ふみふみこさんの作品の書影

ふみふみこ

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作品数:17

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プロフィール

ふみ ふみこ(1982年8月18日 - )は、日本の漫画家。女性。血液型O型。

ふみふみこの作品

一覧
『愛と呪い』の書影

愛と呪い

3.40

3232

発刊: 2018.5.6 ~

完結・全3巻

物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。

『ぼくらのへんたい』の書影

ぼくらのへんたい

3.55

1968

発刊: 2012.7.5 ~

完結・全10巻

主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子として生きていきたいためだったり、死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるためだったり、理由と事情は様々。それぞれに傷ついたり、悩んだり、胸ときめかしたりしながら、思春期の日々を懸命に生きている。そんな3人が出会ってしまったとき、物語は動き始める――。

『女の穴』の書影

女の穴

3.52

1114

発刊: 2011.8.2 ~

完結・全1巻

『女の穴』:自分は宇宙人で、地球人の子どもを作るよう命じられているので自分と寝てほしい…と担任教師に迫る女子高生の虚無。『女の頭』:禁断の想いが抑えきれず、死んだ兄を人面疽として後頭部に寄生させ続ける妹の純愛。『女の豚』:ハゲでチビでデブで同性愛者の中年男性教師を、豚扱いしていたぶり続ける女子高生の倒錯した愛。……女は不思議で、怖ろしくて、いやらしくて、そして愛おしい……。「コミックリュウ」誌上での掲載時から、独特の感性を持った女流新鋭として各方面より絶賛されたふみふみこ、記念すべきファーストコミックス。前記3作品に加えて、『女の豚』を別視点で描いた意欲作『女の鬼』40pを描き下ろし。

はな、四葉、小栗、穂紀香。4人は、いつも仲良しの中学2年生。ある日、はなの元に届いた、差出人不明の手紙。それは少女たちの“性”と“純粋さ”を蹂躙する戦いの始まりを意味していた。うわべだけの日常が消え、あらわになる歪み。堰を切るように壊れだす世界。秘密と陰謀がうごめく中、少女たちは生き残れるのか――?

『めめんと森』の書影

めめんと森

3.46

724

発刊: 2013.11.6 ~

完結・全1巻

葬儀社バイト1ヶ月め。「殺すぞ」が口癖の先輩に恋をしました。ふみふみこが描く、葬儀社での仕事と恋と、生と死と。描き下ろし後日談収録! 葬儀社で式典補佐のバイトを始めたばかりの“めめ”こと目野優子(めのゆうこ)。葬儀中に居眠りしたり怒られてばかりの毎日だが教育係の黒川(くろかわ)に「殺すぞ」とすごまれるとどうにもときめいてしまって…。兄との消えない思い出、つまんないセックス、どうでもいい明日。モヤモヤを抱えぼんやり生きてきためめが仕事で死に触れ、人を好きになって生を知る世にもいかがわしい純愛物語。

『女装男子とメンヘラおじさん』の書影

女装男子とメンヘラおじさん

3.41

633

発刊: 2017.1.5 ~

既刊1巻

容姿端麗・頭脳明晰・完全無欠の優等生。秘密の趣味は女装。早坂駿はSNSで人気の可愛い男の娘。暇つぶしの相手は、さえない三十路のおじさん。仕事はできない、彼女はいない、何のとりえもない。そろそろ死んだ方がいいかもしれない、そんな奴。なのに、気が付けば深みにはまっていて…!?

『恋につきもの』の書影

恋につきもの

3.29

625

発刊: 2014.1.4 ~

完結・全1巻

恋人・コウタロウへの想いを残したまま命を絶ったコハルは死後、コウタロウの想い人であるハルオミに憑依してしまい――。表題作『恋につきもの』を始め、感情が高ぶると身体から薔薇の棘が飛び出してしまう体質の女子高生を描いた『いばらのばら』、不安定な夫婦の抱える秘密が胸に迫る『豆腐の家』、コミックス『女の穴』収録の傑作『女の豚』のその後を描いた『村田克己54歳』、苦く淡く切ない百合エピソードを綴った『君ならで誰にか見せむ』など…ふみふみこ本領発揮の全9作品を網羅した傑作集。

『さくらの園』の書影

さくらの園

3.14

467

発刊: 2014.8.1 ~

完結・全2巻

女子中学生・さくらと学友達の恋模様。秘密の園で奏でられるゆるふわSFラブストーリー。

『qtμt キューティーミューティー』の書影

qtμt キューティーミューティー

3.02

426

発刊: 2017.2.6 ~

通常版・他1作品

嘘だらけの日常。 奪うもの、奪われるもの。 少女たちはまだ、何も知らない。 中学二年生のはな、四葉(よつば)、小栗(こくり)、穂紀香(ほのか)は仲良し4人組。 この日常は平和で朗らか、そう思っていたのは、はなだけだった。 ある日、はなの元に差出人不明の手紙が届く。 歪んでいた日常は、形を変えて壊れてゆき、少女たちの性は、より大きな暴力に穢(けが)されていく――。

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作品レビュー

一覧

3.8

10巻まで読みました

LINEマンガ

ぼくらのへんたい

レビュー(48)件

完結・全10巻

3.0

記録

愛と呪い

レビュー(66)件

完結・全3巻

3.0

記録

ぼくらのへんたい

レビュー(48)件

完結・全10巻

3.0

3巻まで読みました

記録

愛と呪い

レビュー(66)件

完結・全3巻

2.0

3巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

幼少の頃から父親に猥褻行為を受け続け、それに対し何も救ってくれなかった家族や自分の人生に絶望してひたすら堕ち続け、やがて大人になり人生の区切りをつけるまでの物語。
作者曰く「半自伝」とのこと。

・思春期を迎える以前から執拗に父親に猥褻行為を受ける
・家族は咎めることなく、それを笑って見ていた
・宗教が家庭や教育機関に根付く、いわゆる宗教都市の中で「自分を何ひとつ救ってくれない宗教」に嫌気がさしていた
・世紀末、阪神淡路大震災や酒鬼薔薇聖斗事件にノストラダムスの大予言などで世間は閉塞的な空気だった
・1990年代前半の"キレる17歳"世代だった主人公は、家庭状況や世情にも感化され「重度のメンタルヘルス」になってしまう
・やがて大人になるも、幼少の頃のトラウマにより自分は「普通の家族」を持つことはできまいと思い、自ら周囲と隔絶する
・そして「家族」というコミュニティ、概念がいつしか自身を苛む呪いとなってしまう

とりあえず鬱系の漫画を読みたきゃこれ読んどけ、という感じでしょうか。
中途半端に「半自伝」と宣うなら、本当にいっそのことオーバーな部分は取り外してエッセイにすれば良かったのにと思います。
わざわざ「半自伝」なんて言う必要があったのでしょうか。最終巻で挟まれるいきなりの作者コメントもよくわかりませんでした。
もちろん、漫画は100%が創作だとは思いません。どんな作品だって、作者の自己投影する部分はおありだと思います。
それでも、フィクションならフィクション、エッセイならエッセイ、とはっきり線引きして欲しかったなと思いました。
つまるところ、「どういう気持ちで読めばいいの?」って思ってなんとも言えない読後感でした。

愛と呪い

レビュー(66)件

完結・全3巻

ksanさんのアイコン

ksan

menoko
3年前

4.3

3巻まで読みました

髄にくる漫画

愛と呪い

レビュー(66)件

完結・全3巻

mikaさんのアイコン

mika

mika
4年前

3.0

2巻まで読みました

Kindleにて購入

愛と呪い

レビュー(66)件

完結・全3巻

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