少年サンデー誌上で大人気を博した藤田和日郎が描く名作!! 伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン!!小学館漫画賞受賞作品。
「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!! 少女漫画界を牽引し続ける作家、羅川真里茂が次に飛び込んだフィールドは少年漫画。テーマは『津軽三味線』。「ずっと描きたかったテーマ」と羅川真里茂が語る、壮大な“自らの音を探す旅”がここに幕を開ける。貴方の音もきっと見つかる。 津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者・澤村 雪(さわむら せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人々と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。
姫、あなたに触れていいですか――?両親がいなくなり、幼い妹弟をひとりで養うため、売れない少女漫画家業に精を出す久我くん(23)。ハイパー苦労人な彼の元にやってきたのは、敏腕&美貌の超神アシスタント・五色さん。これで仕事がはかどる…! と思いきや、出会ったその日に彼女から「わたしは、とある王族の姫。あなたと婚姻関係の契りが結ばれた」と宣言されてしまう!恋愛初心者ふたりの、“契約”から始まる新婚ラブコメ、開幕です!電子版には同著者作品『ゆらゆらQ』の1話目を収録
2巻既読。五色さんふつくし可愛い乙女すぎて苦しい。 糖分過多。ギド先生の絵柄好きすぎます。 売れない漫画家の主人公と、ある日アシスタントとして入ってきた見知らぬうら若き女性。 めっちゃ仕事できる。しかし彼女は、お尻から尻尾が生えている宇宙人だった?! なんだか昭和っぽい昔懐かしい設定。いいですね〜こういうの。 雨隠ギド先生、絵柄が本当に暖かくて好きです。髪のふんわりした表現だとか、なにより美しい目の微妙な描き分け方。 本作ヒロインの五色さんは、表紙で心射抜かれてしまいました。 さて本作、五色さんは最近巷で見かける、いわゆる"万能型クーデレ系ヒロイン"です。 このタイプって、普段クールで何事もソツなくこなすけれど、その反動でデレた時がかわいい。 しかし、他の作品と本作が違うのは、クール部分は物語はじまってしばらくすると鳴りを潜め、デレが大洪水するところ。 読者的には基本クールでたまにデレる所が良いのですが、本作は1巻時点でわりと展開が早い。 そうなると、今後はただただ甘々な人妻(仮)ルートへと入っていくことになるのか…? と浅く考えてしまいましたが、まだまだメインと言える五色さんの故郷の謎があるので、引き続き楽しみにしたいです。
by せーふぁ (1046)毎日残業続きの平凡なSE、飯田くんの、誰も知らない密かな楽しみ、それは宅配便の夜間配達を受け取れるノー残業デーに、全国から取り寄せる美味しいお取り寄せをすることだった☆幸せ料理研究家こうちゃんもお薦めの、ささやかだけれど温かいお取り寄せ男子のおうちご飯の数々♪
全国各地の"お取り寄せ"をテーマにした作品。 一話完結型で、1話につき1つのお取り寄せを題材にストーリーを展開する構成になっています。 主人公「飯田好実」はとある中小のSE企業に務めるエンジニアで、与えられた仕事はこなすものの人付き合いが悪く、定時後はまっすぐ帰宅し、自分だけの時間を大切にする性格です。 彼の趣味が全国各地からお取り寄せをするグルメを堪能することで、避けられない人言関係や仕事に翻弄されながらも自分だけの至福のときを楽しむ日々を描いたものとなっています。 作中ストーリーの進展はほとんどなく、登場人物が増えたりキャラクターのバックボーンが語られる程度です。 大体は、家に届いたお取り寄せを飯田好実が一人で楽しむだけの回となっています。 本作の主役は毎話語られるお取り寄せ品と飯田好実によって語られる薀蓄で、お取り寄せ品の素晴らしさ、食感、味、見た目の美しさや、モノによっては開発経緯などが熱く語られます。 お取り寄せ品は実在のもので、巻末にはお問合せ先情報が記載されており、実際に取り寄せることも可能です。 また、作中、飯田好実はお取り寄せ品の感想をTwitterに投稿しますが、このアカウントも実在しているようで、リアタイで読んでいた方は併せて楽しむことができたようです。 実質、お取り寄せ品を題材にしたグルメ漫画で、読んでいると同じものが食べたくなります。 名産品の宣伝効果はすごくあったんじゃないかなと思いました。 なお、序盤で描き慣れていなかったためか、最初2巻くらいは微妙に感じました。 主人公は仕事に対して情熱が感じられず、同僚とのコミュニケーションも不全で、一緒の職場にいたら困るタイプで、そんなやつがお取り寄せ品を手にしたときだけ、一人で騒ぎ、踊るので、そんな姿は、見ていて不快に感じるところもありました。 ペラペラと薀蓄を並べてますが、これ全部独り言なんだよね?と思うと普通に不気味というか、不自然な感じを受けました。 ただ、3巻くらいかな、からは主人公の会社でのポジションも確立してきて、ただの困ったちゃんではないということがわかってきたからでしょうか、展開が自然に感じてきました。 最初の方もお取り寄せ品自体はよく描けているのですが、序盤主人公に嫌悪を感じた場合、3巻くらいまでは読んでみるのとをおすすめします。 最終回は、最終回らしくない終わり方でした。 私も完結していたのに気づかなかったです。続刊がなかなか出ないなーと思っていたら終わっていたという。 いつでも続けられそうな感じなので、続きがあるといいなぁと思います。
by うにたべたい (528)