「あの決定的な敗戦から数十年」、第二次世界大戦の戦敗国・日本。戦勝国・ドイツによる占領統治下の混迷からようやく抜け出し、国際社会への復帰のために強行された経済政策は、失業者と凶悪犯罪の増加、また、セクトと呼ばれる過激派集団の形成を促し、本来それらに対応するはずの自治体警察の能力を超えた武装闘争が、深刻な社会問題と化していた。 政府は、国家警察への昇格を目論む自治警を牽制し、同時に自衛隊の治安出動を回避するため、高い戦闘力を持つ警察機関(いわゆる警察軍)として「首都圏治安警察機構」、通称「首都警」を組織した。セクトとの武力闘争の中で首都警は重武装化の道をひた走り、中でもドイツが戦時中に使用した動甲冑「プロテクトギア」に身を固め、MG34などの重火器で武装した首都警警備部特機隊、通称「ケルベロス」の名は犯罪者やテロリスト達を震え上がらせた。 しかし、行き過ぎた武装化は国民の反発や自治警・公安部などとの軋轢を招き、特機隊は次第に孤立を深めていく。そして、歴史は彼らに重要かつ最終的な役割を与える事となった…。
"【うちのヤンキーがエロくてチョロくてほっとけない!!!】世話焼きヤクザ×騙されやすいヒモ。エッチな危機にたびたび陥るおバカ男子とそれを秘密裏に助ける苦労人、アウトロー共のラブコメディ!――“浅はかで鈍いならず者、だけどめちゃくちゃえっちでキュート。”住所不定・無職の綿貫 還(わたぬき めぐる)は無一文になるたびに友人・辰巳 要(たつみ かなめ)の家に転がり込んでいる。要のことが好きな還だが、居心地の良い今の関係を崩さないため気持ちを伝える気はない。ある日、胡散臭い男に紹介された運び屋の仕事でヘマをして、怪しげなクスリを飲まされてしまう。朦朧としながら家に辿りつくも、昂った体を持て余した還は要の寝込みを襲ってしまい…!? ※本作品は一部『Web BABY』に掲載された作品を収録しています。重複購入にお気をつけ下さい。"