一井かずみ×北川みゆきが贈る至極の恋物語 この恋が、熟れて堕ちる前に―― ゆうかがくりかえし見る「夢」。それは叶うはずのない、禁断の恋。許されないこそ、その夢は美しく…。婚活中の美優(みゆう)は、匂いに敏感。だけど、いきつけの喫茶店で働く、アルバイトの男の子からは匂いがせず…。政略結婚を控える美加(みか)。そんな彼女に、とある「誘い」をかける男が。“可愛げのない女”紗映子(さえこ)。後輩にある秘密を握られ、1週間、彼を家に置くことに。純粋で禁断で官能的な四編の恋。「きっと愛してしまうんだ。」の一井かずみと、「いいトシして恋だの愛だのバカみたいなわたしたち」の北川みゆきが贈る、めくるめく至極のラブストーリー集。
これね、ちょっと変わった漫画で 20年前(=1998年)のホビージャパンに毎月見開き2Pで連載されていた作品で。 だから教科書なんかと同じで読み進めるのが左から右、 B5サイズ…同人誌の大きさといえばわかりやすいかな あと、トーンなし、台詞も写植じゃなくて全部手描きっていう 手作り・アナログ感溢れる構成なんだよね ほびぢゃの森で 手作りのハーブを作って お届けして、生計を立てている 15才の少女ココアのエッセイ。 ココアは、こちらの世界のモノが大好きで ウォレスとグルミットのビデオだったり 初代ガンダムのLD-BOXだったり 大島弓子全集だったりを 輸入したい けどお金がなー・・・っていう日々を送っていて それを「変な趣味」とくさされても 「ケーキと同じ おやつってなくても生きてはいけるでしょ ないと淋しい あった方が人生数倍すてき! ほんわか幸せなひとときをくれる そんなものたちを愛しているの っていう考えの子。 うん、この石田敦子節がね たまらなくいいんですよ 心の内の大切なところにそっと寄り添って 背中を押してくれる感じがね… ココアが手作りハーブをはじめた理由も とてもいいんですよ…。 人には「それだけ?」って理由なんだけど 「それだけ」がココアにとってはとても大事…。 純粋でまっすぐでキラキラしてて まぁ、自分もオタクの端くれですので 色々と若い頃思い出して…なんか、いいなぁってね そんなココアが恋を経験して さまざまな価値観に触れて 少しずつ成長していく3年間の物語です。 まぁ、できればね現物で読んでいただくのが最高なんだけど 絶版だしね…(中古では出回ってるみたいだけど) 2019年1月現在、漫画図書館Zで全編無料公開されているので 気になった方はぜひチェックしてみください ちょっとPCやスマホじゃよみにくいかもだけど とても心が温かくなる作品なのでおすすめです ※このレビューは以前YouTubeで音読レビューしたものを 加筆修正しました https://youtu.be/0be9p8o6x00
by 相田コメゾウ (268)裏通りを一本入った所にある小さなお店「朝食屋」。「一日の始まりに美味しい朝ご飯を!」をモットーに、毎朝6時に開店します。この店の主人(女将?)・福沢つむぎが最近気になっているのは、毎朝やって来る年齢不詳・職業不明の謎の男。「サバ」と「トースト」とか、いつも変な組み合わせでメニューを注文したり、ヤクザっぽい男に追われているみたいだったり…。でも店の外で偶然彼を見かけたつむぎは、彼の意外な素顔を知ることになり…? 「朝食屋」を舞台にした表題作のほか、「オムレツ」「パンケーキ」「スイーツ」「カクテル」 …などなど、美味しいものが必ず登場するラブストーリーばかりを全部で5編収録した、星野正美シェフの「美味」作品集!