麻生羽呂さんの作品の書影

麻生羽呂

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作品数:6

サボテンさん、他2人がファンになりました
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835

4.0

8巻まで読みました

【ぼくなら投資家になりたい!現実逃避して夢を見るプロジェクト】

嶋村吉洋です。
また勝手なプロジェクト始めました笑

今回ご紹介するのは「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」。
あまり有名な作品ではないですが、絵が好みだったのとヒロインがかわいいので試し読みしたら結構ハマりました♪

ゾンビによって世界が大混乱になる中、ブラック企業に勤めて思考停止してた主人公が、夢リスト100を作りながらそれを一つ一つ叶えていくというストーリー。
ぼくもブラック企業に勤めているのでめちゃくちゃ共感できました(笑)

また、ゾンビ・ブラック企業・夢とキーワードだけ見るとなんちゅう設定の漫画かと思いましたが、
ストーリーが進むにつれて、主人公の心情が変化していき「人生において本当に大事なものは何なのか」
という自己啓発っぽい内容でもあります。
ブラック企業という言葉が流行した昨今、本当に大事なものと向き合う良い機会になるかもしれません。

作者は『今際の国のアリス』麻生羽呂と『ハレルヤオーバードライブ!』高田康太郎がコラボレート。
お二方の経歴も申し分ないだけに、今後の展開が楽しみな作品です。

ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~

レビュー(210)件

既刊13巻

4.6

18巻まで読みました

デスゲーム漫画で1番好き

今際の国のアリス

レビュー(533)件

完結・全18巻

3.4

8巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

パンデミック・サバイバルの科学的根拠とか、ゾンビを殺す倫理観とか、荒廃した世界の悲壮感とか、そういう細かいことはすっ飛ばしてひたすらコメディ、ギャグに振りきった良い意味でのB級さが面白い作品。
ゾンビがテーマの作品は溢れんばかりにあるけど、この作品に関してはもはやゾンビというテーマは気持ち良いくらいにガン無視して、病みかけていた主人公がやりたいことをやるということが集中して描かれており、危機的状況であるはずなに、ノリの明るさとありがちな人間の欲望を解放している様が目新しさは無いけどストレートに笑える
序盤はこのギャップで楽しくスラスラ読めたが、中盤からシリアスというほど深くはない、しかし真面目なシーンが多く、少しサムい流れが続き、萎えてしまう。
自治、親孝行、AI、哲学など深掘りすればこのサバイバルなシチュエーションと交差して考えさせられる内容になる可能性もあったが、基本ギャグで乗り越えてしまい上記のテーマについて浅く取り上げられる程度終わってしまうため中途半端に暑苦しい話となっている。
もちろんこの作品は良い意味での雑さが魅力なので、その選択は間違いではないのだが、それならば変に堅いシーンは入れずに、ひたすらしたいことをする全国行脚を描いた方が素直に読みやすいのではと感じてしまった。
しかしそれだと話が一辺倒でアクセントがなくなってしまい、ダラダラしたストーリーになる危険性もあるので難しいところ

ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~

レビュー(210)件

既刊13巻

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