ふわふわカタログ

石田敦子

3.17

509

発刊:2002.07.31 〜

既刊1巻

『ふわふわカタログ(1)』巻の書影
相田コメゾウさんが読んでいます

あらすじストーリー紹介

小さなきらめき大切にしたい……。ほびぢゃの森に住む、ココア(15才)の日々エッセイ。

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.17

1件の評価

5.0

1巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

これね、ちょっと変わった漫画で
20年前(=1998年)のホビージャパンに毎月見開き2Pで連載されていた作品で。
だから教科書なんかと同じで読み進めるのが左から右、
B5サイズ…同人誌の大きさといえばわかりやすいかな
あと、トーンなし、台詞も写植じゃなくて全部手描きっていう
手作り・アナログ感溢れる構成なんだよね

ほびぢゃの森で
手作りのハーブを作って
お届けして、生計を立てている
15才の少女ココアのエッセイ。

ココアは、こちらの世界のモノが大好きで
ウォレスとグルミットのビデオだったり
初代ガンダムのLD-BOXだったり
大島弓子全集だったりを
輸入したい
けどお金がなー・・・っていう日々を送っていて

それを「変な趣味」とくさされても
「ケーキと同じ
おやつってなくても生きてはいけるでしょ
ないと淋しい あった方が人生数倍すてき!
ほんわか幸せなひとときをくれる
そんなものたちを愛しているの
っていう考えの子。

うん、この石田敦子節がね
たまらなくいいんですよ

心の内の大切なところにそっと寄り添って
背中を押してくれる感じがね…

ココアが手作りハーブをはじめた理由も
とてもいいんですよ…。
人には「それだけ?」って理由なんだけど
「それだけ」がココアにとってはとても大事…。

純粋でまっすぐでキラキラしてて
まぁ、自分もオタクの端くれですので
色々と若い頃思い出して…なんか、いいなぁってね

そんなココアが恋を経験して
さまざまな価値観に触れて
少しずつ成長していく3年間の物語です。


まぁ、できればね現物で読んでいただくのが最高なんだけど
絶版だしね…(中古では出回ってるみたいだけど)

2019年1月現在、漫画図書館Zで全編無料公開されているので
気になった方はぜひチェックしてみください

ちょっとPCやスマホじゃよみにくいかもだけど
とても心が温かくなる作品なのでおすすめです

※このレビューは以前YouTubeで音読レビューしたものを
 加筆修正しました

https://youtu.be/0be9p8o6x00

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