活発な女子高生・孫景(スンジン)は、通学途中で見かけた隣校の美少女・秋瞳(チウトン)に一目ぼれ。何とか仲良くなろうと、ぎこちないながらもアプローチしてみるが…。中国weiboで47億PV超の大人気作。オールカラーで完全翻訳出版。
前々からインディーズの日本語訳版をバラで観ていましたが、ようやく待望の公式翻訳版が発売。当たり前ながら時系列でまとめて読めるのは嬉しい。 この作品で私がいちばん好きなのは絵です。繊細ながらシリアスもコミカルも上手く表現されたシンプルなタッチが美しく素晴らしい。 いまアニメ公開中のノブレスにも通づる あちら独特のレベルの高い絵です。舞台は中国ですが、日本と言われても違和感がないくらい自然で馴染みやすいキャラ達が描かれています。そしてチウトンがとにかく可愛い。スンジンやカメラマンの気持ちが分かりますw またストーリーもイイです。コメディ要素も多めで、キャラ達の気持ちもよく表現されていて、共感できて観ていて楽しいです。 ちなみに不満点としては ボリューム。全277ページですが、1ページが3コマ以下のレイアウトで余白が大きく、見やすくサクサク進みますが、その分終わるのはあっという間で 物足りなさを感じます。 また未だ掲載されてない話もあり、これから2巻も発売されるとは思いますが予告はなく時期は不明です。1300円という価格設定から 全て掲載されていると思ったので、できれば全て又はもう2〜3話増やして欲しかったです。
by シン (1409)不安が募ると夜を呼んでしまう少女とその担当医・レイ。魔法と幸せがいっぱい詰まったふたり暮らし。「あなたが夜を呼ぶのは“光”を思い出すため」。不安が募ると辺りを暗闇に染めてしまう病気を持つ少女・ミラ。その病を治すため、心優しき医者・レイとともに森の奥で暮らしている。空から降ってくる星をジャムにしたり、自信をつけるために早起きを頑張ったり、小さな日常をひとつずつ大切にすることで、ミラはかつての自分を徐々に取り戻していく。しかしある日、夜の病気に興味を持ったレイの友人がふたりの元に現れ、ミラを不安にさせる……!すぐには治らない病、その壁に立ち向かっていく患者と医者のヒーリング・ストーリー。心の温度が直に伝わってくる人物の表情や、呼吸をしているかのように瑞々しく描かれた植物たち。確かな表現力を持つ三星たまの、初の単行本。読切&ショート・ショート8本を収録した、『星の子どもたち 三星たま短編集』も同時発売!