主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子として生きていきたいためだったり、死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるためだったり、理由と事情は様々。それぞれに傷ついたり、悩んだり、胸ときめかしたりしながら、思春期の日々を懸命に生きている。そんな3人が出会ってしまったとき、物語は動き始める――。
ときにおバカでときに眩しい生徒会青春グラフィティ!! 「他人と向き合えない奴が人の上に立つ資格はない」 家は極貧。将来の目標は年収1千万円。豆野木あんずは、他の事には目もくれずドライに目標へ一直線。内申目的で高1にして生徒会長に立候補するのですが結果は副会長…。会長に当選したのは上から目線の意地悪男子!?
累計130万部突破! 『はたらく細胞』初の公式スピンオフ!主人公は、誰しもの体内にいる“細菌”!おなら、便秘、サラサラヘアー、虫歯…。そのすべてに、良い菌&悪い菌&空気よむ菌…あなたの体内でがんばっている細菌たちの、健気で真面目な“はたらき”があった!美容と健康に役立つ知識ももりだくさん!話題騒然の“細菌”擬人化漫画!
「ひぐらしのなく頃に」を元にしたオリジナルストーリーのマンガ版4作のうちの一作。 ちなみに他の3作の内、「宵越し編」と「心癒し編」は読了済みなので、後一作でコンプリートですね。 本作と、現時点で未読の「現壊し編」は共に、鬼頭えん氏が作画担当していて、「現壊し編」には本作「鬼曝し編」のアフターストーリーも同録されているとのことなので、他の作品はともかく「現壊し編」は先に「鬼曝し編」を読んでおくことが必須のようです。 主人公は、雛見沢村の村長「公由喜一郎」の親族「公由夏美」。 一年前に興宮から都会に引っ越してきているのですが、明るい性格により新しい学校でもすぐになじめており、ごく普通の女子高生です。 ある日、片思いだと思っていた男子生徒「藤堂暁」と両思いだということが判って浮かれていた夏美でしたが、帰宅時家族が見ていたニュースにより、祖母の郷里である雛見沢村が夜間に発生した火山性ガスの噴出により、村の住民全員の生存が絶望的になるという大災害が発生していたことを知ります。 熱心なオヤシロさま信者の祖母は、それが"オヤシロさまの祟り"と信じて疑わず、近所の犬猫を風呂に沈め家族の身代わりに生贄にするなど、異常行動を示し始めます。 また、彼女の祖母に限らず、雛見沢村出身の人々から異常な行動をするものが多々現れ、騒ぎとなります。 家族を守るため自分達が"オヤシロさま"に関わっていないと振る舞うことに神経質になった夏実の母は、異常行動をやめない祖母を疎ましく思い始める。 "ひぐらしのなく頃に"バッドエンド後のストーリーで、親類が雛見沢村にいるだけという、一見、無関係な家族が、目に見えない"オヤシロさまの祟り"に振り回され、やがて恐ろしい結末を迎える展開となります。 絵は可愛らしいのですが、どこか狂気じみていて雰囲気がかなり合致していると思いました。 "ひぐらしのなく頃に"のマンガ版も結構読んできましたが、本作は特に良作だと思います。 仲の良かった普通の一家が、妬み合い、やがて死んでいく様は、かなり痛ましいです。 ウジ湧きや拷問などのシーンは無いですが、人を刃物で解体するシーンなどあり、ショッキングなシーンも多々あります。 また、ラストは驚きのどんでん返しがあって、キレイに完結しています。 後味の悪い内容には違いないですが、謎は残さないので、そういう意味ではスッキリした作品でした。 全2巻でまとまっており、読みやすいのですが、バックボーンとしてひぐらし本編を知っていないと、"オヤシロさま"に怯える人々の雰囲気などが伝わってこないため、十分楽しめないと思います。 本編の出題編まで見終わった後であれば、おすすめです。
by うにたべたい (528)「私、おっさんだった!!」孤児の少女・レンは身売りされる途中で、前世の記憶を取り戻す。レンの前世は、三十代の男性研究者だったが、転生して今まで孤児として生きていたのであった。レンは、その身に秘められた魔法の才能と、前世の科学的知識を駆使して、ひとり過酷な異世界を生き抜いていく。
「私、男の人が一人でしてるとこを見たいんです」 「オレは見られたいんです、一人でしてるところを」 念願のマネージャーに昇進し、管理職となった前橋(まえばし)旭(あさひ)(35)は、社内外ともに美人で仕事ができると評判の女性。 だが、セックスに対して劣等感があり、それが原因で夫にも浮気をされバツイチ、もう恋愛も結婚もあきらめていた。 「もうセックスはしたくない。」そして、一つの欲望が彼女の中で芽生え始め…。 そんななか、取引先のちょっと自意識過剰なイケメンディレクター・木更津(きさらづ)耕哉(こうや)(29)と知り合うが、 木更津もまた、イジメのトラウマで女性に劣等感があり、いまだに、ほぼ童貞、人に言えない欲望を持っていた!? 偶然なのか必然なのか、需要と供給が一致した二人は本能の赴くまま、お互いの性欲を解消し始めて―?…。