうしても彼らにうがった見方をしてしまう。 彼らがほのかをどう思っている、どう好きになったという所は2巻までの時点では 描かれていないので古墳が好きという点で特殊性癖持ち… 悪い言い方をするとB専なんじゃないかなぁ…という感が ぬぐい切れずに読んでいるのが正直なところ。 そんな事はない作品なのは分かっているがそんな都合のいい事があるか…という ダメな見方をする醜い私の心を浄化してくれる結末を期待して楽しみにしてます。
by 相田コメゾウ (262)青森でリンゴ農家を営む老夫婦・正蔵とイネ。ある日目覚めるとふたりは若い頃の姿になっていて!?イケメンなじいさま&美人なばあさまが巻き起こす、お騒がせおしどり夫婦コメディ!コミックス描き下ろし28Pマンガも収録!
老夫婦がひょんな事から若い姿になっていて「昔できなかった事を二人でやろう!」 というストーリーでは無く若返っても二人はいつも通りの生活を続けてる。だけど周りの人たちはその若返った二人をきっかけに色々と変っていく・・・というほのぼの老夫婦?漫画です。 夫婦二人三脚で歩んできた信頼から出るお互いの行動は見ていて驚きや感動があります。 ずっと楽しい話だけでなく時には暗い話や悲しい話がありますが、それでもこの作品をより一層魅力的に見れる話しだと思います。 特に正蔵・イネの息子や孫との掛け合いはどことなく素直に言えない人の心理状態が描かれており、「こういうことは面と向かっては言えないよな」と思ってしまうほど感情移入してしまう作品でした。
by よりたろー (2)新入社員の志野聡子。場の空気が読めると褒められることも多い彼女だが、それもそのはず。実は志野は、 喜怒哀楽さまざまな感情がふわふわ漂う謎の生き物として見えてしまう不思議な能力の持ち主。その能力から、無愛想で怖そうに見える直属の上司の慈(うつみ)が実は心優しい人物だと知ってしまい…? ちょっと不思議でほのぼのあたたか、ほんのりラブのオフィスコメディ。二人の距離がぐっと縮まるコミックスだけの描きおろしエピソード15Pを収録! 休日偶然出会った志野さんと慈先輩が…!?