「ひぐらしのなく頃に」を元にしたオリジナルストーリーのマンガ版4作のうちの一作。 ちなみに他の3作の内、「宵越し編」と「心癒し編」は読了済みなので、後一作でコンプリートですね。 本作と、現時点で未読の「現壊し編」は共に、鬼頭えん氏が作画担当していて、「現壊し編」には本作「鬼曝し編」のアフターストーリーも同録されているとのことなので、他の作品はともかく「現壊し編」は先に「鬼曝し編」を読んでおくことが必須のようです。 主人公は、雛見沢村の村長「公由喜一郎」の親族「公由夏美」。 一年前に興宮から都会に引っ越してきているのですが、明るい性格により新しい学校でもすぐになじめており、ごく普通の女子高生です。 ある日、片思いだと思っていた男子生徒「藤堂暁」と両思いだということが判って浮かれていた夏美でしたが、帰宅時家族が見ていたニュースにより、祖母の郷里である雛見沢村が夜間に発生した火山性ガスの噴出により、村の住民全員の生存が絶望的になるという大災害が発生していたことを知ります。 熱心なオヤシロさま信者の祖母は、それが"オヤシロさまの祟り"と信じて疑わず、近所の犬猫を風呂に沈め家族の身代わりに生贄にするなど、異常行動を示し始めます。 また、彼女の祖母に限らず、雛見沢村出身の人々から異常な行動をするものが多々現れ、騒ぎとなります。 家族を守るため自分達が"オヤシロさま"に関わっていないと振る舞うことに神経質になった夏実の母は、異常行動をやめない祖母を疎ましく思い始める。 "ひぐらしのなく頃に"バッドエンド後のストーリーで、親類が雛見沢村にいるだけという、一見、無関係な家族が、目に見えない"オヤシロさまの祟り"に振り回され、やがて恐ろしい結末を迎える展開となります。 絵は可愛らしいのですが、どこか狂気じみていて雰囲気がかなり合致していると思いました。 "ひぐらしのなく頃に"のマンガ版も結構読んできましたが、本作は特に良作だと思います。 仲の良かった普通の一家が、妬み合い、やがて死んでいく様は、かなり痛ましいです。 ウジ湧きや拷問などのシーンは無いですが、人を刃物で解体するシーンなどあり、ショッキングなシーンも多々あります。 また、ラストは驚きのどんでん返しがあって、キレイに完結しています。 後味の悪い内容には違いないですが、謎は残さないので、そういう意味ではスッキリした作品でした。 全2巻でまとまっており、読みやすいのですが、バックボーンとしてひぐらし本編を知っていないと、"オヤシロさま"に怯える人々の雰囲気などが伝わってこないため、十分楽しめないと思います。 本編の出題編まで見終わった後であれば、おすすめです。
by うにたべたい (528)ボクシングチャンピオンの夢を故障で断念した、カンパチこと桃井環八・24歳。幼なじみの編集者に導かれ、バイト見習いで入った漫画の世界で「編集王」を目指す!誰より熱い心を持つカンパチが漫画業界に真っ向から立ち向かう、衝撃の漫画業界コミック!
80点 全16巻ね、なんでかこのアプリ14巻になってる。 94年と古いので当時の言葉遣いやパロディがいまいちわからない。絵はわりかし古くないので読めてしまう。最初の頃は1ページとか見開きとかのアップで顔!っていうのやりがち。マジで6巻くらいからほとんど主人公いる意味なかったw 途中からゲーム会社の話書いたりしてるけどふろしき拡げるけどとにかく過程がほとんどなく急激にオチに行ったりそのオチもなんかすごいあっさりしてるし物足りない。 最後まで読めたけどまぁ読む必要はあまりない。 お仕事漫画が好きなら一応あるよという感じ サンクチュアリと言い携帯電話が古いとかそのくらいでマジで日本変わってない感じがする。 ただ、わかりやすいし熱血バカ主人公が縁あって入った漫画編集部で暴れまわる。が初回の問題は普通漫画家に書き直させて一件落着が普通なのだがマネージャーという謎の人物が書き直してしかもそれでお咎めなしになってるのが謎すぎる。あんな子犬云々で編集長と揉めて普通にクビにすればいいのに。しかも、2巻はじめの時点でヒロ兄も謎に楯突いてるが謎だけどなんかそこはありそうな感じ。 理由づけが下手な気がする。そこかしこでなんで?って思うような展開が多い。 2巻終 女性差別と言われても仕方ないんだがと前置きを94年の時点でしてるのが驚き。この頃、そんな前置きなく女と仕事できないとか普通に言われてそうだけど。 3巻終 目白怒って私がやめるの阻止してくれたのにカンパチが何もしてないなんてって言ってるけど目白は編集長からしたらいらない社員なんだけどっていう話。 青梅も普通になんでクビなんですか!とか編集長に言ってるけど3巻まで来てカンパチ会社にとって普通に邪魔でしかないんだけど。。。編集長が悪だけど実は漫画好きみたいな描写もあったけど、悪でも漫画好きでもどっちにしてもクビにするの普通にしか見えない。 普通編集長が巨悪でって対立構図はよくあるけどそこが描けてないのか意図して描いてないのか。。。 4巻 34 いや、会議室予約入ってるならどけろよカンパチ。 いみわかんねー、貼り紙の誘導先変えるだけだろ。 編集長の昔は青臭くて主人公と重なる自分パターンキター 35 宮さん奥さんも子供もいるんだが!? 37卵じゃなくてトマト投げてるのは当時普通なのか? 5巻 文芸部行ったりして幅出すパターン 文芸が廃れ漫画が勃興したように漫画は次の何かに食われる。30年後まさしく漫画は死んでるわけだが、可処分所得がネットに奪われたのとタダ読みできること 5巻終 ほんしめじの恋の話とか完全にカンパチと編集長の対立構図なくなっとる 11巻から明治が主人公みたいになっとるがな 6巻以降マンボこうづかとか明治とかが出てきてほとんど主人公がサブキャラになってる 11巻終 マジで番外編じゃないのかってくらいの手抜きで笑った 12巻 ボクサーやめて次のリングは漫画編集、編集王に俺はなる!ってスタートだったのに 正社員目指して犬にハムとサラミ食わせるのが目標になってる。熱い仕事漫画→日常系仕事漫画になってる。 地元の友達が小さな下請けゲーム会社やっててって構図が今のソシャゲの会社と全く同じ状態であのころもそんな感じだったのかと学んだ ゲーム編マジで妹納得するだけがオチで売上どうなったとかなくみやしろうた編の話へ なにがしたいかったんだ。。。
by t_comic (71)6年ぶりの完全新作!! 1.あかり 編 京志郎(きょうしろう)の前から突然消え、衝撃的な自伝小説とともに再び現れたあかり。本編では描かれなかった、あかりと京志郎の真実がここに。 2.めばち娘 編 志乃(しの)が衣装として働く劇団「めばち娘(こ)市場(いちば)」。看板女優・銀子(ぎんこ)がふり返る、若き千葉(ちば)と劇団を結成した日。結成8年目の現在、志乃にフラれた団長・千葉に新しい恋が…? 3.志乃&京志郎 編 運命の再会のあと、志乃と京志郎がもう一度心から笑い合えるまで――。京志郎を見守ってきたクワズイモが語る、ふたりだけの物語。 実写映画化を記念し、6年の時を経て新たに描き下ろされた傑作番外編! 本編の空白部分を余すことなく描き切る、大ボリュームの3編収録。