筒井哲也さんの作品の書影

筒井哲也

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作品数:8

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プロフィール

筒井 哲也(つつい てつや、1974年11月17日 - )は、日本の漫画家。愛知県出身。2002年、集英社『月刊少年ジャンプ』8月22日増刊号」号掲載の『最弱拳銃士ルービック』でデビュー。後に自身のサイトで公開していたウェブコミックが話題になり、スクウェア・エニックス『ガンガンYG』で『リセット(フランス語版)』を連載。2007年に『ダズハント』『リセット』『マンホール』がフランスで発売され、人気を博す。2015年に『有害都市』が日本に先駆けてフランス国内で先行発売され、同年7月にアジアのバンド・デシネを対象とするコミック評論家・ジャーナリスト協会賞(ACBD)で最優秀作品賞を受賞した。また、同作品は2017年に第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。

筒井哲也の作品

一覧
『予告犯』の書影

予告犯

3.51

5334

発刊: 2012.3.2 ~

完結・全3巻

インターネット動画投稿サイトで犯行予告動画を投稿する謎の男。果たして予告された事件は起きるのか…!?高度に情報化された現代のテロリズムを描く、緊迫のサスペンススリラー開幕!!

『ノイズ noise』の書影

ノイズ noise

3.24

1860

発刊: 2018.4.5 ~

完結・全3巻

のどかな田園風景が広がる猪狩町では、黒イチジクを地域の特産として、限界集落から一転、活況を呈し始めた。そんな中、イチジク農園を営む泉圭太のもとに鈴木睦雄と名乗る怪しい言動の男が現れる。彼は14年前に女子大生ストーカー殺人を犯した元受刑者だった。平穏な地域社会に投げ込まれた異物が生んだ小さな波紋(ノイズ)が、徐々に広がっていく――…!!

『有害都市』の書影

有害都市

3.33

1275

発刊: 2015.3.5 ~

完結・全2巻

2020年、東京の街ではオリンピックを目前に控え、“浄化作戦”と称した異常な排斥運動が行われ、猥褻なもの、いかがわしいものを排除するべきだという風潮に傾き始めていた。そんな状況下で、漫画家・日比野幹雄はホラー作品「DARK・WALKER」を発表しようとしていた。表現規制の壁に阻まれながらも連載を獲得するが、作品の行方は──!? “表現の自由”を巡る業界震撼の衝撃作!!

『マンホール 新装版』の書影

マンホール 新装版

3.18

727

発刊: 2015.3.5 ~

完結・全2巻

夕暮れの商店街で、全裸の男が怪死を遂げた。検死の結果、体から新種の寄生虫が発見される。ベテラン刑事・溝口とその部下・井上は事件を追う内、ひとつのマンホールへとたどり着く。暗闇の中、そこには謎の“施設”の存在が…!? 加速する恐怖、戦慄のバイオ・ホラー!!

『DUDS HUNT』の書影

DUDS HUNT

3.03

500

発刊: 2005.4.3 ~

既刊1巻

『RESET』の書影

RESET

3.00

484

発刊: 2005.4.3 ~

既刊1巻

『リセット 新装版』の書影

リセット 新装版

183

発刊: 2015.4.2 ~

完結・全1巻

相次ぐ謎の自殺者── そこには恐るべきネットゲーム「ディストピア」の存在が!! 精巧に作られた現実そっくりの箱庭世界で人々は残虐なゲームへとのめり込む。やがて仮想と現実の境目を見失うプレイヤーたち。平凡な日常から一変、専業主婦の篠原仁美は警察庁から送られた喜多嶋俊介に促され、ゲームを牛耳る男・GMへ挑むことに!!

作品レビュー

一覧

3.4

2巻まで読みました

"マンホール"という作品が長崎県の青少年保護育成条例で有害指定を受けた経緯のある筒井哲也のディストピア作品。
都道府県の条例で制定していた有害図書指定を一元化してコントロールする法案が可決されたことにより、有識者の諮問会議によって一般的な表現であっても、描かれたマンガの表現を害悪と指定するようになった社会が舞台です。
主人公はデビューしたての漫画家で、そのデビュー作が圧力を受けてしまい、掲載誌が回収騒ぎになってしまう。
クレームを恐れて作品をねじ曲げるか、有害指定を受けながら描き続けるかの岐路に立たされるという内容です。

マンガにおける表現の自由というのは今も昔も変わらずに存在する大きな課題であり、ある程度の規制と、その規制を決定する議決機関の存在は表現の自由を守る上でも必要です。
一方でその議決機関が表現の自由を束縛する場合も当然あり、一時話題になった非実在少年に関する条例なども、可決されていれば本作のような世界も夢物語では無いわけです。
そういう意味で現実に近いディストピア感があり、読んでいて考えさせられるものがありました。
作中の表現は諮問会議を悪とする方向だったように思えますが、必ずしも悪とはしておらず、その意見に100%の反論もできないような描き方になっています。
また、1954年、ドイツのワーサム博士の研究書から発生したアメリカのモラル・パニック、漫画の出版禁止運動や漫画本の焚書についても取り上げられており、そういった漫画の歴史を知らないままでいる方には勉強になる作品だと思います。

ただ、ラストは「え、なにこれ?これでおわるの?」という感じの留意の下がらない終わり方でした。
主人公が漫画家で、漫画家目線でしか語られなかったためか、いまいち結論が見えなかったです。
結局のところ漫画家が食えなくなるから、漫画家が好き勝手に描くことができずストレスが溜まるからいけないのだろうか、そうではない、そういうことを伝えたいわけでは無いと思うのですが。
テーマは良いのですが短すぎるのが個人的に残念でした。もう少し深く読みたかった。

有害都市

レビュー(12)件

完結・全2巻

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