青森でリンゴ農家を営む老夫婦・正蔵とイネ。ある日目覚めるとふたりは若い頃の姿になっていて!?イケメンなじいさま&美人なばあさまが巻き起こす、お騒がせおしどり夫婦コメディ!コミックス描き下ろし28Pマンガも収録!
老夫婦がひょんな事から若い姿になっていて「昔できなかった事を二人でやろう!」 というストーリーでは無く若返っても二人はいつも通りの生活を続けてる。だけど周りの人たちはその若返った二人をきっかけに色々と変っていく・・・というほのぼの老夫婦?漫画です。 夫婦二人三脚で歩んできた信頼から出るお互いの行動は見ていて驚きや感動があります。 ずっと楽しい話だけでなく時には暗い話や悲しい話がありますが、それでもこの作品をより一層魅力的に見れる話しだと思います。 特に正蔵・イネの息子や孫との掛け合いはどことなく素直に言えない人の心理状態が描かれており、「こういうことは面と向かっては言えないよな」と思ってしまうほど感情移入してしまう作品でした。
by よりたろー (2)マイペース・ラブストーリー、始まります。 強引男子が好みの結沙は、バスケ部の先輩がタイプ。でも、友だちの奈々未と先輩が急接近! 奈々未の恋を応援するため「好きな人ができたの!」とウソをついた結沙。たまたま近くにいたクラスメイトの春田くんがその作戦を察して、彼氏のフリをしてくれました。淡々としているけど、ときどき、とっても優しい。そんな春田くんに、結沙の気持ちは…?
看護学科の高校3年生の×華は母親のすすめで産婦人科院の見習い看護師として働くことになる。中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。「多くの人に教えたい、読んでほしい」回を追うごとに読者からの反響が大きくなっていった感動作、いよいよコミックスで登場!
ちょっとした超能力が使えるのが取り柄の南丸こと、ナン丸はある日、知り合いでもない民俗学の教授・丸神から呼び出しを受けた。だが丸神は調査のため「丸神の里」へ行ったきりで戻っておらず、残された研究生からは「教授とナン丸は、同じルーツを持つらしい」と告げられ、心当たりを尋ねられた。だが何も知らない――。いっぽう「丸神の里」東北の丸川町では、殺害方法のわからない猟奇事件が起きた。失踪した丸神教授の研究内容と足取りを追って、丸神ゼミとナン丸は「丸神の里へ」おもむくが…。
約35億円の資産を持つイケメン実業家の独身男性を、ワケありの美女たちが”あんな手”や”こんな手”で奪い合う「玉の輿婚活バトルロワイヤル」開幕――!!!! 借金持ちの美女、後藤優奈(27歳・処女)の人生逆転を懸けた闘いが始まる!!!!!
千田原一花は、高校2年の春に医師から余命2年の宣告を受けていた。それから3年、大学2年になった一花はいつ終わりを迎えるかわからない日々を過ごしている。そんなある日、彼女は偶然、大学を辞めた元哲学講師・萬木昭文と再会する。想いを寄せていた萬木先生に出会えたことで一花の気持ちは、ふたたび燃え上がるが――。はかない生を歩む一花と、静かに消えていこうとする男の、束の間の恋の物語。
3巻完結。タダノなつ先生お疲れ様でした! 「余命」を宣告されたふたりが残りの人生をどう生きようとするのか、その物語の行く末は。 読み終わったあと、カバー下でボロ泣きしました。 本作が一昔前に流行った「難病ものの恋愛作品」と毛色が違うのは、「生きることに執着していないこと」によると思います。 だからこそ、軽やかな絵柄が意味を持ちます。作中で一花が言うように、「病気なのを忘れちゃいそう」。 病により余命1年と告げられている女子大生の主人公・一花。 入学式で出会った哲学科の准教授・萬木に一目惚れして猛アタックをする日々。 しかしある日突然、萬木は退職し姿を消してしまいます。 数ヶ月後、駅で偶然出会ったふたり。 一花は萬木に、「死ぬんだってさ俺 あと1年で」 と告げられます。 絵柄が柔らかくて読みやすいです。 会話と地の文のトーンの差が心にクる。 「普通」って、本当に尊いものなんです。 もはや「普通」には戻れない人生を強制的に歩まされるのは、自分が最終的に受け容れるしか解決策がありません。 一花が病気の話をしたくない気持ちもとてもわかります。 「普通」でありたいから。 でも、いざそれが目の前に突きつけられると本当に辛い。 次巻が楽しみであり怖いです。
by せーふぁ (1047)