ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~

麻生羽呂高田康太郎

3.57

8268

発刊:2019.03.19 〜

既刊13巻

『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(1)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(2)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(3)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(4)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(5)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(6)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(7)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(8)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(9)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(10)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(11)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(12)』巻の書影
『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~(13)』巻の書影
さんDさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.57

210件の評価

3.4

8巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

パンデミック・サバイバルの科学的根拠とか、ゾンビを殺す倫理観とか、荒廃した世界の悲壮感とか、そういう細かいことはすっ飛ばしてひたすらコメディ、ギャグに振りきった良い意味でのB級さが面白い作品。
ゾンビがテーマの作品は溢れんばかりにあるけど、この作品に関してはもはやゾンビというテーマは気持ち良いくらいにガン無視して、病みかけていた主人公がやりたいことをやるということが集中して描かれており、危機的状況であるはずなに、ノリの明るさとありがちな人間の欲望を解放している様が目新しさは無いけどストレートに笑える
序盤はこのギャップで楽しくスラスラ読めたが、中盤からシリアスというほど深くはない、しかし真面目なシーンが多く、少しサムい流れが続き、萎えてしまう。
自治、親孝行、AI、哲学など深掘りすればこのサバイバルなシチュエーションと交差して考えさせられる内容になる可能性もあったが、基本ギャグで乗り越えてしまい上記のテーマについて浅く取り上げられる程度終わってしまうため中途半端に暑苦しい話となっている。
もちろんこの作品は良い意味での雑さが魅力なので、その選択は間違いではないのだが、それならば変に堅いシーンは入れずに、ひたすらしたいことをする全国行脚を描いた方が素直に読みやすいのではと感じてしまった。
しかしそれだと話が一辺倒でアクセントがなくなってしまい、ダラダラしたストーリーになる危険性もあるので難しいところ

4.9

4巻まで読みました

ゾン100(ゾンビになるまでにしたい100のこと)という漫画を読んだ。

ゾンビを題材にした作品が好きな僕にとって最高な漫画だった。

コメディ×ゾンビの相性が最高なことは多くのゾンビコメディ映画(ゾンビランド、ショーンオブザデッド、ロンドンゾンビ紀行、etc...)で実証されているが、例の如く本作も面白い内容になっている。


ブラック企業に勤めていた本作の主人公は、ある日のゾンビ襲来によって仕事に行く必要が無くなる。

このことに歓喜した彼は、ゾンビになるまでにしたい100のことをリストアップして全て実行していくのだった、、。


本作を読んだ方ならなんとなくわかると思うが、おそらく著者はゾンビ映画を沢山観ている。

作中でヒロインが観漁っていたゾンビ映画も実在する作品だ。

「28日後」や「ゾンビランド」のタイトルが描かれていた。

ちなみにゾン100が好きな方は間違いなくゾンビランドが好きだと思うので是非観てみて下さい。

ちなみにゾンビランドでは生き残る為のルールリストが出てくるのだが、このリストをゾン100のヒロインも作っていた。

そして、ゾンビが蔓延る町へと普通に外出する主人公の姿は「ショーンオブザデッド」を彷彿とさせる。

つまり何が言いたいかというと本作は、ゾンビ映画大好きな方々も漏れなく楽しめること間違いなしの名作ゾンビ映画のハイブリッドコミック!

12

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