18巻
▼第1話/同じ夢▼第2話/報告▼第3話/係長心得▼第4話/仮配属▼第5話/社長交替▼第6話/誤解▼第7話/過信▼第8話/背信▼第9話/北風と太陽▼第10話/板挟み●登場人物/大原笑介(三流大学出身、学業成績不良にもかかわらず、なぜか天下の名門商社、五井物産に入社)、高山部長(食品事業部のうるさい親分。毒舌家だが、人情にも厚い、名教育係)●あらすじ/笑介がアメリカに勤務していた頃お世話になっていた室町アメリカの竹下が、近々日本に戻るという。しかも、当時笑介が建設担当をしていたアメリカ工場が成功したため室町食品本社の専務に栄転するという。そんな折、室町と五井物産にトラブルが発生した。室町と親しく付きあっている笑介は、仲介役を頼まれるのだがそれもうまくいかない。笑介はどうやってこの問題を解決するのか…… (第1話)▼鉄鋼2課から食品3課に異動してきた上村は、仕事はきちんとこなすのだが、途中の報告がないので周りからの評判はあまりよくなかった。そんな上村に笑介は、室町食品が考えているピザ・フェアの技術提携をしてくれそうな会社を探す仕事を任せることにする。しかし、2週間たっても上村が何も言ってこないので、笑介はうまくいっていないのだと思い、自分で他の会社に話をつけてしまうのだが…… (第2話)●その他の登場キャラクター/花園課長(食品3課のベテランOL。美人でやさしくて、しかも優秀! 笑介の失敗をつねにフォローしてくれる)、三条文彦(食品3課の中堅社員。理論家かつ頑張り屋)、大原今日子(笑介の妻。結婚を機に五井物産人事課から総務へ異動)、長谷伸子(五井物産経理課のOL。笑介と今日子のアドバイザー)、広田浩一(食品3課の若手社員。ガッツと体力には自信あり)、岩田課長(元食品3課員、現食品2課の課長。自分が正しいと思ったことは、たとえ上司でもかみつく。人情家でもある)、上村(鉄鋼2課から食品3課に異動してきた入社3年目の若手社員)