2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。 夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。 2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。 しがないデブリ(宇宙廃棄物)回収船に乗り組むハチマキは、大きな夢を持ちつつも、貧相な現実と不安定な自分に抗いきれずにいる。同僚のユーリは、喪った妻の思い出に後ろ髪を引かれ、自分の未来を探せずにいる。前世紀から続く大気の底の問題は未解決のままで、先進各国はその権勢を成層圏の外まで及ぼしている。人類はその腕を成層圏の外側にまで伸ばした。しかし、生きることーーその強さも弱さも何も変わらなかった。
ニート、家を作る!? 『午前3時の無法地帯』『三代目薬屋久兵衛』のねむようこ最新作! 親に黙って大学を中退し、地元に帰ってきたカズキ。 激怒する親から残りの学費200万円をもらい、 祖母が遺した美容室を改装して住むことにした。 しかし、無敵に思えた軍資金200万円も、 家を理想通りにリノベーションするには全っ然足りない!!!!! 開業場所を探していた美容師・聖大に一部を貸し、 家賃収入を得ることになったが、それでも工事は必須…。 そこで、元リフォーム屋の栄吉に力を借りつつ、 文字通り「自分の手で」壁を壊し、天井をはがして 家を改装する、カズキのガチンコDIYライフが始まった…! ボンクラ娘のDIYライフと恋の行方は?
キュンってする。タイプの違う男子…悩む(笑)初めの展開にあり得ないとか、無謀過ぎて共感出来ないと真人間みたいな感想を持ったのが間違い。最後まで読むとこーゆー生き方もあっていい。途中で道を外れる事、元の道に戻る事、これと言って夢もやりたい事がない事も全てアリだなって思わせてくれる。ハッキリしない事もそれはそれで今の二人には正解なんだと思いました。 頑張る事が全てじゃない。真面目な事が絶対じゃない。不完全で欠点があるキャラクターばかりだけど嫌な奴がいないのが良い◉ それにしてもねむ先生のもうチョット欲しいと思わせる絶妙な終わり方流石!先を想像して何回も読み直したり、次回作に期待が増したり離れられなくなる…
by シュン (742)