京都の花街発・16歳が綴る台所物語! ここは京都のど真ん中にある花街。 舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。 とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。 彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。 華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。
職場のトラブルで休職することになった料理人の加ノ原秀尚。気分転換に京都で神社巡りをしていたら、雨で足を滑らせ崖から落ちてしまう。目が覚めると、そこは稲荷神たちが集まる里「あわいの地」。人界へ帰る方法を探す間、神様候補のチビ狐たちの面倒を見つつまかない係を引き受けることになった秀尚だが…? もふもふ×ごはんの癒しの異世界ライフ、お待ちどおさま!