鬼頭えんさんの作品の書影

鬼頭えん

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プロフィール

鬼頭 えん(きとう えん、6月30日 - )は、日本の漫画家・原画家・イラストレーター。同人活動の傍ら、2000年にアダルトゲーム『はぁとでネットワーク』(Euphony Production)の原画を担当。商業誌で読み切り作品を数点発表の後、2005年より「コンプエース」(角川書店)で『ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編』(原作:竜騎士07)と『ひぐらしのなく頃に怪 現壊し編』(同)を連載した。「コンプエース」2008年7月号より、『戦場のヴァルキュリア』が開始され、2010年5月号で連載が完結。RPG『ブレス オブ ファイア』シリーズ(カプコン)の大ファンであり、同人活動も同シリーズを題材にしたものが中心となっている。2010年夏よりオリジナルの同人作品『Saint Foire Festival』シリーズを随時発行中。

鬼頭えんの作品

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『ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編』の書影

ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

3.36

1904

発刊: 2006.04.07 ~

既刊2巻

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話題のサウンドノベル「ひぐらしのなく頃に」の竜騎士07書き下ろしシナリオで贈るサスペンスホラー!公由夏美に襲いかかる悲劇。かつて暮らしていた街を襲ったガス災害をきっかけに全ての歯車が狂い始めた!

「ひぐらしのなく頃に」を元にしたオリジナルストーリーのマンガ版4作のうちの一作。 ちなみに他の3作の内、「宵越し編」と「心癒し編」は読了済みなので、後一作でコンプリートですね。 本作と、現時点で未読の「現壊し編」は共に、鬼頭えん氏が作画担当していて、「現壊し編」には本作「鬼曝し編」のアフターストーリーも同録されているとのことなので、他の作品はともかく「現壊し編」は先に「鬼曝し編」を読んでおくことが必須のようです。 主人公は、雛見沢村の村長「公由喜一郎」の親族「公由夏美」。 一年前に興宮から都会に引っ越してきているのですが、明るい性格により新しい学校でもすぐになじめており、ごく普通の女子高生です。 ある日、片思いだと思っていた男子生徒「藤堂暁」と両思いだということが判って浮かれていた夏美でしたが、帰宅時家族が見ていたニュースにより、祖母の郷里である雛見沢村が夜間に発生した火山性ガスの噴出により、村の住民全員の生存が絶望的になるという大災害が発生していたことを知ります。 熱心なオヤシロさま信者の祖母は、それが"オヤシロさまの祟り"と信じて疑わず、近所の犬猫を風呂に沈め家族の身代わりに生贄にするなど、異常行動を示し始めます。 また、彼女の祖母に限らず、雛見沢村出身の人々から異常な行動をするものが多々現れ、騒ぎとなります。 家族を守るため自分達が"オヤシロさま"に関わっていないと振る舞うことに神経質になった夏実の母は、異常行動をやめない祖母を疎ましく思い始める。 "ひぐらしのなく頃に"バッドエンド後のストーリーで、親類が雛見沢村にいるだけという、一見、無関係な家族が、目に見えない"オヤシロさまの祟り"に振り回され、やがて恐ろしい結末を迎える展開となります。 絵は可愛らしいのですが、どこか狂気じみていて雰囲気がかなり合致していると思いました。 "ひぐらしのなく頃に"のマンガ版も結構読んできましたが、本作は特に良作だと思います。 仲の良かった普通の一家が、妬み合い、やがて死んでいく様は、かなり痛ましいです。 ウジ湧きや拷問などのシーンは無いですが、人を刃物で解体するシーンなどあり、ショッキングなシーンも多々あります。 また、ラストは驚きのどんでん返しがあって、キレイに完結しています。 後味の悪い内容には違いないですが、謎は残さないので、そういう意味ではスッキリした作品でした。 全2巻でまとまっており、読みやすいのですが、バックボーンとしてひぐらし本編を知っていないと、"オヤシロさま"に怯える人々の雰囲気などが伝わってこないため、十分楽しめないと思います。 本編の出題編まで見終わった後であれば、おすすめです。

by うにたべたい (525)
『地獄の釜の蓋を開けろ ~マビノギオン偽典~』の書影

地獄の釜の蓋を開けろ ~マビノギオン偽典~

257

発刊: 2018.04.03 ~

完結・全3巻

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獅子心王が第3回十字軍を発した12世紀。イングランドの片田舎で墓を掘って暮らすグウィンが出会ったのは“再生の大釜”を名乗る少女だった。俊英・鬼頭えんが描く待望のオリジナル作品が登場。

作品レビュー

一覧

4.4

2巻まで読みました

「ひぐらしのなく頃に」を元にしたオリジナルストーリーのマンガ版4作のうちの一作。
ちなみに他の3作の内、「宵越し編」と「心癒し編」は読了済みなので、後一作でコンプリートですね。
本作と、現時点で未読の「現壊し編」は共に、鬼頭えん氏が作画担当していて、「現壊し編」には本作「鬼曝し編」のアフターストーリーも同録されているとのことなので、他の作品はともかく「現壊し編」は先に「鬼曝し編」を読んでおくことが必須のようです。

主人公は、雛見沢村の村長「公由喜一郎」の親族「公由夏美」。
一年前に興宮から都会に引っ越してきているのですが、明るい性格により新しい学校でもすぐになじめており、ごく普通の女子高生です。
ある日、片思いだと思っていた男子生徒「藤堂暁」と両思いだということが判って浮かれていた夏美でしたが、帰宅時家族が見ていたニュースにより、祖母の郷里である雛見沢村が夜間に発生した火山性ガスの噴出により、村の住民全員の生存が絶望的になるという大災害が発生していたことを知ります。
熱心なオヤシロさま信者の祖母は、それが"オヤシロさまの祟り"と信じて疑わず、近所の犬猫を風呂に沈め家族の身代わりに生贄にするなど、異常行動を示し始めます。
また、彼女の祖母に限らず、雛見沢村出身の人々から異常な行動をするものが多々現れ、騒ぎとなります。
家族を守るため自分達が"オヤシロさま"に関わっていないと振る舞うことに神経質になった夏実の母は、異常行動をやめない祖母を疎ましく思い始める。
"ひぐらしのなく頃に"バッドエンド後のストーリーで、親類が雛見沢村にいるだけという、一見、無関係な家族が、目に見えない"オヤシロさまの祟り"に振り回され、やがて恐ろしい結末を迎える展開となります。

絵は可愛らしいのですが、どこか狂気じみていて雰囲気がかなり合致していると思いました。
"ひぐらしのなく頃に"のマンガ版も結構読んできましたが、本作は特に良作だと思います。
仲の良かった普通の一家が、妬み合い、やがて死んでいく様は、かなり痛ましいです。
ウジ湧きや拷問などのシーンは無いですが、人を刃物で解体するシーンなどあり、ショッキングなシーンも多々あります。
また、ラストは驚きのどんでん返しがあって、キレイに完結しています。
後味の悪い内容には違いないですが、謎は残さないので、そういう意味ではスッキリした作品でした。
全2巻でまとまっており、読みやすいのですが、バックボーンとしてひぐらし本編を知っていないと、"オヤシロさま"に怯える人々の雰囲気などが伝わってこないため、十分楽しめないと思います。
本編の出題編まで見終わった後であれば、おすすめです。

ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

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ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

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4.0

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3.9

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ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

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ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

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ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

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ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編

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