堀内厚徳さんの作品の書影

堀内厚徳

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作品数:4

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堀内厚徳の作品

一覧
『線は、僕を描く』の書影

線は、僕を描く

3.43

2832

発刊: 2019.8.2 ~

完結・全4巻

青春×水墨画! それは、“白”と“黒”で“宇宙”を描く芸術。墨と筆を道連れに、傷だらけの少年は、生命を取り戻す旅に出る。前代未聞の本格水墨画漫画! 「そう、水墨画。かっこいいだろう?」。大きな喪失感の中で生きる大学生・青山霜介は、水墨画の巨匠・篠田湖山に突然弟子にされてしまう。芸術のことなど何一つ知らなかった霜介は、たちまち見知らぬ世界に魅了されていく──。青春と芸術、成長と恢復の物語。前代未聞の本格水墨画漫画!

『この剣が月を斬る』の書影

この剣が月を斬る

3.00

728

発刊: 2016.8.5 ~

完結・全3巻

沖田宗次郎(沖田総司)、9歳。父親のいない少年は剣術道場「試衛館」に預けられ、兄弟子・嶋崎勝太(近藤勇)と運命的な出会いをする…。後に歴史上最強の剣客集団「新選組」を結成する少年達の涙と絆の青春時代。彼らは決してスーパーヒーローではなかった。何者でもない自分に悩み、社会に打ちのめされ、それでも仲間と共に夢を見た。この物語は「時代劇」ではない。一歩を踏み出せずにいる全ての少年達に贈る、「君の物語」。

『ベイビー・ワールドエンド』の書影

ベイビー・ワールドエンド

3.00

609

発刊: 2012.11.5 ~

完結・全4巻

優しい柴犬・ポチは、友達のいないゆー子ちゃんを想って、流れ星に願います。「僕がもしも人間だったら、君は一人じゃないと伝えられるのに……」でも、夏祭りの夜、孤独なゆー子ちゃんが星に願ったのは、二度と取り返しのつかない、世界一残酷な願いだったのです……。

『神獣医』の書影

神獣医

3.34

293

発刊: 2020.10.1 ~

既刊2巻

動物達が大好きだけれど、動物達はあまり懐いてくれない…。腕は確かだが、ちょっぴり残念な獣医師・朝井尊の元に、大学時代の先輩・神童新から「お前に診てもらいたい症例がある」という依頼が来る。尊が、神童に半ば強引に連れられていった先に待ち受けていたのは、“神獣”――すなわち、神様だった。自然災害の原因=神様達の病気! 世界の命運は、一人の獣医師に託された!

作品レビュー

一覧

4.2

4巻まで読みました

すげーって思う作品って、はじめから異彩を放っている。

第一話では、青山霜介の異常なまでの鋭敏な感性が見出されるところから始まる。
こういう天才発見の話はだいたい全部好き。

続く第二話で、突然の新参弟子に千瑛が噛み付いたものの、すぐに
「気に入らないのは私の この未熟さよ」
「冗談じゃない…冗談じゃないのね おじいちゃん」
と、冷静な態度を見せる。

ここがすごいよかった。
好きな作品だ、って思った。
何もない青山の部屋と、切り込むような凛とした空気の千瑛。
切実で、真剣。
そういう人だからこそ持つ、人として優しさ、暖かさを感じた。

これは全体通してだけど、キャラの作り込みに厚みがあるというか、通底する「優しさ」がある。
浅はかキャラに見える小前君だって、友達想いで、他者への尊敬がある人だ。
「ツンデレ(千瑛)」とか「頑固オヤジ(翠山)」「技巧派イケメンエリート(斉藤湖栖)」みたいな”属性”に、この作者なりの「優しさ」「他者を尊重する気持ち」をうまくブレンドすることで、無二の”個性”に昇華している。

そして、やっぱり見応えがあるのは、そんなキャラたちの優しさに触れながら、徐々に描く線を変えていく青山の姿。
青山の描く線は、湖山のこの言葉によってひとつの完成をみる。
「ありのままに生きようとする命ーそれに深く頭を垂れて教えを乞いなさい」

儚く燃える蘭の命に、美しさを見つけ尊ぶ。
それは、自分の命の美しさを見つけることでもある、のかもしれない。

あとこれ小説のコミカライズなんだけど、空気の描きわけがうまくて引きこまれた。
凛とした空気、暗く寂しい空気、命を感じる暖かい空気、等等。

僕のなかでの三大コミカライズ作品は
『孤高の人』『魔王』と、この作品になった。

線は、僕を描く

レビュー(32)件

完結・全4巻

3.8

2巻まで読みました

まあまあ

線は、僕を描く

レビュー(32)件

完結・全4巻

3.5

4巻まで読みました

短く終わったのが好感高い

線は、僕を描く

レビュー(32)件

完結・全4巻

SHさんのアイコン

SH

4k2n4wgjk8
5ヶ月前

3.1

4巻まで読みました

線は、僕を描く

レビュー(32)件

完結・全4巻

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