「江戸の三甚内(さんじんない)」高坂甚内・鳶沢甚内・庄司甚内の物語。関ヶ原の戦いから3年が経過した慶長8年(西暦1603年)大久保長安は群盗風魔党を打倒すべく、希代の盗賊として名を馳せる高坂甚内を呼び寄せる。甚内たちと風魔一族の壮絶なる闘いが、今幕を開ける!!
スクエニ社員、死んでFFワールドに転生する!!? スクウェア・エニックス入社4年目のプランナー・佐々木正吾。 妹・夕子と「二人でFFをつくる」事を夢見て、 晴れて兄妹揃って入社を果たしたのだった。 そんなある日、トラック事故に巻き込まれた正吾と夕子。 衝撃と轟音が響く中、暗闇から目を覚ますと目の前にはモーグリが!? 憧れのFFワールドに迷い込んだ二人は冒険を進めるが、 それはある“悲劇"の序章に過ぎなかった――。 禁断の「FF×異世界転生」幻想活劇(ファンタジー)、開幕!!
1997年から2001年まで「週刊ヤングサンデー」に連載され、多くのクリエイターたちに影響を与えた衝撃作。 <p> 「使え…力は絶対だ」。女をさらい、平和な家庭に踏み込み、人を殺す。澄んだ目で、欲望にただ忠実に「力」を爆発させていく「モン」。弱い自分にはない「力」を切望し、モンを狂信的に慕う爆弾魔の「トシ」。彼らの起こす惨忍な事件とその言動は、社会現象に発展していく。一方で、北海道に全長8メートルを超える正体不明の巨大生物「ヒグマドン」が現れ、次々と人を襲いながら南下し、さらに巨大化しつつあった…。 <p> 「命は、平等に、価値がない」。何が正義で何が悪なのか。生とは、死とは? 著者は問いを投げかけ続け、最後まで決してその手をゆるめようとはしない。「だぷ… だぷ…」と音を立てるズタズタの遺体を入れたバケツ。死を前に泣き叫ぶ人々の表情。モンに愛を注ぐ女、息子が殺人犯と化したことを知った母親、事件を追いかける新聞記者、派手なパフォーマンスを続ける総理大臣、ヒグマドン退治に乗り出す老猟師、それぞれの人生。すべてがむきだしのまま、目の前に突きつけられる。 <p> 読者は、この物語に対峙している限り、こみあげる不快感と無力感に堪えることを強いられるだろう。だが、それでもページを繰る手を止めずに全14巻を読みきった時、壮大なラストシーンが深く、深く胸にしみてくる。(門倉紫麻)
自身のスキル「影が薄い」を駆使し、歴代最悪と呼ばれた魔王を一人で暗殺したロラン。富も名誉も固辞した彼が唯一望んだものは、一人の人間としての普通の生活だった。普通に生きるために冒険者ギルドに就職したロランだったが、暗殺者の常識=世間の非常識ということになかなか慣れず、何かとお騒がせしてしまう。しかし一生懸命に働く彼のもとには、いつしか人が集まっていき――。人知れず世界を救った風変わりな“評判の職員”が、陰ながらあなたの冒険者ライフをサポートします!
小さいころから格闘技ばかりやらされてどんどん強くなっていった周子。高校に入ったら「女の子でよかったと思える恋したい!」と思ってたのに、入学早々、部活の勧誘ばかり…。そこへ現れたのは学校一のモテ男・芹沢くん。周子の望みを叶える代わりに、自分のボディガードになってほしいと言ってきて!?私がナイトで君が姫!? 強すぎ女子×モテすぎ男子の予想外の初恋初体験ストーリー!
ハジメテは特別だから、離れても惹かれ合う 『人が心から恋をするのは、ただの一度―― 初恋だけである』猫実 栞・18才。めっちゃそう思う。この人なら告ればOKもらえるかなーって打算とか。友達に自慢できるかな? って見栄とか。そんな不純物0の恋は、中2の初恋以来、もう一生ないって思ってた。大学の入学式で―― 元カレの乾 爽悟に再会するまでは。あの頃には戻れなくても(いや、戻れたりして)せめて友達に… って思ったのに、LINEもFBも全部拒否って私とのことって黒歴史ですか…? じゃあなんで、他の男子に嫉妬したり、部屋に昔のプレゼント飾ってたり、…いきなりキスとか、するの…? 今更だけど、今更だから、特別なあなたの特別に、私もまた、なりたいから―― ハツコイに、アゲインします!!!
7センチ男女の縮小化サバイバル日本人留学生ヤマトは、カリフォルニアの片田舎で一人寂しく大晦日を迎えようとしていた。そんな中、アメリカで数少ない友人クリスに年越しホームパーティへと誘われる。戸惑いつつも、内心楽しみに感じつつ、パーティに参加。そこで出会った可愛いエマ、変人ぽいけど物知りなロランと共に楽しく過ごしていたその時、……ブツンッ――ヤマトの意識が途切れる。気がついたヤマトの眼前には、異常な光景が広がっていた。
ホームパーティーで小さくされてしまった人たちが旅をし、闘い、元に戻るために模索していくバトルアクション漫画。 とにかく、虫やその他の生き物の描写が丁寧すぎて、いつも背筋が凍りそうになる。普通の人間サイズだったらなんてことない蜘蛛やネズミも、この漫画では見つかったら最後。一瞬で恐怖のどん底へ突き落とす存在となっている。 そして、それらの生き物に対して怯える登場人物の描写もすごく上手い。緊迫した空気感や、絶望的な表情など細かく描写されてるからより気持ち悪さや恐怖を感じられる。 主人公のヤマトはもちろん、仲間たちも過去の自分を越えていくかのように成長も描かれているのがとても良い。とにかく応援したくなる。
by れとれとさん (961)