おざわ ゆき(1964年 - )は日本の漫画家。愛知県名古屋市出身。夫は代表作である『築地あるき』や『築地まんぷく回遊記』の共著者である渡邊博光。
ベテラン作家の幸田まり子は自分の家で息子夫婦、孫夫婦との間で住居問題が勃発。老人の自分には居場所がないことを感じ一人家出を決意。街中のネットカフェで暮らし始めるが・・・・・・?
あなたは、自分のお気に入りのお店がありますか?でも、ちょっと足が遠のいている間に、いつの間にか閉店してしまう。そんなとき、あなたならどうしますか?悲しむ? 別の店を探す? それとも、自分で店を作る…?人付き合いが苦手で真面目だけが取り柄の枷耶子と、人に取り入るのが上手い枷耶子と正反対の性格の従妹・のえる。二人は、カフェ併設の和雑貨屋「くくりや」が大のお気に入りだった。店長の杜紫さんとも親しく付き合っていたが、店は突然閉店。心の中の大事な場所がなくなってしまったような喪失感を覚える枷耶子とのえる。それを取り戻すため、二人は自分たちで店を作ることを決意する。「傘寿まり子」のおざわゆきが生み出す新たな冒険譚。読むと自分でもお店を作ってみたくなる、『お店』経営物語 !