東京で職を失い田舎へ戻ることになった志摩崎修太郎。 不本意な気持ちで開けた実家の扉の向こうには、美しい銀の髪と蒼い瞳を持つ少女・ニーナが待っていた。 無職独身27歳の叔父と、銀髪碧眼10歳の姪。高原の街を舞台に、疲れ気味の青年と日本大好きハーフ美少女のゆるやかな生活が始まる──。
3.54
2609
発刊: 2018.10.23 ~
完結・全3巻
新刊通知
a舞台は、2034年の日本。「合理的な結婚相手」をマッチングするシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴ともいえる「非・恋愛コミューン」と呼ばれるシェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事(ルポルタージュ)を書きながら、時代遅れのはずの“恋”に落ちていく……。人気作『ルポルタージュ』が電撃移籍リメイク!
人類の夢…テクノロジーの結晶・ヒューマノイド。 人さながらに「病」を抱える彼らには、人とは違う「治療」の選択肢があったーーー。 悩めるAIたちに寄り添う新医者・須堂の物語、開幕! 近未来系ヒューマノイドSF医療物語!
3.11
2607
発刊: 2016.01.08 ~
完結・全9巻
新刊通知
a事故で両親を失い、自身も大怪我を負った野球少年・朝富士大生。彼を再起させたのは、「両親を甲子園へ連れて行く」という約束。2年という大きなブランクのなか、熱血球児の挑戦が再び始まる!!
かつて大きな賑わいを見せていた、老舗呉服店「三つ星」。その三男・星乃虎三郎が、三年ぶりに英国から帰国した。 新しい「三つ星」を作ろうと意気込むものの、店の者からはまったく歓迎されず、変わらず優しいのは、長兄の存寅だけ。 一方、虎三郎を知っているらしき、謎の男・鷹頭も、「三つ星」再建のため、独自に動いており…。
個性際立つ人が多い芸術学部――その中でも尾崎流星(18)が入ったのは、強烈な生徒ばかりの「俳句ゼミ」で!? 切れ字って? 季語って? 淡々とした性格の流星と濃ゆ~い俳句ゼミメンバー俳句は果たして上達するのか。『ガイコツ書店員 本田さん』の本田が描く、本格<俳句>青春グラフィティ!!
とある町に、とある家族が引っ越して来ました。優しくてかっこいい旦那様と、天然で超巨乳のおくさんの御夫婦です。毎朝早く出社する旦那様、そして、旦那様を見送ってから、おくさんの一日はスタート! 愛されてる天然おくさんは、普段どんな生活を送っているのでしょう!? ……旦那様が出社した後の「おくさん」の素敵で波乱万丈の一日を、ちょっと覗き見もとい観察してみませんか??
話題作「トリガー」に続き、インパルス板倉俊之の描き下ろし小説のコミカライズ化。作画は「トリガー」を圧倒的画力で描き切った武村勇治。主人公・二村孝次郎は幼馴染の修平とともに裏カジノでの儲け話を画策する…そして……待ち受ける蟻地獄…。手に汗握るアウトローサバイバル!!
「蟻地獄」という漫画を読んだ。 こちらは、人気芸人インパルス板倉さんが原作を手掛けた作品。 主人公(孝次)は親友の修平とパチプロで生計を立てていた。 そんなある日、浮浪者の様な男に裏カジノでの儲け話を持ち掛けられる。 孝次達はギャンブルで日頃から稼いでいる自信から自分達なら裏カジノでのイカサマも卒なくこなせると考え、儲け話に乗るのだが事態は最悪な方向へと転じていく。 裏カジノのオーナーにイカサマがバレた挙句、親友を人質に取られてしまう。 そして、助けたいなら5日間で300万円を用意しろと条件を提示されるのだった。 果たして孝次は親友を救えるのか、、、。 本作の見所は、窮地に追いやられた人間の脳裏を過ぎる大金を得るための非合法な手段。 終盤の心理戦。 全4巻ということもあり、一気読み必至。
by ヒノデ (67)第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作「夏休みの町」を収録した、新しくて懐かしい魅惑の作家、町田洋の初期作品集!眠れない建築士と建物の声を聴く男。丘の上の戦闘機とありふれた夏休み。君に会えない僕と屋上で見上げた空。夜とコンクリート。平坦な日常にある、もう一つの地平に見たことのない景色がある。町田洋の静かな世界がここに!
3.46
2588
発刊: 2017.09.15 ~
完結・全3巻
新刊通知
a舞台は埼玉県の、とある芸術大学。 主人公は、デザイン学科2年の吉持 星(よしもち・せい)。 デザインの才能はピカイチ、だけど潔癖症で人嫌い。 もうひとりは、美術学科2年の園部明里(そのべ・あかり)。 芸術的才能はないが、コミュ力と上昇志向の塊。 明里は吉持の才能を目の当たりにし、それに乗っかろうと企むが……。
芸大に通う女子大生の話なんだけど、美術的センスとか、美的感覚の視点だけではなく、デザインの腕や技術、速さなど職業としての視点からもデザイナーとしての才能を描いており、心に突き刺さる話やセリフが多く素晴らしい作品 全体的にコミカルで読みやすくもあり、美大生・大学生の特有のノリも読んでいて楽しいものになっている 加えて、作中作品の出来も秀逸で、というより作品内でしっかりと説得力のあるものが作品として出てくるのでその点も好印象 3巻という少ない巻数だけど無駄なエピソードが一切なく、天才と凡才の切ない関係が綺麗にまとめられており、個人的に結末とエピローグは名作と呼べるレベルだと思います。 でもこのキャラクター達も好きだったのでもう少し続きもしくは他のエピソードも読んで見たかった、、
by サ (572)貧困、虐待、JKビジネス。国内外から注目を集める最旬作家・真造圭伍が、この国に生きる少女の今リアルを見つめる衝撃の最新作!/刑事・山田はJKリフレのガサ入れ現場で、亡くした娘にどこか似た少女・詩織に出会う。母親からの虐待で家出を繰り返す詩織に迫る危険。山田は、少女を救うことができるのか。 希望を知らない家出少女と、希望を失くした中年刑事。 二人の出会いが、絶望を溶かしてゆく。
・あらすじ 摘発したJKリフレの現場で、警部補の山田は亡くなった娘によく似た少女、詩織に出会う。 母親からの虐待を受けていた詩織は、警察に家へ連れ戻された後も家出をし、その先で再び山田に出会う。 「家、泊めてくれませんか?」 かくして始まった2人の共同生活は、胸を抉るような展開へと発展していく。 ・感想 山田は詩織に、亡くなった娘の影を見ている。 詩織は山田に、本当の「親」の姿を見ている。 良いか悪いかを語ることの出来ない共依存だから、すっきりとした物語ではない。 完全な悪は存在せず、必然勧善懲悪は成り立たない。 途中のJKビジネスの摘発シーンなんかはいい例で、法律の不安定さを訴えかける。 母親も、一方的に責めることの出来ない立場にいる。 彼・彼女「だけ」が悪いなんてことはなくて、そこに至るまでの過程のすべてに責任がある。 「ギャングース」の鈴木大介さんや「最下層女子校生」の橘ジュンさんの協力作品なので、説得力はそれなりにあって、胸に来るものがありました。 ルポルタージュの1ケースを元にしたような漫画。
by ヴァッハ (209)再婚した母。離婚して以来、「彼氏」と暮らす父。そんな家族に囲まれて生活する高校生のまゆこはいま思春期の真っ只中。まゆこの「家出」から始まった、さまざまな人生が交差する心に染むランナウェイ・ストーリー。
3.69
2572
発刊: 2005.10.24 ~
既刊10巻
新刊通知
a19世紀英国。没落貴族の公爵家の娘・グレースは愛人のロウランド宅で謎の死を遂げた。彼女の息子ライナスとロレンスは実父・ロウランド伯爵に引き取られるが、ライナスは母の死にロウランド家の人々が関わっていると疑念を抱く。真相を究明しようとするライナスの孤独な闘いが始まった。
単身赴任の父親がいる「ともお」は、今は母と姉の3人で団地に住んでいる。終業式の日、母に成績のことで叱られたともおは、夏休みの計画表を立てろといわれるが…。ちょっとおバカで微笑ましい小学4年生・ともおが繰り広げる毎日は、爆笑としみじみの連続!! 団地住まいの小学生の姿を生き生き描く!!
3.37
2553
発刊: 2019.03.28 ~
完結・全4巻
新刊通知
a夏休み。父方の実家の田舎町に帰るといつも出迎えてくれる従弟がいる。 主人公の航平は毎年従弟の成長を楽しみにしているのだが、今年久しぶりに会った従弟は透き通った黒い髪を伸ばしてポニーテールにしていた。 ポニテのせいで、ふとした仕草がまるで女の子みたいで……。 “褐色ポニテショタ”のいる日常――。
3.69
2549
発刊: 2020.03.06 ~
既刊2巻
新刊通知
a【電子限定!描き下ろし特典マンガ1P収録】『浪費図鑑』の劇団雌猫が贈る話題書をコミック化!メイク道を爆進するうちにあだ名が「叶美香」になった女、“推しネイル”にハマって猛練習する女、仕事場での“アドバイス”にうんざりしている女など、メイクを通して見えてくる、「社会」や「自意識」と戦う女たちの悲喜こもごも。「自分がどうありたいか」と向き合う、共感必至のオムニバス・ストーリー!
3.70
2544
発刊: 2020.01.17 ~
既刊13巻
新刊通知
aパニック障害、うつ病、発達障害──。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。 精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願う──。 「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」
南海の離島・古志木島(こしきじま)。医療設備もままならないその島へ、東京の大学病院にいたという、何やらわけありの外科医・五島健助が船酔いに耐えながらやってきた。だが着任初日、診療所を訪れた患者はゼロ。看護婦の星野は「この島の人達は、本当に具合が悪かったら、本土の病院に船で6時間かけて行くんです。誰もこんなとこで診てもらいたくないですからね」と言う。なんだか気が抜けてしまった健介だが、その日の夜「タケヒロが大変だ」と、友達のクニオが血相を変えてやって来た。早速タケヒロの家に行った健介は、急性虫垂炎と診断。早急に手術をしないと、命が危ない。しかし島に来る医者を信用していないタケヒロの父親は、健介が手術することを拒否。船で本土の病院へ運ぶという。
同棲していた恋人に振られた大前有香、29歳。 25歳の妹・すみ香と、母親のいる地元・大阪に帰省するも癒されるどころか鞭打たれ、 ついには“母親命令”により妹と東京で同居することに。 『さらぴんの生活、始めよーやあ!』 姉妹と母親、“おんなだけ”の家族物語、いざ開幕!!