作品数:70

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プロフィール

西 炯子(にし けいこ、12月26日生)は、日本の漫画家。女性。鹿児島県指宿市出身。にし けいこ名義でも活動している。代表作品に『娚の一生』がある。

西炯子の作品

一覧
『娚の一生』の書影

娚の一生

3.65

7305

発刊: 2009.03.10 ~

完結・全4巻

新刊通知

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東京の大手電機会社に勤める堂薗(どうぞの)つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。 そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!? 

『初恋の世界』の書影

初恋の世界

3.65

3716

発刊: 2016.09.09 ~

完結・全15巻

新刊通知

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40歳。もしかしたら初恋経験ナシ!? 東京でかっふぇの店長を務めていた小松 薫。40歳、独身。 突然 故郷・角島の店舗への転勤が命じられ行くことに。 それをきっかけに地元の同級生達との交流も再開するが、その肝心の転勤先の店には大きな問題が!? そして、薫の人生にも大きな転機が訪れてーー!?

『たーたん』の書影

たーたん

3.49

3644

発刊: 2016.09.09 ~

完結・全7巻

新刊通知

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童貞×JC≒父娘? 西炯子、超意欲作! 15年前、全く冴えない28歳の童貞男だった上田敦は、 友人から赤ん坊を預かる。その友人は殺人を犯し刑務所に入ったのだ。 赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を娘として懸命に育てた。 鈴は父を「たーたん」と呼ぶ。 父は出生について娘に何も話していない。鈴は何も知らない。 ワケあり父娘の心ヒリヒリコメディ! 西炯子初の青年漫画誌連載作にして意欲作、待望の単行本第1巻。 ビッグコミックオリジナルにてシリーズ連載中。

『姉の結婚』の書影

姉の結婚

3.38

3541

発刊: 2011.05.10 ~

完結・全8巻

新刊通知

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もう恋愛だの結婚だのは煩わしいと思っている独身女性ヨリ(39歳)の前に、突如として幼なじみと名乗る怪しいイケメンが現れる。新手の詐欺かと思いきや、本当に少年の頃からヨリを慕っていた精神科医・真木。しかし彼は妻帯者だった……。避けよう避けようとするヨリを追い詰める真木。さらに真木の妻はヨリにそっくりの容貌だった。同居する妹の心配をよそに事態はだんだん泥沼に。この恋愛(?)の行く末はどこに落ち着くのか?

『恋と国会』の書影

恋と国会

3.41

2502

発刊: 2019.11.29 ~

既刊1巻

新刊通知

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前代未聞の国会ラブコメ!?国を揺るがす、西炯子最新作!?真っ向勝負が通用しない国会で正面突破しかできない元地下アイドル、山田一斗(25)。政界の清濁あわせのんだ上で父の地盤を引き継いだ三代目世襲議員、海藤福太郎(25)。ふたりは真の意味での“政治家”になれるのか!?

『なかじまなかじま』の書影

なかじまなかじま

3.21

843

発刊: 2012.10.24 ~

完結・全3巻

新刊通知

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非モテ女子・麗奈の前に二人の男が。一人は野獣系中年、一人は爽やか高校男子! 二人は親子で…!? 非モテ女子の親子三角関係ラブコメディ☆

『お父さん、チビがいなくなりました』の書影

お父さん、チビがいなくなりました

3.60

554

発刊: 2015.09.10 ~

完結・全1巻

新刊通知

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お父さん、チビがいなくなりました (フラワーコミックスアルファ) [コミック] [Sep 10, 2015] 西 炯子

すべて表示(70)

作品レビュー

一覧

3.4

5巻まで読みました

テンポが悪い

たーたん

レビュー(59)件

完結・全7巻

3.6

お見合い結婚から気持ちがすれ違い続けてきた熟年夫婦と、そのアラフォーの娘の不器用な恋愛譚。
私のような成人男性は本作のターゲットではないと思うのでレビューを書いてもノイズなのかもしれませんが、西炯子作品結構好きなので感想、書きますね。

2つの異なる2人の物語が展開されますが、メインは表紙の熟年夫婦です。
頑固で口数が少なく素っ気ない夫と、それに黙って付き合う妻は、長年夫婦としてやってきましたが、余りにも何も言わない夫に業を煮やし、愛猫チビの家出が決定的な亀裂となって妻はついに離婚を決意するというストーリー。
なお、個人的には並行して走る娘の方の話は蛇足に感じました。

西炯子さんは感情を描くのが凄く上手い人だと思います。
お父さんの隠していた思い、年甲斐が無いという気持ちと、その気持ちを察せられずに実は無意味な我慢をしてしまう妻の悲しいすれ違いを、漫画という手法で俯瞰的に観測できるのが面白かったです。
熟年離婚は夫にとっては寝耳に水の出来事と良く聞きますが、その裏にはこういうすれ違いが、リアルであるのではと思います。

全一巻。夫婦も娘も、チビの行方も、綺麗に完結しています。
男性にも女性にも、将来的に肝に銘じた方が良いお話かもしれないと思いました。

お父さん、チビがいなくなりました

レビュー(10)件

完結・全1巻

4.0

8巻まで読みました

40手前の独身女性が主役。
大人の恋愛ドラマをしっかりと描いた作品です。
どちらかというと女子高生が主人公のティーン向け少女漫画を読むことが多いので、アラフォー女子が主役でフラワーコミックとかもはや女性向けのエロ本みたいなアレでしょ的な色眼鏡をかけてページを開いたのですが、まずはその誤解に誤りたい。すみません、とても面白かったです。

内容は女性誌らしく、不倫とセックスがやはり不可分でした。
結婚や恋愛に疲れてしまい、一人で静かな生活を送るために地元に戻り図書館で司書をしている「岩谷ヨリ」、彼女の前にイケメンの精神科医「真木誠」が現れ、身体を重ねてしまう。
その後、彼は中学生の同級生だったことを知り、また彼にストーカーまがいの強いアプローチをされるが、真木誠は妻帯者だったという話。
ヨリには妹がいて、その妹から見た姉がヨリなわけなので、タイトルから察するにこの“妹”さんが主役?と思いがちですが、主役は岩谷ヨリです。

本作の主役の男性サイドは結婚していて、それも妻のいる男性側から、もはや一人でいることに慣れてしまっている女性にアプローチするという、フツーに考えて恋愛不可能なプロフィールとなっています。
冷静に考えて女性サイドからしてみると迷惑なことこの上なく、誠が年齢通りアラフォーの脂の乗ったオッサンならば、大人の恋愛とか言ってる場合じゃない、出るとこ出てストーカー規制法とかで御用です。
ただ、誠はモデルのようにスタイルもルックスもいいので作中HENTAI行為が合法になっています。
40も近くなると肉体が衰えて中性脂肪が上昇傾向にあるはずなのですが、精神科の医師のスタイルが異様にいいのは少し非現実だと感じました。
ちなみにヨリも身体に弛み無く、普通にキレイなお姉さんなので、大人の恋愛はおじさんとおばさんのそれではなく、月9ドラマのようなものになっています。

私的には、ふしだらな男が意中の女とまんまと恋仲になるみたいなものは好きではなく、そういった意味で心は通わないからと平気で女性と肉体を重ねる誠は嫌いなキャラです。
ヨリもそれほど身持ちが固いわけではなく、なんだかなぁというところもありましたが、これはこういった人達と割り切って読むと面白かったです。こういった内容を楽しめるあたり、私自身も大人になったのかもしれないと思ったり。

全8巻、ヘヴィーです。ヘヴィーですが、大変満足できました。

姉の結婚

レビュー(85)件

完結・全8巻

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