星屑テレパス

大熊らすこ

4.02

4633

発刊:2020.07.27 〜

既刊3巻

『星屑テレパス(1)』巻の書影
『星屑テレパス(2)』巻の書影
『星屑テレパス(3)』巻の書影
せーふぁさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
4.02

28件の評価

5.0

1巻まで読みました

「おでこぱしー」という見てるこちらが恥ずかしくなりそうなビジュアル的ポイントを軸に、宇宙人のユウや仲間たちとの出会いを通じて成長していく内気な主人公海果の姿を描いたまんがタイムきららの話題作。

まず表紙を見て分かる通り絵がとても綺麗です。また、コマ周りの遊びがとても凝っていて、4コマにありがちな「コマが同じ大きさだから見ていて飽きる」ということが全くありません。かといってうるさくもなく本当に読みやすい。4コマの新しい可能性を見出した気がしてとても驚きました。
総じて絵的なクオリティは文句無しに満点です。

次にキャラクターですが、どの子も魅力に溢れていて微妙と感じる子は一人もいません。ネタバレになるので詳しく語れないのが残念で仕方ありませんが、差し障りない範囲で言えば冒頭で述べた通りやはり主人公である小ノ星海果の「内気だけど健気に夢に向かって頑張る姿」ですね。見た目は弱々しくても殻に閉じこもらない。困難にぶつかっても決して諦めない。彼女のそんな姿にあなたの心もきっと打ち抜かれるはずです。
そんなわけでキャラクターも見事な満点です。

最後にストーリー。宇宙を目指すというなかなかぶっ飛んだ目標のため最初のうちは「確かに良い話だけどこの調子でちゃんと続くの?」と思ってしまうかもしれません。しかし1巻を読み終える頃にはそんな疑問もどこへやら、作品の世界へ引き込まれているでしょう。先生はそのあたり完全に計算した上で1話1話描かれたようで、1巻ラストは本当に綺麗な形で終わっています。と同時にこれからどうなるんだという気持ちも湧いてきて次が読みたくなる。この構成力にはもはやぐうの音も出ません。言うまでもなく満点です。

ここまで長々と話しましたが最終的に言いたいのはこれだけです。百聞は一見に如かず。とにかく買ってください。そして読んでください。
読書感想文というものが大の苦手で、いくら好きな作品でも今の今までこういったものは一度も書いたことがなく、これが人生初レビュー。そして雑誌のアンケートを書いたのも先生へのファンレターを書いたのもこの作品が初めて。だから何だって話なんですが、少なくとも私にとっては間違いなくそれだけの魅力が詰まった作品なんです。皆さんにとってもそういう1冊になることを心から祈っています。

5.0

1巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

間違いなく次に来るきらら作品

私が星屑テレパスの1話を読んだときに思ったことは、「この作品は絶対に伸びる!」という想いでした。1話で最初に目を惹くのは水彩調の美しいカラーの扉絵、そしてかわいい登場人物、あとは何といっても『おでこぱしー』。私はこの素晴らしい1話に魅せられてしまったのです。まんがタイムきららの作品は、話が進むにつれてどんどん面白みが増していく漫画がとても多い印象があります(決して1話が面白くないということではございません)。そんな中、星屑テレパスという作品は1話から私の心を鷲掴みにしてきたのです。1話からこんなに面白い星屑テレパス、2話や3話、さらには連載が決定して1巻が出る頃にはどのようなストーリーになっているのか、ワクワクが止まりませんでした。
実際、星屑テレパスは話数を重ねるごとにどんどん面白くなっていきました。"宇宙一"やさしい遥乃ちゃんや厳しい言葉ながら相手を思いやるやさしさと大きな野望を持つ瞬ちゃんが仲間に加わりどんどん深みが増していくストーリー。特に6話から8話にかけての海果ちゃんの行動の変化にはとても感動してしまいました。7話で明かされている通り、海果ちゃんは中学2年の時に瞬ちゃんに話しかけようとして失敗しました。それを覚えていた瞬ちゃんは6話で海果ちゃんの真意を問いたのでした。その時は一人で答えられなかった海果ちゃんですが、明内さんに背中を押されて何度も瞬ちゃんの家に訪れます。ここに海果ちゃんの成長をすごく感じることが出来ました。それと同時に、拒絶されるかもしれないのに何度も瞬ちゃんの家に行く海果ちゃんの精神の強さ、根気を感じることが出来て感動しました。
星屑テレパスは、夢を追いかけることの尊さを教えてくれました。多くの人は、大きくなるにつれてどうしても現実を見てしまいがちです。そんな中海果ちゃんはとても大きな夢を持っています。そしてそんな海果ちゃんの夢を、そこにいるみんなが応援しているのです。人は誰しも夢を持っているものです。星屑テレパスはその夢を叶えることを応援してくれる作品なのです。

12

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