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大熊らすこ
3.95
4618
新刊通知
発刊:2020.07.27 〜
既刊4巻
33件の評価
せーふぁ
4.0
これからのきらら4コマを牽引していくであろう星屑テレパス!!!素晴らしき部活青春百合漫画。4コマで密度が濃い。満足度高し。まんがタイムきららの4コマ漫画。「おでこぱしー」という、おでことおでこをくっ付けると相手の思考を読み取れる力がある宇宙人の明内ちゃんと、引っ込み思案で地球以外の星にいくのが夢の海果ちゃん。ふたりは、有人ロケットを造って宇宙へ旅立つことを夢に、友達になります。作画が凄く綺麗です。電子で読んでも潰れてるところは見る限り無くて美しい。しかも、4コマ漫画でありながらほとんどセリフやイラストがコマの枠をブチ破ってて、ひとコマひとコマが濃いので読み応え抜群! きららの次代を担う作品。
とってぃ
「おでこぱしー」はもっと流行るべき
岩崎いずみ
5.0
人と話すことが苦手な内気な高校生、小ノ星海果ちゃんが、突然出会った宇宙人転校生の明内ユウちゃんに出会い、宇宙へ行くロケットを作る目的の元、遥乃ちゃんや瞬ちゃんも混ざり、目的に向かって少しずつ動いていく所が描かれたこの作品ですが、ユウちゃん達の行動や言動の影響によって、目に見えて成長していく海果ちゃんの姿は読んでいて非常に分かりやすく、応援したい気持ちになりました。彼女の成長と共に、この作品の終着点は一体どこにたどり着くのだろうと想像しており、ますます次の話が気になっています。そして何より、非常に細かく美しいイラストはとても素晴らしかったです。『おでこぱしー』の部分や赤面は特に印象に残りました。2巻も楽しみにしております。
すとら
ちょっと不思議な出会いの先には、少女たちの努力と希望が詰まっていた。……そんな純真無垢なお話が、本作『星屑テレパス』です。主人公・海果ちゃんは他の人とコミュニケーションを取るのが苦手な女子高校生。その海果ちゃんの前に流れ星のようにやってきたのは、おでこを通じて相手の心を読み取れる『おでこぱしー』が使える宇宙人・明内ユウちゃん。この二人が出会うところから、本作の目標である”宇宙を目指す”という物語がはじまります。宇宙という目標は言うまでもなく高校生にとっては壮大過ぎる"夢"ですが、それをけっして馬鹿にしたり、宇宙人の超能力…魔法で解決したりせず、自分たちが今できることを全力で形にしていきます。ロケットを完成させる技術や予算がないことを分かりつつも、一歩一歩……一歩一歩、時には遠回りしつつも着実に歩んでいく姿には、繊細さの中に芯の強さも感じて、読んでいて思わず主人公・海果ちゃんを応援したくなります。表紙をひと目見て気になった方もなんとなく前から本作を知っていた方も、ぜひ手にとって、女の子たちがゆっくり進んでいく姿を見守ってみてください。教室の一角でもキラキラと確かな輝きを感じる1巻のこの表紙は、海果ちゃんたちの努力の輝きをうまく表現したものじゃないかなと思ってます。
FLAG
4.6
言葉が出なくて人と上手く話すことができない少女・小ノ星海果が自分の居場所が地球に無いとしても宇宙なら・・と思っていたところに宇宙人を自称する少女・明内ユウが現れたところから始まるストーリー。宇宙への憧れもあり、宇宙人だというユウと親しくなろうと海果が懸命にコミュニケーションを取ろうとする姿は印象に残ります。ユウはおでこをくっつけることで相手の思考を読み取る「おでこぱしー」の特殊能力を持っていて、なかなか自分の意思を伝えられない海果の意思を汲み取ってくれるので、まさにピッタリの組み合わせだなと思いました。宇宙に行きたい海果と自分の里がある宇宙に戻りたいユウ、同じ宇宙に夢を持つ二人が出会った事でお互いにどんな変化が起きるのか、ほのぼのかつ、ちょっと百合風味のまじったきらら作品らしいお話だなと思いました。
ゆうれい??
このレビューにはネタバレを含みます。
宇宙人に憧れてた内気な女の子の海果が宇宙人であるユウと出会うことで始まる青春百合物語です。この作品の良いところはなんといってもキャラがめちゃくちゃ可愛いです!良い子が多すぎる...心が浄化されます。また、一話一話がドラマのようにとても感動する話になっていて様々な出来事を通して海果が成長する、そんな話です!私の一推しは瞬ちゃんで、予想通りツンデレっぽくて、これからがとても楽しみです!
プロメテウス
女の子と宇宙人が出会うお話です。日常生活に非日常が訪れるタイプのお話で面白いです。
ギヨタン
「この星で言葉が通じないのなら言葉が通じる星を探せばいい!伝わる仲間を探せばいい!!」主人公の海果はコミュ障で友達を作ることができず、居場所を失っている女の子です。彼女は「テレパシー能力を持つ宇宙人ならコミュ障の自分のことを理解してくれるかもしれない」と前向きだか後ろ向きだかよくわからない願望を持っているのですが、進学した高校で本物(?)の宇宙人の明内ユウと出会います。宇宙船が故障し、一部記憶も失ったユウのため、仲間と共に宇宙を目指す――そんな物語です。特に好きなのが「おでこぱしー」というおでこをくっつけて行うテレパシーという設定ですね。ゆりゆりなコミュニケーションが可愛過ぎます。宇宙へ行くためロケットを作るというのが大筋ですが、小難しいSF漫画ではなく、実際はそのロケットを作る過程で仲間が増え、前向きになっていく海果の成長物語になっています。きらら作品らしい女の子たちの可愛くて愉快な青春に萌える非常に楽しい漫画なのでオススメします。
にゅーぱせり
タイムきらら本誌の期待の星です!他の方が述べられているので内容についてはすこし省略ですがとにかく一人一人がかわいい!メインキャラだけでなく序盤によく登場する名無しのクラスメイトにも力が入っているように感じますそして塗り方、と言えばいいのか感激を受けたのは「おでこぱしー」に代表される少女漫画のような儚さのあるタッチ。これがとっても綺麗で綺麗で一気に引き込まれますね!そしてその「おでこぱしー」無しではこの作品は語れません!主人公は人と話すのが苦手…ならテレパシーだ、とんでもないアイデアですよね。でも少しずつ頑張って話そうとする海果いいよね…コマの装飾やちびキャラも素敵です!星屑が綺麗!そして個人的に好きなものがサブタイトル、1話でいうと『彗星エンカウント』等のやつです。えもえもじゃないですか…!!とにかく読んでみてください!感じ方は人それぞれ、と言いますか、散りばめられた魅力の拾い方でいろんな楽しみ方ができる作品です。4コマ漫画とは思えないような書き込まれた描写の中に、あなたの胸に刺さるものがきっとあるはずです!それはきっと星の数ほどもう一度、透き通った『夢』感じてみませんか?
みゃーこひたちの
4.8
ひとことでいえば「鮮烈」。きららの到達点のひとつの予感!海果とユウの『おでこぱしー』の出会いはまさに衝撃で、「ときめき」に満ち溢れたもの。宇宙という共通の「夢」を見出し、遥乃とも仲を深めていくうちに「希望」が芽生えはじめます。そして、瞬の家を訪れてからの心を大きく揺さぶる展開は、海果の「勇気」が印象強く描写されています。1つの巻にまんがタイムきららの4つの要素が色濃く詰め込まれ、繊細で美麗な絵柄と、コマからどんどんはみ出すキャラやセリフが、読んでいて楽しくなります。今後に大きく期待を寄せたい作品です!
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