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『私の夫は冷凍庫に眠っている』の書影

私の夫は冷凍庫に眠っている

3.12

1736

発刊: 2020.10.16 ~

完結・全2巻

殺したはずの夫が帰ってきた…?結婚以来、夫・亮からの暴力に耐え続けてきた夏奈。ある夏の日、彼女は亮の殺害を決意し、実行する。亮の死体を物置の冷凍庫に隠し、あとは自由な人生が待っているーーそう、信じていた。 翌朝、何事もなかったかのように帰宅したのは、殺したはずの亮だった。 人気小説サイト「エブリスタ」で話題となったラブ・サスペンス、待望のコミカライズ!

『凍牌』の書影

凍牌

3.32

1253

発刊: 2006.12.20 ~

完結・全12巻

どうしたのオジさん、震えてるよ――。金、女、臓器…、欲望蠢く裏レート雀荘を荒らし回る男がいるという。その男、いまだ少年にして、冷徹なる思考、冷艶なる打牌、裏世界からは<氷のK>と呼ばれているが、自宅には少女を飼っていると噂される…。不確実(スリル)を楽しんでこそギャンブル!裏レート麻雀闘牌録!

非情で冷徹な打ち筋から"氷のK"と呼ばれ恐れられている、高校生の代打ち雀士「榊原圭」を主人公にした麻雀漫画。 掲載誌はヤングチャンピオンで、麻雀漫画雑誌ではないですが、どういった局面で何をツモし、どう考え何を切ったかといった牌の流れの描かれる本格的な麻雀漫画となっています。 2006年に連載開始以来、タイトルを変えながら2021年11月現在も連載が続いている長期連載作品で、サブキャラクターによるスピンオフ作品も多く出版されており、何度か実写化もされています。 やや地味な印象はありますが、ファンの多い作品だと思います。 非凡な記憶力と洞察力を持つ高校生が、事情によりヤクザの代打ちとして前線で戦うことになる経緯と、数々の難敵を相手取って生き残る様が描かれます。 序盤は一応、現役高校生ということで、高校生活が垣間見えるシーンもありますが、すぐに超高レート麻雀や命をやり取りする舞台に場面がシフトし、以降は、基本的にインターバルなしで麻雀勝負が連続します。 主人公の圭は、一般的高校生男子な見た目と服装をしていて、"氷のK"という二つ名の割には特に序盤は表情を硬くする場面も多いです。 そのため、ヤクザだらけの鉄火場には不釣り合いな少年雀士が、力の限りガンバル話みたいな感じを受けましたが、ページを開くと、指が飛び、腹を切り、麻雀の結果次第では、麻雀好きなだけの子供が家族もろとも焼き殺されるなど、想像の何十倍もバイオレンスな内容です。 少年誌っぽいタッチの絵柄ですが、かなり極限の場面でしかも時には失敗する場面が描かれるので、何も知らずに読むと驚くと思います。 ルールは麻雀ですが、基本的にイカサマが行われます。 また、とても一般人は身につけることができないような特技で牌を透かし見るような人物が多数登場するため、麻雀の指南マンガとしては読めないです。 圭を始め比較的まともに麻雀をするキャラもいるのですが、定石通りではない高度な読みと運否天賦を支配するような打牌をするため、オカルト色の強い麻雀漫画かもしれないです。 極限状態での麻雀勝負と、牌が進む度に振れる運命の針の行方にハラハラできる、良作だと思います。

by うにたべたい (528)
『凍牌 ~ミナゴロシ篇~』の書影

凍牌 ~ミナゴロシ篇~

3.29

953

発刊: 2018.04.20 ~

既刊10巻

サバイバル麻雀が終了し日本に生じた“力の空白地帯”。一方、数々の死闘を乗り越えKは平穏な生活を手に入れていた。だが、闇からの呼び声は少年に再び覚醒を促す…!! 伝説、再起動!! “氷のK”最後の戦いが始まる。

「凍牌」シリーズ3作目。 最終章という位置づけですが、2021年11月現在、続編"コールドガール"が連載中です。 2作目まで同様、裏の麻雀で勝ち続ける「榊原圭(氷のK)」が主人公のギャンブル漫画です。 前作ラストで高津組組長「高津則之」を殺し、Kは自由を手に入れ、日常を過ごしていたのですが、高津組に乞われ、麻雀勝負の場に駆り出されます。 せっかく自由を手にしたのですが、結局前作と変わらず闇世界の麻雀勝負を続ける展開ですね。 ただ、闇世界の麻雀といっても、基本的には公式の麻雀大会・第28回竜凰位戦が舞台になっていて、命のやり取りの無い、比較的健全な麻雀大会で勝負となります。 なお、健全なのは準備された舞台だけで、あいかわらず拷問、殺人、強姦、人命のかかった麻雀勝負が繰り広げる展開となります。 目的は『土曜会の記録』という大手ゼネコンの癒着の記録で、それを持つ白翁を倒すため、圭は竜凰位戦にエントリーします。 本作では、スピンオフ作品『アイ〜もう一つの凍牌〜』や『牌王血戦ライオン』の登場人物やエピソードも多数登場します。 そもそも白翁自体が『牌王血戦ライオン』で先に登場したキャラクターとなるため、スピンオフを先に読んでおいたほうが楽しめると思います。 ちなみに私はスピンオフは未読ですが、だからといって話がわからなくなるようなことはなかったです。 麻雀自体に特殊ルール等はないですが、イカサマや異能と言える力を持って勝利する展開は前作以上にあると感じました。 運と読み合いが基本の麻雀ですが、役満を当然のようにテンパるため麻雀マンガとして読むのはおすすめできないです。 続編が連載されていますが、最後は一つの区切れはついたように思いました。 続編の主人公は圭ではないようなのですが、今後どのように関わるか、恐らく悪魔のような敵として現れるのだろうなと思うと楽しみです。

by うにたべたい (528)

明治末期――日本。日露戦争屈指の激戦・黒溝台会戦で負傷した新田良造は、日本へ帰国し、騎兵の訓練監督として日々を過ごしていた。騎兵の存在価値に疑問符をつけられ、愛した女にも愛想を尽かされた――自らの基盤が揺らいでいく良造のもとに、金髪碧眼の美少女が現れ…!?シリーズ累計100万部突破の人気作『マージナル・オペレーション』へと繋がる、傷ついた騎兵大尉と極北の公女が織りなす大陸冒険譚、開幕!

『凍牌 人柱篇』の書影

凍牌 人柱篇

3.34

914

発刊: 2011.10.20 ~

完結・全16巻

謎の『名簿』を賭け、羽鳥と対局することになったK。しかし、羽鳥5万点、K3万点の持ち点で、点棒の代わりに1人6千点×5人の命という絶対的に不利なルールであった!!大人気麻雀バトル・コミック新シリーズ!!

「凍牌」シリーズ2作目。 舞台は変わりますが、基本的にタイトルだけ変えた続編です。 前作ラストで竜凰位戦で優勝し、名簿を手に入れた"氷のK"こと「榊原圭」だが、「アミナ」がさらわれてしまい、取り返すために政治家の御曹司「羽鳥」と勝負をするシーンから始まります。 両親と幼なじみ「桂木優」を人質に取られ、負けると首を吊らされて殺されるという麻雀対決を開始します。 内容は4部構成になっていて、各エピソード共、こういった、負けると絶望に叩き落される闘牌の模様が描かれます。 「普通主人公はなんだかんだ負けないだろう」 と思っていたら、当然のように負けるときは負け、家族だろうと、メインキャラ級のキャラクターだろうと、即殺すので驚きです。 主人公もいつかガチで死んで、勝負で負けて死んだから連載はここで終了という風に普通になりそうな雰囲気があります。 そのため、臨場感が感じられ、先の気になる作りになっていると思いました。 前回同様、勝負内容は特殊性のない一般的な麻雀で、自摸り、検討し、打牌する流れが描かれます。 河や状況からの読み合いがあり、普通の麻雀ではまずありえないですが、ノーテンリーチや戦略的なチョンボも行われます。 そのため、読む上では麻雀のルールは知っていることが前提となります。 ただ、終盤はオカルトめいて来て、役満が飛び交い始めます。 また、次自摸で当たり牌を引くことが、流れ的に自明なので、泣いて順番を変えてそれを阻止するようなことが行われるので、本作で麻雀を覚えることはできないと思います。 ラストは、弾丸が一発だけ込められたリボルバー式の拳銃をシャッフルし、最下位はこめかみにあてて引き金を引く、"ロシアンルーレット麻雀"というクレイジーな大会が行われます。 それにより序盤から登場していた、ある重要人物が死んで幕引きになります。 普通に考えて、"彼"が死んだなら話は終了な気がするのですが、次回"ミナゴロシ篇"に続くので、引き続き読もうと思います。

by うにたべたい (528)
『凍る空、砂鉱の国』の書影

凍る空、砂鉱の国

438

発刊: 2017.09.15 ~

完結・全3巻

触れたものを縮小してしまう“銀砂嵐"によってできる風景が閉じ込められた結晶“フラグメント"。 小さな村でフラグメントの細工職人見習いをしている少女・セッカは一人前の職人になる日を夢見て師匠の下で日々奮闘していた。 そんなある日、彼女の住む村が銀砂嵐に飲み込まれてしまう。すべてが失われる絶望の中、彼女が出会ったのは不思議な少年で…!? 手のひらの異国ジュブナイル・ファンタジー、開幕!!

『凍りの掌』の書影

凍りの掌

3.00

287

発刊: 2012.06.23 ~

既刊1巻

『凍京NECRO』の書影

凍京NECRO

281

発刊: 2016.10.15 ~

完結・全2巻

死者を操り非道を働くネクロマンサーと、それを狩るリビングデッド・ストーカーの生死を賭けた戦いの行方は!? 多彩な活動が目を引くニトロプラスの傑作を、劇画界の重鎮・叶精作がハードでエロティックに描く!!

『凍った夏の日』の書影

凍った夏の日

3.27

270

発刊: 1995.10.01 ~

既刊1巻

『凍鉄の花』の書影

凍鉄の花

3.09

268

発刊: 2005.12.16 ~

完結・全1巻

『凍える熱情』の書影

凍える熱情

265

発刊: 2018.07.24 ~

完結・全1巻

心療内科で薬剤師として働く百瀬には、幼少期に事故に遭い、一緒にいた友達を助けられなかった辛い過去があった。ある日、同じビルで働く玄沢と知り合い、度々食事をする仲に。次第に玄沢との関係を深めていった百瀬だが、実は玄沢は十七年前の事故で助けられなかった友人で、さらにその件がきっかけで彼の人生は大きく変わってしまっていた。百瀬は罪の意識から玄沢が望むまま彼のオフィスに軟禁され、気晴らしだというセックスを受け入れるが…? 電子限定おまけ付き!!

犯罪心理学者のオーガスタスは、ある殺人事件の調査でモンタナ州ユートピアにやってきた。チャーリー・ラーキンという人物が事件に関与していると推理して本人を探し出し、オーガスタスは驚いた。チャーリーはとびきりの美人だったのだ。プロファイルによれば、彼女は連続殺人犯の典型なのだが、調査すればするほどチャーリーという人物がわからなくなる。いつしか彼は謎めいたチャーリーに惹かれ、無理やりキスを奪った。すると彼女は思いがけない反応を示して…?

『凍土の旅人』の書影

凍土の旅人

3.00

215

発刊: 2004.11.30 ~

完結・全1巻

▼第1話/凍土の旅人▼第2話/白い荒野▼第3話/山へ▼第4話/貝寄風島▼第5話/松花樓▼第6話/海に還る●あらすじ/1897年。カナダ・アラスカ国境付近のクロンダイク地方。金鉱を求めてこの地にやってきたジャックとフレッドは、糧食とする鹿を追っているうちに吹雪に巻き込まれた。来た道を見失い、岩陰に身を潜めるしかなかった二人だが、幸運にも現地民の老人が通りかかり命を救われる。近くの小屋で鍋をふるまってくれた老人の名は「ジング・ハ」。白人のために獣が少なくなったこの地に、ただ一人とどまっているらしいのだが…(第1話)。●本巻の特徴/フランス、イタリア、スペイン、5つのコミック・フェスティバルすべてにおいて賞に輝いた谷口ジローの最新傑作集。「ビッグコミック1」などに掲載された全6編を収録!!

『凍りついた瞳』の書影

凍りついた瞳

3.11

198

発刊: 1996.12.18 ~

既刊2巻

『超人ロック 凍てついた星座』の書影

超人ロック 凍てついた星座

3.00

196

発刊: 2007.11.19 ~

完結・全3巻

伝説の超人・ロックを狙い特Aランクのエスパーハンターが放たれた!ロックの不死の秘密を手に入れるため、刺客を放った謎の女・レオノーラの目的とは!?宇宙を舞台に、超能力バトル勃発!!

『凍える季節』の書影

凍える季節

171

発刊: 2005.08.11 ~

完結・全1巻

HIV、レイプ。この衝撃的な言葉は他人事じゃない! 新(しん)は依子にとって二人目の彼氏。ある日、新から思いもよらぬ告白が……。以前性交渉した女性がHIVに感染していた。もしかしたら、新、そして依子にも……。「どんなに愛し合っていても、愛じゃ感染は防げない」。(『凍える季節』より)。森本るかは15歳の頃受けたレイプの傷が今も癒えない。そんな時、佐木先輩と付き合い始めるも……。問題提起作2編を収録。

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