職業ホスト・俺様な新夫 翔とそれに執着するいかれた売れっ子作家・新妻さとし。 コンビニでバイト中だった新妻を、泥酔していた新夫が壁ドンで(誤って)口説いてしまい、 あまりのかっこよさに一目惚れされてしまって以来のストーカーラブ! なにかと口うるさく寄ってくる新妻を毎度毎度、足腰たたなくなるまでぶち犯す (体で黙らす) 新夫だったが、 自殺癖があったり自分に無頓着な新妻を放っておけず、なんだかんだで絆されつつも 負け(陥落)を認めようとしない新夫と新妻の恋の行方はいかに…! ? ホスト×ヤンデレ執着くんのデンジャラスラブ★★単行本カバー下イラスト収録★ 【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】
ヤンキー漫画の金字塔「クローズ」が 連載開始25周年を記念して新装版(B6判)となって復活!! 表紙はすべて髙橋ヒロシによる描き下ろし。 全22巻、毎月2冊同時発売!! 全巻メタルステッカー付き!! タイムリーな世代も、青春まっただ中の若者たちも、 全ての日本男児が必読の男のバイブル!!
傑作ぞろいと言われる岡崎京子作品のなかでも、誰もが「代表作」と言い切る作品。90年代はじめの「都会」に生きる高校生たちの姿を描く。 <p> 河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。セイタカアワダチソウが茂るその河原で、いじめられっこの山田は、腐りゆく死体を発見する。「自分が生きてるのか死んでるのかいつもわからないでいるけど/この死体をみると勇気が出るんだ」。過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえもまた、この死体を愛していた。ふたりは、いつも率直で、「かわいい」ハルナにだけは心を許している。山田を執拗にいじめ抜くハルナの恋人、一方通行の好意を山田に寄せる少女、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人。それぞれに重い状況を抱えた高校生たちがからみ合いながら物語は進行する。そして、新たな死体が、ひとつ生まれる。 <p> 本書は、93年から94年にかけて雑誌「CUTiE」で連載され、94年6 月に単行本化されたものの愛蔵版である。発表当時から多くの若者の心をとらえ、何年経ってもその評価が揺らぐことはなく、新たな読者を獲得し続けている。もちろん「若者」であっても、共感できる人もいれば、できない人もいるはずだ。 <p> だがはっきりと言えるのは、本書が「読み物」としての興奮を存分に読者に与えてくれるものだということ。痛ましく、凄まじいこの物語に、きっちりと「おとしまえ」をつけて描き上げることのできる著者の圧倒的な力量には、誰もが魅せられるはずだ。(門倉紫麻)