魔女と、その見習い達が平和に暮らす盃島。始祖である「焔の魔女」を称える300年祭の夜、島は謎の巨大浮遊物による攻撃を受け、炎に包まれた。生き残ったのは、ロロアをはじめとするわずかな見習い魔女達だけ。頼れる大人がいなくなった今、存在するかどうかもわからない「焔の魔女」に救いを求めて、見習い魔女達は旅立ちを決意したが…!? 『宇宙よりも遠い場所』コミカライズで注目の著者による、本格ファンタジー第1巻!
発刊数の誤情報について、コミスペサポートセンターさんの対応早くて嬉しいです。 ある日突然故郷を無くした15人の見習い魔女たちと、伝承に伝わる焔の魔女、そして魔女を憎む人間たちのダークファンタジー。 魔女たちが住む大きな浮遊島、盃島。 プロローグ時点、伝説の魔女・焔の魔女の誕生300年祭の日に災禍に見舞われ、多くの魔女が死んでしまいます。 残ったのは主人公ロロアを含む15人の見習い魔女たち。「島の外へ出ると魔力が使えない」という言い伝えを破り外界へ出ると、そこには魔女を憎む人間たちがいました。 世界観と設定が凝っていて惹き込まれました。 3巻完結で無駄がなく、起承転結が明快です。 作者さんの次作を読んでみたいと思いました。
by せーふぁ (1046)一迅社「Comic REX」にて2011年11月号から2013年2月号まで連載された。もともと同人やアンソロジーで「水木しげるタッチによるパロディ漫画」を描いていた筆者によるオリジナル作品。ライトノベル風の超能力バトルストーリーでありながら、水木しげるタッチで描かれているため非常にシュールである。 平凡な男子高校生・国分寺イクオが祖父から受け継いだ古書店の店番をしていたある日、その古書店に隠されているという「魅宝(たから)」を狙う秘密結社の刺客に襲われる。 そして間一髪のところで金属を自在に操る「刀鍛冶(ソードスミス)」の「能力者(カテゴライズド)」八坂七星(やさかななせ)に助けられる。「魅宝」を守護する一族の末裔である七星がイクオの家に居候することになり、イクオは「魅宝」をめぐる能力者達の戦いに巻き込まれていく… ドリヤス工場(どりやす こうじょう) 東京都出身。水木しげるの絵柄、間、雰囲気を再現した作風で人気マンガやアニメの パロディ作品を数多くてがけており、近年は商業誌でオリジナル作品も発表している。 なお当人とは一切無関係。本連載を収録した最新単行本『有名すぎる文学作品をだいたい 10ページくらいの漫画で読む。』が絶賛発売中。その他の著書に『あやかし古書庫と少女の魅宝』 (全2巻/一迅社)など。
恋をして、キスをして、セックスをする。あたりまえのようで、すごくむずかしい。幼児期のトラウマを抱えてなかなかセックスに踏み込めない女の子。脳性マヒだけど普通に恋愛をしたい女の子。彼女たちにとって、恋をしてキスをしてセックスをするという「ステップ」を踏むことは当たり前のものではない。 さまざまな悩みを抱えた女性たちの「性」を、気鋭・岡藤真依が丁寧に紡ぐ。2017年、単行本『どうにかなりそう』(イースト・プレス)で鮮烈なデビューを飾ったマンガ家の岡藤真依。官能的で美しい文学作品のような作風に、糸井重里、曽我部恵一、小玉ユキなど各界の著名人たちが大絶賛。本作は、匂い立つエロティックな世界観はそのままに、あらゆる角度から「性」を見つめ直す、気鋭・岡藤真依による新しい「性」教育。