毎年、いいところまで行くのに「あと一歩」が続く微妙な私立高校・木登学園(きとがくえん)のサッカー部。2年生の主人公・今中(いまなか)はドリブルが武器のフォワードだ。だが彼は、監督が日々繰り返す「勝つ為に無難なプレーに徹しろ!」という方針に正直、なじめない毎日を過ごしている。チームメイト達も、程度の差はあっても疑問や不満が膨らんでいる。そんな危うい状態だ。ところがある日、事件が起きる!3年生が引退し、新チームが動き始めるタイミングで監督が他校の引き抜きに応じてしまったため、体制がガラッと変わったのだ。そして、大昔の名選手・クライフに心酔する新監督の口から発せられた言葉に部員達は息を呑む…「勝つことにこだわっても、どうせどこかで負けます。だったら美しいサッカーにこだわりましょうよ。最高の負け試合をして、絶頂の中で美しく散りましょう!!」おいおい…いいのかそれで!!?俺達の最終学年、この中2病みたいな監督に任せちゃって本当にいいのか!!?
新時代軍事エンターテインメント開幕!!20YX年。温暖化により海氷が減少する北極海----調査研究のため派遣されたのは、次期「いぶき」艦長候補の蕪木が乗る海自護衛艦「しらぬい」。その眼前で突如、民間調査船が何者かの攻撃を受ける…!!咄嗟に武器を使用して民間船を守った「しらぬい」だが…!?攻撃したのは!?攻撃された理由とはーーーー!?
現代の女子高生・梓は、ある日突然、大正時代によく似た世界に時空移動してしまう。 見知らぬ世界でピンチに陥った梓は、自らを“鬼”と名乗る謎の青年、ダリウスに助けられ、 彼の邸へと匿われるが…? “龍神の神子”として異世界へ召喚されてしまった梓の恋と運命は――?