萩尾望都さんの作品の書影

萩尾望都

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プロフィール

萩尾 望都(はぎお もと、本名同じ、女性、1949年5月12日 - )は、日本の漫画家、元同人作家。女子美術大学客員教授。

萩尾望都の作品

一覧
『ポーの一族  ユニコーン』の書影

ポーの一族 ユニコーン

3.53

2186

発刊: 2019.6.3 ~

既刊1巻

旧作のラストに直結する新エピソード開幕!40年ぶりの新作発表で話題となった『ポーの一族 春の夢』の続刊。旧作のラストエピソード「エディス」で炎にのまれたアランとその後のエドガーそしてバンパネラ一族の運命が紡がれる衝撃の新エピソードです。

『文庫版 トーマの心臓』の書影

文庫版 トーマの心臓

3.77

1745

発刊: 1995.7.2 ~

通常版・他2作品

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

『ポーの一族』の書影

ポーの一族

3.38

1040

発刊: 1974.5.6 ~

通常版・他5作品

1880年ごろ、とある海辺の街をポーツネル男爵一家が訪れた。ロンドンから来たという彼らのことはすぐに市内で評判になった。男爵夫妻とその子供たち、エドガーとメリーベル兄妹の4人は田舎町には似つかわしくない気品をただよわせていたのだ。彼らを見たものはまるで一枚の完璧な絵を見るような感慨にとらわれた。実は、その美しさは時の流れから外れた魔性の美。彼らは人の生血を吸うバンパネラ「ポーの一族」であった。市の外れに家を借りた一家は、人間のふりをしながら一族に迎え入れるべき者を探し始めた。そして、エドガーが興味をひかれたのが、市で一番の貿易商の子息であるアラン・トワイライトだった…。

『王妃マルゴ -La Reine Margot-』の書影

王妃マルゴ -La Reine Margot-

3.43

1034

発刊: 2013.0.5 ~

完結・全8巻

16世紀フランス。ステキな王子様との結婚を夢見る美しい王女・マルゴ。宗教対立が激化する中、マルゴの運命は翻弄され…!? 恋愛、結婚の秘密に分け入る萩尾望都初の歴史劇、ここに開幕!!

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作品レビュー

一覧

4.5

10巻まで読みました

重くて暗くて痛いんだけど、傑作だと思う。
前半は義父に性的虐待を受けるジェルミの葛藤と苦悩が描かれてる。どんどん転げ落ちるように負の連鎖が。
それもキツいんだけど、後半の性的虐待を受けた子供(&殺人)が、簡単には立ち上がれず男娼になったり薬に頼ったりと苦しむ姿が描かれる。
父を信じていた長男イアンの無理解、イアンが父の本性に気づき苦しむ姿、それからジェルミと一緒に泥沼に沈むように2人で混乱していく姿もまた、とても苦しいのに読んでしまう・・・。
でも、とても繊細で激しくて、面白い(興味深い、かな?)漫画。
イアンとジェルミの物語ではあるんだけど、根っこにあるのはやっぱり親子関係かな。いろんな形のいびつな親子の関係性。親も完璧ではない、ただの利己的な人である。大人になるとわかるけど、子供のうちは親は唯一絶対で、ジェルミは年齢的にもそこから抜け出せていない。作中で少しずつそれがジェルミ自身もわかってきてて。ほんと幸せになってくれー。
ところで、本作、中学生くらいの時に親が持ってたのをうっかり読んでしまって。自分の性癖を捻じ曲げてくれた1つなんよな・・・。初めて触れたSMでBL(BLは他にも同時期に触れたけど)だった。今でも時々イースターエッグを見るとフラッシュバックするので、多感な時には読まないことを勧めたい。

残酷な神が支配する

レビュー(39)件

完結・全10巻

3.5

5巻まで読みました

ぽー

復刻版 ポーの一族

レビュー(25)件

既刊5巻

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