あさり よしとお(本名:浅利 義遠、1962年11月20日 - )は、日本の漫画家。北海道空知郡上砂川町出身。代表作に『宇宙家族カールビンソン』、『ワッハマン』、『まんがサイエンス』など。柔らかく太い温かみのある描線で、毒のある笑いとSFを基本とした世界を描く。美少女や、シンプルだが味わい深いメカを描くことを得意とする。ロリコンブーム時期にデビューし、人気を集めた。その後作風の幅を広げていく。現在は青い鳥文庫fシリーズの挿し絵も手掛けている。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の制作には、第三使徒サキエル等のデザインで参加しており、漫画以外の分野でも高いデザインセンスを発揮している。
幸村いづみ16歳、高校2年生。ごく普通の彼女が、なぜか悪の寄生虫軍団と戦う戦士に選ばれて…!? 待望のコミックス化!!
1万年前より蘇(よみがえ)りし究極の戦闘マシーン・ワッハマン。その体は鋼鉄より硬くその力は恐竜よりも強い。だが彼はその使命を完全に忘却してしまっていた。不死身のパワーで常識はずれの大暴れ、笑う超兵器・ワッハマン、ここに出現!!
『宇宙家族カールビンソン』『まんがサイエンス』などの漫画作品のみならず、『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒デザインでも知られる、あさりよしとおが描くドタバタ・コメディ作品!中学生・鈴木六文(ろくもん)の家に突然居候を始めた地獄の姫・瑠玖羽(通称・るく)と上級悪魔・ブブ。彼等の目的は人間界の“世直し”だという。更に悪魔を監視するために現れた天使ヨフィエルとルミエルが介入し、鈴木家はいつも大騒ぎ!?
“武将”と呼ばれる戦闘用の人型機械を操り、各地で大名たちが争っていた戦国時代。しかし、この乱世に疑問を抱く一人の人物がいた。その名は、織田信長。「この戦は誰が始めたのか」羽柴秀吉や徳川家康を率い、戦を通じて「世の理」に挑む、信長の新たな“クニトリ”がここに開幕!!
マニアなオタクには有名な河崎実監督の同名OVA作品のコミカライズ。 OVAは3作まで出ていますが、2作目製作時に宣伝用として連載が始まったものだそうです。 なお、私はイコちゃんOVAは3作とも視聴済みでのレビューとなります。 地球防衛軍(LTDT)日本支部でバイトをしている普通の女子中学生イコちゃんは、ある日、泥酔した宇宙人ミラクルマンから、超能力兵器スーパーインカムをもらいます。 そのインカムは、イコちゃんが心を込めて「オネガイ」すると、なんでも願いが叶ってしまうインカムでした。 今更返せとも言えないミラクルマンは、LTDTの隊員・コズミと無理やり同化し、LTDTに入隊します。 迫りくる怪獣や侵略宇宙人を相手に、イコちゃんはスーパーインカムの力で大活躍する、という展開です。 インカムを渡したのがモロケンではなくミラクルマンで、モロケンは登場しません。 また、OVAでは無口でシュールな存在だったミラクルマンがツッコミ役であったりと、原作とは設定が異なっています。 河崎実が作中登場するなど、原作を知っていた方が楽しめる部分はありましたが、マンガから入っても問題ない内容でした。 一話完結型で、各話で事件が発生し、特にピンチにもならずご都合主義展開で解決します。 あさりよしとお氏のロリっぽいタッチはもともとの作風にもあっていて、80年代後半から90年代前半のオタク心くすぐる良コミカライズだと思います。 ストーリーはオリジナル色が強いですが、全く原作を無視しているわけでもないです。 2作目を意識してか、ミラクルマンは2作目のデザイン(電エースではない方)で、イコちゃん2作目から登場するルンナちゃんも登場します。 ただ、主人公は2作目で河井イコから菅河イコにバトンタッチしたのですが、主人公の名前は河井イコのままです。 1作目の磯崎亜紀子さんが演じていたイコちゃんの方が個人的に印象強いので、こちらは河井イコのままで良かったと思いました。 舞台が基本的にLTDTになるので、原作にあったセーラー服姿やスク水変身シーンがなかったのは残念。 電エースが登場するとか、水素獣エッチが登場するとか、もう少しオマージュがあった方がファンとしては嬉しいところでした。 とはいえ、全2巻でよくまとまっていて、原作ファンもそうでないかたも楽しめる作品だと思います。 人を選ぶところがありますが、原作未視聴であれば、そちらもあわせておすすめします。
by うにたべたい (525)