"「ビッキー、君は夜の精のように美しい。結婚してくれ」イタリア有数の資産家バレッリ家の次男クラウディオから熱烈なプロポーズをされたビッキー。しかし3ヵ月後の「結婚発表式」の前日、クラウディオの兄マウリツィオから告げられた言葉は、「僕と結婚しよう」というものだった。「クラウディオの子を身ごもった女性がいて、彼とは結婚させられない」と言うのだ。幸せの頂点から一気に暗闇の底に突き落とされたビッキー。とうとう、「そうすることだけが、君と名門バレッリ家を救う唯一の手段だ」と説得されてマウリツィオとの結婚生活を始めたビッキー。マウリツィオは優しく包み込むように愛してくれたが、ビッキーの心はいつも不安でいっぱいだった。マウリツィオ!あなたは私を哀れんでいるの?私を愛しているの?それとも名家の対面だけが大切なの?イタリアの名門家庭の華やかな生活を舞台に、ビッキーの「本当の愛を探す旅路」が始まった…。"
緑溢れる牧歌的な世界と不思議な生物相。少女と老剣士は、死へと向かうこの美しい世界を救うことができるのか? 少女ヤマが暮らす村に、ある日、一振りの剣が舞い降り、聖なる岩に突き刺さる。それは触れる者をみなガラスに変えてしまう神秘の剣だった。残忍な傭兵オルランドのせいで、両親を失ったヤマは、いつかガラスの剣を抜き、彼に復讐することを誓う。やがて彼女は、かつて将軍にまで登りつめた老剣士ミクロスと出会う。ヤマが語る空から落ちてきた剣の話は、ミクロスにある予言を思い出させる。いずれ太陽の光が弱まり、世界は死へと向かう。その時、4本の剣が空から舞い降りる。それらが1つの場所に集まった時、別世界への扉が開き、人々は救われる――。はたしてヤマは復讐を遂げ、ミクロスとともに4本の剣を集めることができるのか? 2人の冒険の旅が始まる!