大阪一の不良校・浪城に入学した天才野球少年・甲斐孫六。甲子園で、学校で、さてまたケンカでも、孫六行く処、常に波乱、騒乱極まり知らず!!
週刊少年ジャンプでやっていた野球漫画。 幼いころにプロ野球チーム・アストロズの試合を観戦し、そこで活躍した三原選手に憧れた双子の野球少年、山田太一と泰二。 三原選手と二人の少年はセ・リーグのお荷物と呼ばれるアストロズに、共に黄金時代を齎すことを誓い合う。 時が流れて、弟の泰二は甲子園でエースの4番、ドラフトの複数指名も間違いないと言われるほどになったが、一方で弟の太一は何をやってもダメで、弟の活躍とは裏腹に落ちこぼれていた。 そんな中、奇跡を引き起こすほどの強い意志によりアストロズ入りを果たした太一と、抽選により運悪くアストロズに入団する羽目になった泰二が、監督となった三原とともに、腐ったアストロズを変えてゆくという話。 太一の熱意の元、個性豊かなナインが固まってゆき、一処揃ったところでペナントが始まる。 試合を進めるたびに、逆境があり、そのたびに強くなるという、お約束なストーリーとなっています。 涙と鼻水と泥に塗れた熱い話です。 絵柄は若干汚いですが、キャラは個性的でテンポ良く進むので読みやすいです。 面白いのですが、それ以上に、暇つぶしには最適な内容と感じました。 また、実在のチームと選手が作中に登場し、アストロズと試合をするのも本作の魅力となっています。 作品自体が古いので選手陣も今は昔といった趣なのですが、何分私自身がプロ野球に知見がないので、そこは良くわからなかったです。 往年の野球ファンが読めば、喜ぶ内容なのかなと思いました。 1シーズン終わったところで最終回となっています。 アストロズは日本一のチームになったかについては、読んでのお楽しみということで。
by うにたべたい (528)「オレ…。男のカッコで抱かれるの、初めてなんだよ…」本当に好きだったから「オンナ」にだってなれた。でも…初めて「オトコ」の自分を好きだと言ってくれる人に、出会った――佐藤悠、21歳。今も昔もコイビトなし…の大学生。ところがある日、ムリヤリ連れて行かれた合コンで出会った清子をひょんなことからお持ち帰りするハメに…。泊めてもらうお礼だからと清子は関係を迫るが、童貞だった悠は清子の気持ちに応えることができず…。と、その時カツラがズルリ! 実は清子はれっきとした「北岡慎二郎」というオトコノコであった。しかも行く所がないというので仕方なく一週間の期限付きで同居を許した悠であったが、日を重ねるごとに慎との間にあたたかい何かを感じ始めていた。そんなある日、傷を作って帰ってきた慎を不審に思っていたところ、慎の彼氏だというリーマン男が乱入してきて…!? 内気な童貞大学生×ワケあり女装男子、ちょっと不思議でほのぼの、でも切ない同居ストーリー。