大熊らすこさんの作品の書影

大熊らすこ

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『星屑テレパス』の書影

星屑テレパス

3.99

4618

発刊: 2020.6.1 ~

既刊3巻

内気な少女・海果の悩みは、極度のあがり症でうまく話せないこと。彼女はいつしか友達作りを諦めてしまっていた。そんなある日、転校生のユウが現れる。なんとユウの正体は宇宙人で、「おでこ」同士をくっつけると、相手の気持ちを理解できる「おでこぱしー」の能力を持っており……!?新進気鋭の作家・大熊らすこが描く、"百合"と"宇宙"のめくるめく青春ストーリー。

作品レビュー

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5.0

1巻まで読みました

ちょっと不思議な出会いの先には、少女たちの努力と希望が詰まっていた。
……そんな純真無垢なお話が、本作『星屑テレパス』です。


主人公・海果ちゃんは他の人とコミュニケーションを取るのが苦手な女子高校生。
その海果ちゃんの前に流れ星のようにやってきたのは、おでこを通じて相手の心を読み取れる『おでこぱしー』が使える宇宙人・明内ユウちゃん。
この二人が出会うところから、本作の目標である”宇宙を目指す”という物語がはじまります。


宇宙という目標は言うまでもなく高校生にとっては壮大過ぎる"夢"ですが、それをけっして馬鹿にしたり、宇宙人の超能力…魔法で解決したりせず、自分たちが今できることを全力で形にしていきます。
ロケットを完成させる技術や予算がないことを分かりつつも、一歩一歩……一歩一歩、時には遠回りしつつも着実に歩んでいく姿には、繊細さの中に芯の強さも感じて、読んでいて思わず主人公・海果ちゃんを応援したくなります。


表紙をひと目見て気になった方もなんとなく前から本作を知っていた方も、ぜひ手にとって、女の子たちがゆっくり進んでいく姿を見守ってみてください。
教室の一角でもキラキラと確かな輝きを感じる1巻のこの表紙は、海果ちゃんたちの努力の輝きをうまく表現したものじゃないかなと思ってます。

星屑テレパス

レビュー(31)件

既刊3巻

5.0

1巻まで読みました

タイムきらら本誌の期待の星です!他の方が述べられているので内容についてはすこし省略ですがとにかく一人一人がかわいい!メインキャラだけでなく序盤によく登場する名無しのクラスメイトにも力が入っているように感じます

そして塗り方、と言えばいいのか感激を受けたのは「おでこぱしー」に代表される少女漫画のような儚さのあるタッチ。これがとっても綺麗で綺麗で一気に引き込まれますね!そしてその「おでこぱしー」無しではこの作品は語れません!主人公は人と話すのが苦手
…ならテレパシーだ、とんでもないアイデアですよね。でも少しずつ頑張って話そうとする海果いいよね…

コマの装飾やちびキャラも素敵です!星屑が綺麗!そして個人的に好きなものがサブタイトル、1話でいうと『彗星エンカウント』等のやつです。えもえもじゃないですか…!!

とにかく読んでみてください!感じ方は人それぞれ、と言いますか、散りばめられた魅力の拾い方でいろんな楽しみ方ができる作品です。4コマ漫画とは思えないような書き込まれた描写の中に、あなたの胸に刺さるものがきっとあるはずです!それはきっと星の数ほど

もう一度、透き通った『夢』感じてみませんか?

星屑テレパス

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既刊3巻

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