佐々木幸子(ささき・さちこ)、29歳。職業、文芸誌編集者。仕事は順調、結婚も決まり、これまで完璧な人生を歩んできた。あの日までは…!! 美味しいものを食べた時に得られる“忘却の瞬間”を求めて、ありとあらゆる美食を追いかける!! 絶品グルメ・コメディー、開幕!!
▼第1話/神様のごほうび ▼第2話/っポイ! ▼第3話/「かわいさ」って何だっけ。 ▼第4話/蘇る勤労 ▼第5話/恋愛教習所 ▼第6話/恋の仮免許 ▼第7話/娘の一番長い日 ▼第8話/38歳のハローワーク ▼第9話/見えすぎちゃって… 困る! ▼第10話/賢者の贈り物 ▼第11話/ふたりの神田川 ▼第12話/僕がプレゼント決めたらあの娘どんな顔するだろう ●主な登場人物/山下トモ(しっかり者の中学3年生。引きこもりでニートの父にうんざりしている)、山下吾郎(トモの父親。妻を亡くした悲しみから3年もの間、引きこもっている)、山下多恵子(トモの母親で、3年前に他界… のはずが、中年男の姿になって帰ってきた?) ●あらすじ/母を亡くして今日で3年目。中学3年生の山下トモは父・吾郎の部屋の前に立っていた。吾郎は妻を失った悲しみから、3年も引きこもっているのだ。いいかげん立ち直るよう諭すトモの傍らでは、祖父のタロスケが吾郎を甘やかしてばかり。トモが「悲しいのはパパだけじゃない」と言えば、部屋の中から「パパの方が悲しい」と父親とは思えない言葉を吐いてきた。そして吾郎は「ママの所へいく」と首を吊ろうとして…。慌てるトモだが、その時、家の中に見知らぬ中年男が…!? (第1話) ●本巻の特徴/亡くなった母が帰ってきた… ただし、見知らぬオッサンの姿で!! “彼女”の作る手料理、服の隙間から覗く肌、そして2人きりのデート。悲しみに暮れていたはずの父に、まさかの2度目の思春期が。伝説のギャグ漫画家・阿部潤がスピリッツに初見参!! ●その他の登場人物/山下タロスケ(トモの祖父。大食い。息子の吾郎に甘い)
▼第1話/踊るナイフ ▼第2話/そこに希望なんてない ▼第3話/ばたふらい ▼第4話/隠し面 ▼第5話/爪を噛む ▼第6話/子消し ▼第7話/石つぶて ▼第8話/憎悪 ▼第9話/呪念 ▼第10話/青い空 ▼最終話/愛するということ●主な登場人物/川上あさみ(高校2年。17歳。同じ美術部に所属する友人・千春の死の真相を追う)、沢ケイゴ(美術教師で、あさみの所属する美術部の顧問。あさみとともに千春の死の真相を探る)●あらすじ/川上あさみは、昔流行したTVゲーム[ポルタス]に関する噂話を聞く。それは[ポルタス]のあるステージにひとりの男の子が現れ、彼の問いかけに「はい」と答えると、その人は必ず死んでしまうというものだった。そんな折り、最近学校を休みがちだった美術部員・千春が、部活動にやってきた。あさみが千春に休んでいた理由を聞くと、彼女は[ポルタス]にハマッていたと答えて…(第1話)。 ●本巻の特徴/謎の自殺を遂げた千春。彼女の自室でTVゲームの[ポルタス]を発見したあさみは、彼女の死にそのゲームが関与しているのではないかと疑いを持つ。しかし、その死の真相を探るうち、自らも[ポルタス]に囚われていき…!? 底なしの大絶望ホラーコミック、ついに単行本化!! ●その他の登場人物/千春(あさみの友人で、同じ美術部所属。TVゲーム[ポルタス]にハマッた後、謎の自殺を遂げる)、山下真由美(あさみの通う高校の国語教師。過去に彼氏のトオルを千春と同じような原因で亡くしている)、菅野サトシ・サトル(謎の死を呼ぶTVゲーム[ポルタス]の開発者)
●あらすじ/成績表をトムに見せるみちる。トムは成績の悪さに怒るが、一度酒を口にすると子供のように変身してしまう。成績表なんて何だ、ウンコしちゃえ。というみちるの言葉に、トムは本当にウンコをする。母花子はミュージカルのように歌いながら夕食を作っていた。花子はうかれると会話がミュージカル調になる。その日の夕食は豪華だった。母親はトムとみちるにプレゼントをねだる。トムはプレゼントを渡すが、みちるは何の記念日か分からない。すると母は、母さんが初めて女になった日だという。田中ミヨが突然山田家へ遊びに来ることになる。ミヨと帰ってきたみちるは、玄関で天使の格好で飛んでいる父を見る。今日は止めようというが聞かないミヨに、みちるは山田家のすべてを見せる決心をする。しかしなぜかもう一度ドアを開くとトムと花子が普通に迎えてくれる。上がってお茶でも、と言うみちるにミヨはもう帰るという。すると、ミヨの帰りを悲しんでみんな泣きだし、なぜかみちるも入れてマイムマイムを踊り出すのだった。