堀口元気はプロボクサーである父親の影響をうけて、5歳からボクシングをはじめた。しかし、父親は後に世界チャンピオンとなる「天才ボクサー」の異名を持つ関拳児(せきけんじ)との死闘の末、この世を去ってしまう。父親の果たせなかった夢……世界チャンピオンを目指して、元気が駆け抜ける!熱く燃え続ける男の感動ドラマ!
●あらすじ/ある日登校中に、不良たちから“ゴミ子”と呼ばれ、いじめられている少女を助けた紫原ユウキ。彼女が立ち去ったあとで奇妙な石を拾ったユウキだが、授業中にそれを眺めていて藤村という理科教師に没収されてしまう。放課後、その教師の部屋に呼ばれたユウキは、化け物のような姿に変身した藤村から「この石をどこで拾った」と迫られ…(第1話)。 ●本巻の特徴/母親が師範を務める道場で空手三昧の日々を送っていた中学2年生・紫原ユウキは、別のクラスの鼻つまみ者・ゴミ子(朝倉)を助けたことにより人生が一変! 得体の知れない“モノバイル”と戦ったり、左手に聖結晶の破片“アイソトープ”が入って炎が出たり…。全知全能の石・聖結晶を集め、巨大な力を手にしようと企む悪者たちとのバトルが、いま幕を開ける!! ▼第1話/ボーイ・ミーツ・ガールS(ズ) ▼第2話/見知らぬ国のトリッパー ▼第3話/ビューティフルサンデー ▼第4話/図書館では静かに ▼第5話/勝手なやつら ▼第6話/プリンセス・トラスト ▼第7話/ビッグ・ブラザー ●主な登場人物/紫原ユウキ(空手道場の息子で14歳。ひょんなことから聖結晶を巡りモノバイルと戦うことに)、アルバトロス(石を燃やして生まれるエネルギーで生きている種族・モノバイルの元お姫様。石の王国から“聖結晶”を集めるためにやってきた。石を節約するため、普段は朝倉さくら[ゴミ子]の姿で暮らす) ●その他の登場人物/紫原美沙都(ユウキの母で紫道館空手師範。稽古の鬼)、緑川理香(ユウキの同級生で幼なじみ)、クレイン(アンチモンが素石のモノバイルで、かなり強い。聖結晶の破片を持っている)
SSCで刊行中の『アラタカンガタリ~革神語~』に著者自ら加筆修正を加え、単行本向けに再構成した「リマスター版」。さらに雑誌掲載時のカラーページもそのままに、SSC版2巻分の内容を収録、カバーも新規描き下ろし。