パニック障害、うつ病、発達障害──。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。 精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願う──。 「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」
南海の離島・古志木島(こしきじま)。医療設備もままならないその島へ、東京の大学病院にいたという、何やらわけありの外科医・五島健助が船酔いに耐えながらやってきた。だが着任初日、診療所を訪れた患者はゼロ。看護婦の星野は「この島の人達は、本当に具合が悪かったら、本土の病院に船で6時間かけて行くんです。誰もこんなとこで診てもらいたくないですからね」と言う。なんだか気が抜けてしまった健介だが、その日の夜「タケヒロが大変だ」と、友達のクニオが血相を変えてやって来た。早速タケヒロの家に行った健介は、急性虫垂炎と診断。早急に手術をしないと、命が危ない。しかし島に来る医者を信用していないタケヒロの父親は、健介が手術することを拒否。船で本土の病院へ運ぶという。
『ARMS』『牙の旅商人』の七月鏡一と『新暗行御史』『MARCHSTORY』の梁慶一の強力タッグがここに実現!魂揺さぶる“プリズン・サバイヴ・アクション”単行本1・2巻同時発売!!(内容)20XX年、人類の中から突如出現した特殊な能力者たち…ある者は肉体を変異させ、ある者は超常の力を振るった。人々は彼らのことを“アルタード(変異体)”と呼称した…!!12年後、とある都市の廃墟と化した港の一角に、40人の人間が集められていた。彼らは皆…“囚人”!移送される先は、“アイランドD”なる謎の孤島刑務所!人類の存亡を賭けた“プリズン・サバイヴ・アクション”、ここに堂々開幕!!!混迷の時代に叩きつける、怒りの拳を見よ!!!!