鍵空とみやきさんの作品の書影

鍵空とみやき

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作品数:7

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鍵空とみやきの作品

一覧
『ハッピーシュガーライフ』の書影

ハッピーシュガーライフ

3.39

7742

発刊: 2015.9.4 ~

完結・全11巻

真実の愛は、試されなければならない。 松坂さとうには、好きな人がいます。一緒に暮らして愛を語り合うと、とても甘い気持ちになるのです。きっとこれが「愛」なのね。彼女はそう思いました。この想いを守るためなら、どんなことも許される。騙しても犯しても奪っても殺してもいいと思うの。『賭ケグルイ』の河本ほむら・尚村透が推薦する、戦慄の純愛サイコホラー

追いかける「白い子」。逃げる「黒い子」。それは二人のじぶんさがし。互いのしあわせさがし。絵本のように愛らしく、詩のように繊細な鍵空とみやき初期作品を描き下ろしカバーで単行本化。このやさしく切ない営みを、どうぞ貴方なりに読み解いてください。

『TARi TARi』の書影

TARi TARi

3.06

581

発刊: 2012.6.6 ~

完結・全2巻

坂井和奏は、江の島の土産物屋で父親とともに暮らす高校3年生。ある事情により、声楽科から普通科に転科、普通に大学受験を目指していた。だが、クラスメイトの来夏、紗羽たちと巡り合うことで、一度は諦めた音楽の道に、再びかかわることになるが…。「歌うこと」をきっかけに繋がる3人の女の子の青春ストーリー、第1巻。

P.A.WORKSのオリジナルアニメ・TARI TARIのコミカライズ。 作画は後に"ハッピーシュガーライフ"を描くの鍵空とみやき氏です。 ストーリーは基本的にアニメ準拠ですが、巻数が全2巻と非常に短く、最後まで描かれません。 かなり端折られていて、紗羽の将来に関する両親との確執は描かれず、ヤンとの文通シーンも無し、文化祭まで話が行かないので、最後の校長の見せ場も無く、来夏と教頭が和解して終了となります。 アニメがすごく良かったので読んでみましたが、そういう意味ではちょっと期待から外れた内容でした。 アニメ版では、各キャラで苦しみやもやもやを抱えているけどそれで悩んだり、ケンカしたりして、少しづつ前に進む展開が良かったのですが、マンガ版だと完全に来夏、和奏がメインで、シンプルすぎる内容だったように思います。 絵や構成は良かったのですが、アニメ視聴済みで読むと、もう後、5,6巻分は必要だったんじゃないかなと思いました。 なお、ストーリーはアニメ準拠ですが、和奏や教頭がより性格悪く感じました。 特に教頭は完全に問題教師で、サディスティックに来夏を虐め、陥れる様は悪党以外の何物でもなく、やりすぎ感がありました。 最後は勧善懲悪ということで、失脚して首を切られるか逮捕されるかして欲しいくらいです。 "ハッピーシュガーライフ"を描く片鱗が見え隠れしていましたね。 "ハッピーシュガーライフ"とアニメのTARI TARI両方を知った上だったので、別の意味で楽しめましたが、そうでない場合はだいぶ印象が違って見えるのではと思います。

by うにたべたい (528)
『カミヨメ』の書影

カミヨメ

454

発刊: 2011.5.3 ~

完結・全2巻

ごく普通の中学生、希桜 彗華(きざくらすいか)。小さなころから仲の良い、神主の空想 万(くうそうよろず)。友達以上・恋人未満のおだやかな日常は、彼が“ほんとうの姿”を明かすことで動き出す――

『青春ボカロ組曲』の書影

青春ボカロ組曲

360

発刊: 2015.1.4 ~

既刊1巻

DECO*27『ペダルハート』、40mP『夢地図』『ヤクソクの種』、HoneyWorks『今ちょっとだけ話題の神様』、yukkedoluce『林檎売りの泡沫少女』、buzzG『Notebook』。珠玉のボカロ曲から生まれた、心温まる青春ストーリー全6篇収録。

かなでは悩んでいた。ある日、大好きなお姉ちゃんが家に帰ってこなくなってしまったのだ。そんなとき、学校である噂を耳にする。とある時間、とある掲示板にきめられた文言をかきこむと助けてくれる人があらわれるらしいのだ。かなでは半信半疑ながら書き込むと、窓の外から青い髪の少女があらわれたのだった…!?

「ハッピーシュガーライフ」で愛の深淵を描いた鍵空とみやきが贈るのは【恋】をめぐるお話。高度なAIを搭載された愛玩人形【ドール】。彼らは「恋すること」を禁じられていた。恋をすると、ドールはバカになってしまうから。それでも彼らは、誰かを好きになってしまう。人のようで人ではないモノたち。恋は彼らを幸福にいざなうのか、それとも…?恋に恋する人形たちの、サイエンス・ファンタジー。

作品レビュー

一覧

2.0

10巻まで読みました

ザ・ガンガンって感じ。

ハッピーシュガーライフ

レビュー(120)件

完結・全11巻

3.3

2巻まで読みました

P.A.WORKSのオリジナルアニメ・TARI TARIのコミカライズ。
作画は後に"ハッピーシュガーライフ"を描くの鍵空とみやき氏です。

ストーリーは基本的にアニメ準拠ですが、巻数が全2巻と非常に短く、最後まで描かれません。
かなり端折られていて、紗羽の将来に関する両親との確執は描かれず、ヤンとの文通シーンも無し、文化祭まで話が行かないので、最後の校長の見せ場も無く、来夏と教頭が和解して終了となります。
アニメがすごく良かったので読んでみましたが、そういう意味ではちょっと期待から外れた内容でした。
アニメ版では、各キャラで苦しみやもやもやを抱えているけどそれで悩んだり、ケンカしたりして、少しづつ前に進む展開が良かったのですが、マンガ版だと完全に来夏、和奏がメインで、シンプルすぎる内容だったように思います。
絵や構成は良かったのですが、アニメ視聴済みで読むと、もう後、5,6巻分は必要だったんじゃないかなと思いました。

なお、ストーリーはアニメ準拠ですが、和奏や教頭がより性格悪く感じました。
特に教頭は完全に問題教師で、サディスティックに来夏を虐め、陥れる様は悪党以外の何物でもなく、やりすぎ感がありました。
最後は勧善懲悪ということで、失脚して首を切られるか逮捕されるかして欲しいくらいです。
"ハッピーシュガーライフ"を描く片鱗が見え隠れしていましたね。
"ハッピーシュガーライフ"とアニメのTARI TARI両方を知った上だったので、別の意味で楽しめましたが、そうでない場合はだいぶ印象が違って見えるのではと思います。

TARi TARi

レビュー(3)件

完結・全2巻

3.8

タイトル通り、幸せな甘い生活を送る二人の少女が、その生活を守るためにがんばる話です。
主人公は女子高生「松坂さとう」と幼い少女「神戸しお」で、二人は一緒に住んでいて深く愛し合っています。
ですが、子供二人で生きていけるほど世間は簡単じゃなく、色々な問題から知恵と勇気で立ち向かい、二人だけの甘い甘い生活をがんばって守る、戦う女の子のものがたりとなっています。

ガンガン系の作品らしいロリ系の絵柄にふわふわしたタイトル、舞台は現代ですがファンタジーっぽい雰囲気の作品で、愛し合う二人の女の子が、二人だけの世界を過ごす。
さぞかし可愛らしい、ほっこりとしたお話なんだろうなぁと思ってページを捲ったのですが、実際の内容は絵柄と乖離した超鬱系のドス黒いサイコホラーでした。

下手なことを書くと全部ネタバレになりそうでもどかしいのですが、できるだけ掘り下げない感じであらすじを書くと、さとうさんは愛を理解できず、毎晩のように男漁りの日々を送っていたのですが、しおちゃんと出会ったことで本当の愛を知り、二人は幸せな生活を営みはじめるところで物語が始まります。

一方で街には行方不明の少女を探すニュースが流れ、ビラが貼られます。
さとうさんは二人の生活を守るため、しおちゃんに部屋から出ないこと、鍵付きの部屋には近づかないようにお話します。
そしてその部屋には謎のビニール袋が置かれていて。
誘拐、ストーカー、変質者、死体遺棄、監禁、DV、愛、天使、二人だけの甘い生活を守るため障害を取り除くためしおを守るため、手段を選ばずに行動するさとうの無機質な恐ろしさに戦慄する、愛の物語でした。

なお、登場人物は大体全員異常者なので、安心していたら 「お前もキチ○イか!」 と驚くことになります。
主人公は異常者代表みたいなものですが、こんなヤバい人々が身近にいるとかたまったもんじゃないですね。
ラストは、「やっぱりお前もキチ○イか!」という終わり方でした。
後味は悪いですが、周囲はともかく二人が幸せなら良かったのかなと思います。

ハッピーシュガーライフ

レビュー(120)件

完結・全11巻

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