マンガ好きが選ぶ読書記録サービス
作品数:7
3.64
8211
発刊: 2003.4.5 ~
完結・全5巻
奇想天外痛快無比!山田風太郎の代表作『甲賀忍法帖』を待望の漫画化、まったく新しく生まれ変わった、それが『バジリスク』! 江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀と伊賀という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた。そして――!
絵柄が気に入らない。だらだらしてないのは良い。
3.27
2660
発刊: 2017.10.1 ~
完結・全7巻
『バジリスク ~甲賀忍法帖~』で、甲賀と伊賀の忍たちが徳川家の世継ぎ争いのため命を散らしてから十年の月日が流れた……。平穏を取り戻したかに見えた忍たちに、今、新たなる脅威が襲いかかる!! 忍の里の若き棟梁・甲賀八郎と伊賀響に秘められた力「桜花」を狙い、超絶の秘術を操る正体不明の五人組「成尋衆」が現れる。それは十年前の殺戮合戦をも凌ぐ、恐るべき戦いの幕開けだった!!
絵の迫力が凄い。ここまでフリークスを醜く描ける作家さんもあまり居ないかもしれない。原作2割り増しで面白かった。
3.45
1357
発刊: 2005.10.5 ~
完結・全11巻
徳川三代将軍家光の治世。会津藩の国家老・堀主水一族は、謀反の罪で捕らえられ斬首される途中、鎌倉の東慶寺にて悪鬼・会津七本槍の手によって一族の女たちを次々に惨殺された。生き残った堀の女たち七人は一族の仇を討つため、江戸柳生家の長男にして剣の天才児、柳生十兵衛三厳を指南役として迎える。十兵衛は女たちを導くことを約束するが、復讐の的である七本槍に自分は直接一切手を出さないことを決まりとした。かよわき女七人、未曾有の復讐は果たして成るか!?
1322
発刊: 2013.1.3 ~
完結・全13巻
山田風太郎の忍法帖シリーズ最高傑作『魔界転生』を、せがわまさきが極限の筆致で描く! 島原の乱の生き残りである怪老・森宗意軒が、その妖しき十本の指より放つ復活の秘術“魔界転生”―――。女体を繭として、一度は死んだはずの天草四郎時貞、荒木又右衛門、そして宮本武蔵が、次々に現世へと再生する!! 江戸の世を揺るがす恐るべき野望が、静かに蠢き始めるのだった‥‥。
3.15
419
発刊: 2010.7.5 ~
既刊4巻
美しき者には、人智を超えた忍法があった!快楽極まる、超絶の秘術を見よ!天下分け目の「関ヶ原の戦い」の前年、不穏な空気に満ちた京の遊郭にいた、ひとりの美しき者。名は陽炎(かげろう)。この者が、天下の形勢を、大きく動かしていく!山田風太郎には、短編にも多くの傑作あり。せがわまさきによる、極上の漫画化、それこそが『山風短(やまふうたん)』!
3.00
275
発刊: 2008.7.2 ~
既刊3巻
3.13
240
発刊: 2003.8.2 ~
通常版・他2作品
3.08
142
発刊: 2015.1.5 ~
134
八百年の時を経て、江戸の世によみがえったのは、平安の世からの宿縁。己を太刀に封じ込めた陰陽師・安倍清明に復讐すべく復活した伝説の外道法師・蘆屋道満(あしやどうまん)。迎え撃つは、体内に狗神(いぬがみ)ゴウザを宿した男、十蔵!災厄の封が解かれるとき、数奇な運命の歯車が回りだす。────『バジリスク~甲賀忍法帖~』で講談社漫画賞を受賞した著者の初長編。渾身の大河伝奇ロマン、新装版にて開幕!!
ryokin
3.5
敵と味方がわからなくなる
バジリスク 〜甲賀忍法帖〜
レビュー(233)件
オラフ
4.1
話の展開の速さは圧巻
Hallowed_Hollow
3.9
これぞまさしく忍者道正々堂々の真反対。だまくらかし合いの戦いは我々読み手も騙されました。アクションも見どころながら敵同士で恋仲といった救われない愛にも感情が揺さぶられました!
メルティペコ
3.0
たしかエログロでした。
ワシ
4〜ない
バジリスク ~桜花忍法帖~
レビュー(33)件
トムソンガゼル
4.2
絵は賛否両論ありそうだか個人的には良き。甲賀忍法帖を原作とした漫画。能力バトル物の始祖とも言われる、10VS10の壮絶な忍法合戦は目が離せない。全5巻なので読み易いのも良!
テツ
あまり内容を覚えていないため印象に残っていない。パチスロの印象しかない
SFF
勢いあって良し。
うにたべたい
"甲賀忍法帖"の続編。山田風太郎氏は、"甲賀忍法帖"の後も忍法帖シリーズを色々執筆していますが、本作は忍法帖シリーズではなく、原作は山田正紀氏のトリビュート作品です。山田正紀氏による忍法帖トリビュート作品は2作あり、"桜花忍法帖"は、マンガの"バジリスク"の続編として書かれたものとなります。時系列的には、"甲賀忍法帖"の10年後となっています。主人公は甲賀の「甲賀八郎」と、伊賀の「伊賀響」。二人は生まれながらにして瞳術を宿しており、甲賀と伊賀の二人が契ることで"桜花"と呼ばれる力が発現すると言われています。伊賀と甲賀は先の大戦で争うことは止め和解の道を歩んでおり、二人は幼き日より許嫁として育てられてきました。そんな折、成尋衆と名乗る者共が、徳川の命を受けて、「甲賀八郎」と「伊賀響」を差し出すよう、忍びたちに申し入れを行う。それを拒否する甲賀五宝連と伊賀五花撰だが、成尋衆の特異な秘術を前に為す術もなく、命を落としてしまう。そして伊賀響は敵の手により五体を引き裂かれ、甲賀八郎は逃げおおせる。敵に捉えられた伊賀響の両腕と両脚を取り返すため、甲賀八郎と新・甲賀五宝連、新・伊賀五花撰が、成尋衆に立ち向かう、という展開です。前作同様、異能者バトルじみた、自然法則を超越した忍術を操る"忍"が多数登場しますが、今回は前回に輪をかけてありえない能力が繰り出されます。成尋衆は"魔術"と呼ばれる力を使うことができ、例えば、時空間転移や、時の巻き戻しなどを行うことができるので、より異能者バトルめいた内容になっていると思いました。また、"甲賀"と"伊賀"がいがみ合っていたため戦争をしていた前作に比較すると、ストーリーもかなり複雑になっています。本作は、曲がりなりにも主君の命に忍が歯向かうことから始まっており、ストーリー進行上も不自然な感じを受けました。忍たちも前作のような"見るからに異形"みたいな存在が少なく、基本的に美男美女なため、個人的には怪しい雰囲気が醸された前作のほうが良かったと思いました。ただ、異能vs異能のバトルは健在であり、本作も敵味方ともにテンポよく死んでいくので、読みやすく、先が気になる展開でした。前作読了済みの方が楽しめますが、未読でも問題ないと思います。ネット上の感想を見ていると賛否あるようなのですが、個人的にはとても楽しめました。
4.6
原作は1959年に書かれた、山田風太郎氏の歴史小説。原作小説はエンタメ性に優れていて、小説・漫画・アニメなどの歴史において重要なポジションを持つ作品として有名です。伊賀と甲賀の2つの対立した忍の一族があり、それぞれ選出された10人の忍者、合計20人の忍者が戦う物語で、各人は人知を超越した能力を持っています。今でいう能力者バトルの走りのような作品で、個性豊かな忍びの者が生き残りをかけて殺し合う内容です。服部半蔵に率いられる2つの忍軍"甲賀卍谷衆"と"伊賀鍔隠れ衆"は、数百年来の恨みを持つ敵同士であったが、両門争闘の禁制の令のより、かろうじて和平を保っていた。ある日、伊賀と甲賀、両軍の首領を城に呼び出した徳川家康は、天海の提言に従い、自分の世継ぎ争いの代理として、甲賀と伊賀それぞれに10人の忍びを選出させ、世継ぎ争いの代理に戦わせる旨の使命を下す。ストーリーは甲賀の首領・甲賀弾正の孫、弦之介と、伊賀の首領・お幻の孫、朧が中心に展開されます。この2人は恋仲であり、2つの忍軍の鎹となる存在でしたが、この命により想いと裏腹に敵味方に別れることになりました。そのロミジュリ的展開もストーリーを引き立てる重要な要素だと思います。絵は濃口で、特にキモイ系の男の描写が激しいです。なぜか家康のあごに金玉を描く始末なので、キレイなものを見てきたお嬢さんにはオススメできない絵柄だと思います。ただ、女性キャラはムチムチしててエロく、特殊なバトルの描写も非常にうまいです。また、5巻と巻数も少なく、個性的なキャラがテンポよく死んでいくので、とても読みやすかったです。アニメも評判が良いので観てみようと思います。
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