この漫画のレビュー

5.0
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1.0
3.92

685件の評価

5.0

3巻まで読みました

このご時世、身の回りにはたくさんのストレスが付き纏います。でも仕事しなきゃ....学校行かなきゃ....という人にオススメしたい漫画です。もちろんそうでない人にも勧めますが。

まず登場人物が魅力的。七草ナズナは人間を超越する力を持ちながらもコウくんには対等に友達として接してくれる。自分の力にこだわりがなく自由な感じが親しみやすさを感じます。夜守コウに関しては「現在の生活に満足していない、もしくは面倒臭いと思っている」という点が現代人にとっては感情移入しやすいんじゃなかろうかと思います。またメンヘラさんや桔梗セリの心情を理解しようとする優しさも持っていて結構良い人です。魅力的なキャラクターはまだいますが(朝井ちゃんとか)キリがないのでここまで。

もう一つこの漫画のいいところは、舞台が「そこまで大きくないがそれなりの人口がいそうな都市」であること。もし舞台が前作のようなド田舎だったり、いわゆる「眠らない街」と呼ばれるような大都市だったら、夜中に出歩くことへの背徳感とかドキドキする感じは薄れてしまうような気がしますね。

内容以外の好きなところはやっぱりコトヤマ先生の絵。特に手。手がなんかエロい。男女問わずエロい。あとは登場人物の持ち物も面白い。コウくんの携帯とかナズナちゃんのプレステとか。
あと他の漫画と比べて値段が安い。なんで?

このレビューで面白さが伝われば満足です。

5.0

 みんな〜!
 今このレビューを読んでいるみんな〜!

 線の細い女の子が大きめの黒い服を着てるシチュエーション、大好きだよね。

 自分よりちょっと強気で粗野っぽい女の子に振り回されるシチュエーションも、大好きだよね。

 でもその子が実はめちゃくちゃウブで、恋愛の話とか始めた途端に恥ずかしくなって話を逸らそうとするのも、大好きだよね。

 分かってる。好きなんです。オタクはみんなそういうのが好き。
 だからそんな貴方は今すぐよふかしのうたを読め。なぜならこの漫画には今まで挙げてきた『良いもの』が全部詰まっているから。

 ギャグが多かった前作のだがしかしと比べて、今作は全体的に『恋愛』、ひいては『人との関係』を描くことに重きを置いているように思えます。
 本編を通じて一貫して描かれている主人公の『恋愛がわからない』という悩みは、誰しもが思春期に一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

 僕はコトヤマ先生のギャグも非常に好きですが、だがしかし後半で特に表現されていた恋愛に関する表現も非常に素晴らしいと感じていて、今作はその側面が大いに発揮されています。
 だがしかしを読んで面白かった人は絶対に読んでください。だがしかしを読んでいなくても読んでください。文句なしの満点の漫画です。
読め!!!!!!!!!!!!!!!!

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