人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させることで始まった「宇宙世紀」。そして宇宙世紀0079年、地球から最も遠い宇宙都市・サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対し独立を宣言。戦争を挑んだ。開戦から一年近くが経つ現在、大規模な戦争により破壊されたスペースコロニー(人工の大地)や戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域・通称“サンダーボルト宙域”では、制宙権を握るジオン公国軍と、奪還を目指す地球連邦軍による激しい戦いが行われていたーーー。 『MOONLIGHT MILE』でリアルな宇宙開発を舞台にロマンを描く太田垣康男が、自らのルーツである『機動戦士ガンダム』に挑戦! 驚愕のメカ描写、太田垣流リアリズムを背景に激突する、蒼き主人公たちの躍動に注目を!!
水あさとが描く、コミック専門書店で働く人たちの<本屋 de 青春>グラフィティ!デンキ街のディープで楽しい本屋の毎日。マンガを愛する書店員さんたちの、にぎやかコメディ開幕~!! 主人公・海雄(うみお)くんのバイト先〈BOOKS うまのほね〉。そこではみんな何かのマニアだったり、コアなファンだったりとちょっと濃い目のキャラ多し。仕事を教えてくれる先輩女子は、先輩だけど年下さん。……さてさて、海雄くんのバイト生活はうまくやっていけるかな?
中学生の三木涼太は、母ひとり子ひとりで仲むつましく見えていたが、いつも母は息子の一挙手一投足に怯えていた。一方、クラスメイトの笠井薫は過保護な親に辟易し、自分がイジめられるのはの母親が悪いと考えていた。そんなある日、イジメを助けたことがきっかけで、ふたりははじめて会話をするが…!? 究極の母性に取り憑かれた少年のサイコ・サスペンス!
養母と暮らす中学生の主人公、三木涼太。 最序盤は仲睦まじい親子関係のように見えますが、勿論そんなものは虚像です。 涼太の生い立ちは詳しく述べられていませんが、「理想の母親」を探して物語開始以前から様々な女性のもとで暮らしていた様子。 そしてそんなひと回り、あるいはふた回り以上歳の差があろう養子の機嫌を取ろうと必死な養母。 また涼太の友人となるいじめられっ子の薫とその母。 病的はまでに過干渉な母。こちらの親子関係も歪でおかしいです。 つまるところ、登場人物全員頭のネジが飛んでいます。 コマ割りは描き込みがすっきりしていて読みやすく、絵に癖もないのでとっつきやすいです。 でもところどころ生理的嫌悪感を煽る描写があって、さすがに手放しにおすすめはできかねる作品。 サイコサスペンス好きならおすすめです。
by せーふぁ (1047)ロボットの未来がここにある。 鉄腕アトム誕生までを描く物語、開幕──!! 原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本。 それから5年後、復興が進む日本のとある大学に、 ロボット開発にすべてを懸ける2人の若き研究者の姿があった──。 “ゆうきまさみ”דカサハラテツロー”という、ロボット漫画を描き続けてきた2人が 新解釈で描く、永遠のヒーロー“鉄腕アトム”誕生までの物語がいよいよ開幕!!
ロボット開発に明け暮れる2人の若き研究者。彼らの目標は「心を持つロボットを作る事」しかし目指すゴールは根本的に違っていた。ヒロシ(お茶の水)は人間と並び立ち共感しあえる「友」。ウマタロウ(天馬)は人間を超える超越的存在「神」。自我はロボットに必要か否か? 彼らが開発したロボットA106(エーテンシックス)は、人間には認識されない領域で自我を既に目覚めさせ、周囲のAIと対話を試み始めていた…。 鉄腕アトムの後日譚「アトム今昔物語」に通じるエピソード満載でファンとしては胸熱!!AIの進化、自我、感情を持つとはどういう事か?この世界に「アトム」の存在が及ぼす影響とは。…面白すぎるっもっと早く読んでれば良かった!!
by おおがらす (580)