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峰浪りょう
3.94
11254
発刊:2016.03.18 〜
完結・全17巻
初恋限定・脳内彼女が見えちまうラブコメ! 何事にも情熱を燃やさぬ 平熱”省エネ”高校生・タロウくんの前に、 超どストライクな空飛ぶ美少女・イヴが現れた! 彼女の正体は、タロウの欲望&妄想&願望を凝縮した 脳内彼女的存在=”初恋ゾンビ”だった!! タロウの平穏な日々は、かくして一変し──!? 少年サンデーが放つ次世代ラブコメ、ここに開幕!!
132件の評価
D
5.0
ここまでの作品は滅多に無いと思う。最終巻でどう展開が進展するのかとヒヤヒヤしていましたがこんなにも綺麗に終わらせて下さって感謝しかないです。初恋ゾンビは一貫して「失恋との向き合い方」を描いた作品だと思います。自分は小、中学生の頃の初恋を未だに引きずっているのですがこの作品を読んでこの想いとの向き合い方をとても考えさせられました。ずっとずっと苦しかったですがタロウ達に感情移入する事で何度も救われました。タロウの海火野さんへの言葉は胸に刺さりました。ありがとう。初恋ゾンビを読んでいなかったら多分ずっと恋愛に前向きになれなかったと思います。峰浪りょう先生の益々のご活躍を期待しています。
ギヨタン
4.5
このレビューにはネタバレを含みます。
峰浪りょう先生は、文学的で抒情的な重苦しい恋愛作品を描く作家さんだと思っていたので、『初恋ゾンビ』の連載開始当初は、非常に衝撃を受けた記憶があります。ネットでも「同じ作家だとは思わなかった」「少年誌向けに作風を変えたのか」等の読者の呟きを数多く見かけました。 ただ「ちょっとエッチなラブコメ」だったのは前半までで、後半からは徐々にシリアスな展開が増えていき、「やはり峰浪先生の漫画だなあ」と妙に納得してしまいましたね。「初恋ゾンビ」という想像上の産物に捉われ、現実の女性を遠ざけようとするタロウの行動に若干のイラつきを覚えながらも夢中で読んでいました。リリスへの告白シーンは特に印象的で、ここで「ああ、この作品は恋愛物語ではなく、全17巻を通して恋が出来るようになるまでの下地を整える成長物語だったんだ」ということがわかり、最後の最後で一気に引き込まれました。 ラストシーンの手を繋いで歩いていく2人を見守るイヴの姿には感極まりましたね。本当に最後まで楽しく読まさせて頂きました。でも個人的には江火野さん推しだったので、彼女が報われるところも見たかったなあ~。
パパップ
他人の初恋の相手が見える不思議な力を持つ少年少女の初恋を巡る学園ラブコメ。前作?の溺れる花火からのファンで峰浪りょう先生が少年誌に来た時は驚いたが無事に大団円を迎えて一安心。コミスペに掲載されているインタビューでは作品や先生の裏側を知られるので初恋ゾンビを既読の方は是非。今1番アニメ化して認知度が増えて欲しい作品です。
Hana’chan
んやさん
re_na
2019年6月18日:本日発売のコミック新刊
【インタビュー】『初恋ゾンビ』峰浪りょう「二人は恋をやり直した」【完結&17巻発売記念!】
2019年5月17日:本日発売のコミック新刊
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