砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥くじら”で暮らす少年チャクロは、誰ひとり見たことのない外の世界に憧れを抱きつつ、仲間たちと変わらぬ日々を過ごしていた。そんなある日、突然漂着した廃墟船の中で、チャクロは1人の少女と出会う…。
とても惹きつけられる世界観。 不思議で、ワクワクする。オリジナリティに溢れていて、雰囲気も良く、続きが気になるストーリー。 ・1巻 入りから惹きつけられた。皆で死者を送り出すシーン。祝詞のようなものを口ずさむ面々、異能力らしきもの、茫漠な見開き。バックグラウンドを知らない状態なので、謎に心が躍る。記録係である主人公のチャクロがあまりにも女の子っぽすぎて違和感はあるが、キャラデザに妙な儚さと艶っぽさがあってかなりいいなと感じました。内容としてはプロローグ。泥クジラに住むサイミア持ちの子供達「印」が偵察に向かった先で、1人の女の子に出会う。そしてその子を連れて帰ったのが原因か、皇帝陛下と呼ばれる者の僕の兵士が泥クジラを襲いに来た。 謎が謎を呼ぶ展開。これからが楽しみ。
by ヴァッハ (210)1千万円で甲子園を買え!『ドラゴン桜』の作者が描く、完璧に新しい高校野球ストーリー!――創立100年目での甲子園初出場を目指し地区大会決勝に挑む、埼玉の名門・県立樫野(かしの)高校。3年生の不動のエース・中村(なかむら)に圧し掛かる、とてつもなく大きな重圧。2年生のショート・七嶋(ななしま)は、中村に、かける言葉がない。涙も涸れる甲子園ロードが、今スタートする!