幸村いづみ16歳、高校2年生。ごく普通の彼女が、なぜか悪の寄生虫軍団と戦う戦士に選ばれて…!? 待望のコミックス化!!
ヤングマガジン誌上にて連載されたカルト・ホラー・コミックに修正を加え完全復刻! 12冊の『外道の書』がそろった時、所有者は神になれる!? ノンストップ・アクションによる大問題作!
ある日、わたしの分身が現われた。わたしに何の断りもなく、世界はわたしの居場所を奪った。それでもわたしが「ふざけんな」って言わないのは、あらかじめ、みんなを赦しているから――。
▼第1話/分校魂火▼第2話/潮風とこいのぼり▼第3話/鯨五十集船▼第4話/軍配▼第5話/針心▼第6話/こんぴらふねふね●主な登場人物/「分校魂火」=野村有弘(高知県宇佐分校に通う高校生。将来は父親の跡を継いで漁師になる)「潮風とこいのぼり」=圭(漁師町出身で現在は大阪に就職している青年。今度結婚することになった)、じっちゃん・ばっちゃん(圭の実家の隣りに住む老夫婦。圭を本当の息子のようにかわいがっている)●あらすじ/高知県の宇佐分校に通う網元の息子は肩身が狭い。分校に通う奴は、本校の試験に通らなかったバカの集まりと思われているからだ。しかし、そんな彼にも夢があった。それは“東大”に入ること。東大に入って、宇佐の町にも立派な高校があると世間にアピールしたいのだ。一方、漁師の息子の有弘は、とくにこれといった志もなく高校生活を送っている。しかし、野球部監督の「漁師町の分校だってやればできるという“気”で闘っている」という言葉に引かれ、その日から甲子園を目指して猛練習を始める。だが水産高校には、高校球児にはハンディともいえる、3か月にも及ぶ海洋実習があった(第1話)。▼還暦を間近に迎えた今でも現役の海女さんを続けているばっちゃんと夫のじっちゃんは、隣りの家の圭を本当の子供のようにかわいがっていた。しかし圭は、大阪に就職して以来5年も帰ってこない。今日もばっちゃんは、圭が乗っていた自転車を眺めてはため息をつくばかり。その日の仕事を終えたじっちゃんとばっちゃんは、いつものように自転車のふたり乗りで家に帰る途中、圭の姿を見つける!しかも今度結婚するという。大喜びのじっちゃんとは違って、ばっちゃんはちょっとばかり複雑な心境だった(第2話)。
気弱で恥ずかしがり屋の浪人・秋津政之助が、足踏み入れたるは裏稼業…? 新進気鋭作家が、本当の“絆”とは何かを問う、艶色大江戸絵巻!!
3.47
4
発刊: ~
完結・全6巻
新刊通知
aフランス料理店に勤める伊賀は、接客業としては致命的な「笑うことのできない男」。そのことで客とトラブルになり、店を辞めようかと考えていた。だが、そんな彼の目の前に「理想のレストランを作りたい」と豪語する女・黒須が現れ、スカウトをかけてきた。結局、黒須の誘いを受けることにした伊賀だが、手渡された地図の場所は、なんと墓地の中で…。
世界を放浪の末、不況にあえぐ日本に戻ってきた矢作達彦。かつて“伝説の金融マン”と呼ばれた男が、世界経済を支配するアメリカに対抗し、日出づる国を甦らせるべく動き出す――!!新宿中央公園のホームレスのたまり場に、フラッとやって来た若者・矢作達彦。バブル以降のリストラに貸し剥がし…。止むに止まれぬ事情で住居を失った中年たちと暮らしながら、彼らの怒りの声を聞いた矢作は、突然「俺達で会社を興そう」と提案する。さらに戸惑うホームレスたちを高級レストランに連れて行き、超VIPのみが持つカードを提示して、堂々と入店していく。
親父が帰ってきた。家族が待つ家に。だが、親父が不在だった16年の間に、娘・久美子はヤクザの妻となり、息子・洋介は根性のないヘタレヤンキーになり、母親はオロオロするばかりで…。帰ってくるなり早々、久美子につきまとうヤクザを一撃で倒した親父。驚く久美子と洋介に、母から驚愕の過去が語られる。16年前、親父は一家を守るためヤクザと闘っていた!!
ク-ルで常識的、成績優秀な小学3年生の茂雄は母親とふたり暮らし。夏休みを迎え、さあ、これから塾だ、がんばるぞ!というその時、母の花織から、夏休みの間、父のもとに行って暮らすようにと言われたからびっくり。何といっても父は、プロ野球の選手になるといって家を飛びだし、30歳となった今もその夢を追い続けている「夢追い人」なのだった。
3.11
4
発刊: 2005.06.30 ~
完結・全1巻
新刊通知
a年1回、「ビッグコミックオリジナル」本誌でシリーズ連載されてきた「高橋留美子劇場」。その世界をもっと深く読み解くための副読本が登場! バブル期から現代に至るまで、時代の波に翻弄されながらも必死で戦ってきたおじさんたちの、悲しくも雄々しい姿をクローズ・アップ! おじさん解体新書、おじさん図鑑、世相とおじさん、アンケート結果発表、高橋留美子ロングインタビュー&語り下ろし全作品解説、ホンマタカシ氏の撮り下ろしによるおじさんphoto storyなど、まさにおじさんづくしの210ページ!!