あらすじストーリー紹介

人類とパラサイトの生存競争は、終わる事無く世界中で続いている。新一とミギー、伝説の陰で繰り広げられた、もう一つの生存競争がここに明かされる。大量バラバラ殺人を捜査するベテラン刑事・深見。彼は、通報者の高校生・タツキの冷静さに、違和感を覚える。その違和感の源は、タツキの家族に在った…。不朽の名作「寄生獣」、その裏側を描く物語がここに開幕!

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5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.20

48件の評価

3.8

8巻まで読みました

"寄生獣"では、空から飛来してきた謎の生命体が、平凡な高校生「泉新一」の乗っ取りに失敗し、右手のみに寄生します。
「ミギー」と名付けられた右手の寄生生命体と新一が、それぞれの立場に頭を悩ませながら、それでも家族や友人たちを守るために戦う物語でした。
本作"寄生獣 リバーシ"では、そのミギーと新一の戦いの裏で起きていた、もう一つの戦いを描いた作品となっています。

主人公は、寄生獣本編で登場した広川の息子「広川タツキ」です。
バラバラ殺人の現場に居合わせたタツキは、捜査中の警察に保護されますが、警察は、異様に冷静なタツキの様子に違和感を覚えます。
開放されたタツキは、父を追って廃ビルに向かうが、そこには父と2人の男女、そしてタツキを尾行してきた警察官がいました。
2,3の言葉を交わし、タツキは警察とパトカーで帰宅するのですが、その途中で頭をナイフのように変形させた異様な姿の化け物に襲われます。
タツキに、バラバラ殺人の犯人はアレだったのかと警察は聞きますが、タツキは、そこで見たのはもっとおぞましい"悪"であると答えます。
新一やミギーは登場しませんが、広川や田宮良子が登場します。
また、終盤の展開は"寄生獣"本編をなぞるような形になるため、本編は読んだ後で読む必要があります。

息子のタツキを狂言回しとして、謎の思想を持った"広川"にスポットを当て、元のストーリーを補完したようになっています。
絵やコマの間も"寄生獣"っぽく、アニメや実写映画のできが散々だったことを考えると、本スピンオフはうまくできていると思いました。
ただ、無音のコマが多く、程よくギャグやバトルシーンが挟まっていた"寄生獣"と比較すると、テンポは悪いです。
新一とミギーというコンビがいたから成り立っていた"寄生獣"とは違って、本作の主人公はタツキ1人で、タツキは際立った戦闘能力もない普通の少年のため寄生獣と刃を交わすこともできず、かと言ってハリウッド映画のように危険な場面を頭脳と身体能力でくぐり抜けるような場面もないです。
寄生獣ファンであれば描かれるテーマや元作品が登場するため盛り上がると思いますが、そうでも無い方にはいまいちに感じる可能性があります。

ただ、ファンからの評価は高く、巻数もそれほど長くないです。
"寄生獣"を読んで面白いと感じた方は、手にとって見てよいと思います。

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