「倫理」とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う──。 新時代、教師物語!!
現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸! この児童精神科医は、発達障害を凸凹と呼ぶ。あなたの凸凹にハマる生き方が必ずある。/日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人。そして、子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちがいる。児童精神科医は、そんな親と子に向き合い続ける。第1巻は「でこぼこ研修医のカルテ」「金の卵」「学校に行けない子ども」の3編を収録。
灰色の学園生活をすごすはずだった男子高生を変えたのは、現実をファンタジーっぽく楽しむ部活動!? 異世界メタ学園ストーリー登場!「人生腹八分目」と悟る男子高生・八坂雄大は、ある日、異世界に召喚されることにあこがれる美少女・城ヶ崎言ノ葉と出会う。雄大は自身の何気ない一言により、言ノ葉に半ば強引に「現実世界」をファンタジーっぽく楽しむ「異世界創世部」のメンバーにされてしまうのだが……。異世界には行かない「異世界」×「学園ラブコメ」、待望の第1巻!!
2巻のあとがきの内容からすると、残念ながらあえなくの打ち切りエンド。終盤は異世界どころかRPGモチーフの要素も本筋ではだいぶ薄くなっていて、文科系部モノとして新しさのやや弱い作品になっちゃっていたかも。 途中で放置されたように終わってしまったネタは少なくありませんが、最低限の締めはしてくれているので話のいちおうの恰好はついて、いくらかは救われた思いがあります。 描かれていた内容は「逃避」のようなものではまったくなく、料理として出た味は嫌いではなかったのですが、作者の描きたい題材が皿(掲載誌)には合っていなかったかもとも感じます。 積み残しや無念さはありそうなので、次を期待します。
by さくらめぷりあ (25)