俺は、モテるために強くなる!! 女騎士とオークの息子に転生した主人公、オルク。村でいじめられていたオルクに対し、母親は強くなれと、言葉をかける。「オルク、弱ければ一生童貞です。強ければ美女たちと×れます」そんな母の言葉を否定するオルク。しかし、族長会で、初めて他種族の少女たちを見たオルクは、その可愛さに衝撃を受け、強くなる事を決意して――!? 最強種族の異世界無双&ハーレム冒険譚、開幕!! (原題「史上最強オークさんの楽しい種付けハーレムづくり」/ガガガ文庫刊)
売れない芸人・ソータの爽快ラジオパーソナリティ物語! ――こいつにはラジオの才能ががある。 売れない芸人・朝日屋颯太(あさひやそうた)は 相方に逃げられ、バイトばかりで仕事がない! そんなある日、半年ぶりに現れた元相方が 放送作家になって 美人ディレクターを連れてきた。 2人の手引きで颯太は ラジオ業界に足を踏み入れるが…!? 脱・仕事ない芸人! 超マイペース男とくせ者だらけのラジオ局の 爽快ラジオ群像劇!!
前世でうっかり僧侶になり、「一生童貞」を誓ってしまった乃木篤朗! 輪廻、それは運命を繰り返すことなのか? 現世でも、漫画家という絶望的童貞クラスタに産まれてしまった乃木は、「童貞でもベッドシーンは描ける!」の信念の元、少年GUMPで新連載を開始する! ところが、アシスタントにやってきたのが、巨乳の女・花撫! 机に胸を乗せ、キシキシ胸を揺らして作業するカノジョの姿に乃木は衝撃を受ける! 「童貞を誇らしく思っていたが、僕はバカだった。本物を知らなければ、本物の絵など描けない…!!」 漫画への崇高な思いから胸を触ることを決意する乃木! そこへ、やはり前世からの因縁のゲイ、アキラまで参戦し...? 童貞と巨乳とゲイが一つ屋根の下、童貞は〆切までに漫画を描くことはできるのか! 読者諸君に告ぐ! これは少女漫画である! 繰り返す!これは少女漫画である!!
超多忙な広告マン、 営業の西尾、マーケティングの東良、制作の北、経理の南郷たち。 同じ男子寮に入居している4人の唯一の癒しの時間、それは…「料理」! ! ! 仕事の愚痴が盛り上がり、わいわい楽しい同僚との深夜めし。 金曜の夜の持ち寄りご飯で、彼らが作る美味しいレシピとは…?
成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。15歳を迎えて成人したマインは、「カット&ペースト」と「鑑定・全」という2つのスキルを授かった。一見使い物にならないと思えた「カット&ペースト」であったが、使い方しだいで無敵のスキルになることが判明。 そのチートすぎるスキルを周りに隠しながら生きることに苦悩するマインのもとへ、突然王女様がやって来て、事態はあらぬ方向に――。スキル「カット&ペースト」で成し遂げる英雄伝説、いま開幕!
俺はもう自重しない!! かつて最強の勇者として、異世界を救った主人公オリオン。魔王を倒すという使命を果たし現実世界に戻ったものの、ブラック企業にすり潰される毎日。そんなある日、かつて自分が救った異世界へと再び転生を果たす。しかも勇者だった時の強さそのままで! そして…心に誓った。今度の人生では何ひとつ我慢しないことを!! 自重しない元勇者の強くて楽しいニューゲーム、ここに開幕!!!
魔法の呪文「トッテモコマッタンガー」を偶然の一致で唱えてしまい、失敗ばかりの魔法使い「タルルート」を呼び出してしまった小学生「江戸城本丸」が主人公。 次の話に続くこともありますが基本的に一話完結型のギャグ漫画です。 作者の江川達也はいろいろ批判の声が多い人物ですが、本作を読んでいるとあの江川達也がこれほど高レベルの作画で、しかも週刊連載を何年も続けていたなんて信じられない思いがします。 本作は絵こそ荒いですが力強く、一コマ一コマに勢いがあって読んでいてすごく楽しい作品でした。 氏の最近の作品や言動から批判する気持ちは十分分かるのですが、本作については紛れなく名作です。 本作はドラえもんへのアンチテーゼを謳っていたが、結局は模倣に終わったと作者は自己評価しています。 ですが、ドラえもんへのアンチテーゼと言われると納得する部分が多いです。 確かに話の展開は似ていて、のび太やジャイアン、スネ夫、しずかちゃんポジションと言えるキャラクターが登場するのですが、本丸はのび太くんと違い、タルの不思議な魔法の力を使って勝利するのではなく、魔法の力で特訓をして、努力に努力を重ねて苦手を克服し、勝ってしまう、そして人として大きく成長する物語となっています。 少年誌らしからぬエロ展開が多いのも特徴の一つです。 後発のジャンプ漫画に比べるとぬるい展開ではあるのですが、女の子が体を洗うタオルに憑依してしまう、魔法のメガネで服が透けて見えるなど、当時の小学生男子にはドキドキの展開が多かったです。 ネタバレはしたくないので細かく書きませんが、最終回直前の展開がかなり熱く、少年誌らしい燃える展開でした。 ラストは打ち切りだそうなのですが、それを感じさせない余韻を残した終わり方になっています。 大変きれいなスッキリとした、そしてタルルートらしい良い最終回だと感じました。 本作を読むと、もう本当に最近の江川達也はどうなってしまったのかと思います。 本作は現在の氏が想像できないほどハイクオリティーでメッセージ性に溢れ、熱い、素晴らしい作品です。
by うにたべたい (528)