「愛しい妻の願いなら…捧げますよ、この身全てを」26歳で処女の内気OL・凪沙は、旅先で謎のヤクザ・漣(さざなみ)と出会う。「妻のフリをして欲しい」と頼まれ、一晩だけ…と彼の手をとる。宝物のように自分を扱う紳士的な姿に、凪沙はある決意をして…。「わっ、私の処女、貰ってくれませんか?」美しい刺青と剥き出しの情愛。漣に激しくも優しく抱き溶かされ、翌朝何も言わず漣の元を去るが…?「ヤクザをヤり捨てるなんていい度胸ですね」見つめ返す彼の瞳はまさかの本気――…!?漣の意外な一面に胸きゅんな描き下ろしも収録! ※この作品は過去、電子書籍「漣蒼士に処女を捧ぐ~さあ、じっくり愛でましょうか1~6巻」に掲載されました。重複購入にご注意下さい。
「こんな幸せ、昔は想像出来なかった」漣と恋人同士になり、仕事では大きな案件を任され、順風満帆な日々を送っていたある日。凪沙は漣の高校時代の同級生・九条と出逢う。漣との思い出を楽しそうに話す九条に対し、漣はどこか浮かない顔で…?九条と漣に微妙な距離を感じながらも、迎えた凪沙の誕生日。はじめて2人で過ごす特別な日は――…「貴女に溺れている男の顔を見てください」鏡に映る乱れた自分、あけすけな彼の情欲――一日が終わるその瞬間まで繋がったまま、さらけ出して愛を確かめ合う。ところが、凪沙と漣の元に九条が極道とのトラブルに巻き込まれたと報せが入って…!?ミステリアス極道・漣の青春の日々が明らかに…!ドラマチック極道TL第4巻!描き下ろしは、さらに無礼講なお祭りデート編を収録! ※この作品は過去、電子書籍「漣蒼士に処女を捧ぐ~さあ、じっくり愛でましょうか19~24巻」に掲載されました。重複購入にご注意下さい。
周囲から男っぽく見られている女子大生・由樹(ユキ)。彼女は誰にも言えない秘密の儀式を行っていた――。燻り続ける己の欲望に苦悩する日々を送る由樹。一方、同じ大学に通う佳人(カイト)と未果子(ミカコ)の2人も他人には明かせぬ「秘密」を抱えていて――。「ヒメゴト」を持つ3人の19歳が繰り広げる「ヨクボウ」と「セイフク」の物語――。
人は、殺してもいい? 「別マガ」沸騰の新星・中武士竜が描く、背徳の復讐サスペンス! 「俊、改心した者は見逃せ。人には生まれ変わるチャンスが必要や。」「じいちゃん、僕は奴らが変わってないことを祈るよ。」──人ならざる化け物たちを斃すため、少年もまた、人ならざる何かに成った。“実験体A”と名付けられ、同級生5人から嬲られる日々。小学6年生の漆間俊は、壮絶ないじめに苦しむ「地獄」の中にいた。だが、そこには兄想いの弟と、子を守る父母という「救い」があった。あの日、5人の化け物たちが、鬼畜の所業で家族を奪い去るまでは……。やがて、全てを失い、真の地獄を見た俊の中に暗い「願い」が宿った。戦時中、秘密部隊に所属した祖父の指導の下、生まれ変わる少年。そして4年が経った時、彼は因縁の敵の前に姿を現す……。この復讐は誰にも渡さない。
西尾維新×暁月あきらのめだかボックスコンビの作品。 原作小説のキャラクターデザインは「聖☆おにいさん」などの中村光が務めています。 エログロ描写がなんだかんだで多くて異能者バトルばっかり書いている西尾小説のキャラデザが中村光というのは大変意外に感じますが、鍛え上げた拳や肉体を用いない異能戦士のイカれた風貌を描く上ではハマっている気もします。 十二年に一度、十二支の戦士が集い争い合う大戦があり、十二回目の今回の大会で集いし戦士たちが「どうしても叶えたいたったひとつの願い」を叶えるために集結するという話。 おなじみ異能者バトルものなのですが、明確な一人の主人公を置かないいわゆるバトルロイヤルものです。 物語が始まるや否や一人死に、二人死に、全4巻でバトルロワイヤルの決着がついてきれいに1人残して11人死にます。 最後の一人は、十二対戦の前に書かれた小説「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い」を読んでいると事前にわかるのですが、本作の小説、漫画、そしてアニメから入ると読めない展開となっています(死ぬ順番に法則性があり、それに気づかなければ)。 私は「どうしても~」を読まずに、ネタバレなしで漫画から読んだので、ラストは意外に感じました。 十二大戦に至る経緯、キャラの掘り下げ、なぜ異能の力を持つのかなど、ストーリー部分はほとんど説明なく、問答無用にバトル展開となります。 西尾維新の異能者バトル部分を抜き出して描かれたような内容になっていて、つまるところ12人のキャラクターと戦いしかなく、もう少しストーリーがあってもいいんじゃないかと思います。 小説版はもう少しちゃんと説明があるのでしょうか。 とはいえキャラは個性的で読んでいて楽しい作品でした。言葉遊びは少なめに感じます。 断罪兄弟が個人的にはお気に入り。
by うにたべたい (528)孤島に建つ十角形の奇妙な館を、大学のミステリ研に所属する7人が訪ねる。この館を設計した中村青司は、半年前に謎の焼死を遂げていた。そして、凄惨な殺人劇が、幕を開ける――。 第22回日本ミステリー文学大賞受賞の綾辻行人と、美しさの中に影がある絵でイラストレーターとしても活躍する清原紘がタッグを組んで贈る、本格ミステリの金字塔をもとにした「コミックリメイク」!
現代の夜の中で密かに続くダムピールとヴァンパイア王との戦闘。かつて彼らは同じ王国の民として永遠の夜に君臨していた。しかし今は封印された「腐食の女王」を巡り対立しているのだった… ファンタジーと見せかけて実は「永遠の夜の国」年代記&壮大なるサスペンス!! どんでん返しに次ぐどんでん返し!次第に明かされる真実、そしてヴァンパイア王の真意とは? これねー作画が酷過ぎました!多分絵描きさんデビュー作だと思います。でも前半我慢して貰えれば、かなり改善されていきます。 「あの時、夜の国で本当は何が起こっていたのか」が明かされ始める→クライマックス→ラストまでの流れは鳥肌立つよ…城平京の作品では一番好き。
by おおがらす (580)